レジャーといえばアウトドア、アウトドアといえば自然!
都内から、わずか数十分から数時間程度で行けてしまう東京都管轄の伊豆諸島。手付かずの自然や離島ならではの風土や動植物など、一言では語りつくせない魅力があります。
どの島も行く価値ありですが、自然遊びが大好きな管理人が、新島で遊び尽くしてきました!
第一弾は、下田港ターミナルへのアクセスやそこから出航している神新汽船のカーフェリー、「フェリーあぜりあ」の料金・船内の様子などを徹底解説して行きます!
Contents
下田港ターミナル発神新汽船「フェリーあぜりあ」にて出港
新島へのアクセスは大きく分けると全部で3つ。
船を利用する場合は、東京・竹芝桟橋より東海汽船の高速船・大型船に乗船、または下田港より神新汽船のカーフェリーに乗船するかのどちらかです。
飛行機(プロペラ機)の場合は、新中央航空の調布飛行場より発着しています。
今回の旅は2泊3日のフェリー旅。下田港出船、友人ファミリー(親子)と私の3人旅です。
伊豆半島から離島へGo
ちょうど三連休だったため、9時30分出港にも関わらず、待合室は8時30分の段階でやや混雑、最寄りの駐車場もいっぱいでした。
確認!地元民からのアドバイス
港には無料駐車場(17台)があります。ただ、駐車場は先着順。加えて、下田港堤防(犬走島)は釣果がそこそこ期待できる堤防のため、連日釣り客がいます。そのため、オンシーズンはほぼ停められません。しかしながら、港からほど近い『下田公園駐車場』は無料で停められる可能性が高いので、混雑時はチェックしてみてください。
※混雑を避けるために、できるだけ公共交通機関を利用するか、有料駐車場をご利用ください。また、駐車は自己責任でお願いします。
※この駐車場は6/1~6/31に毎年開催される、「あじさい祭り」中は駐車できなくなります。ご注意ください。
チケット類は港内の神新汽船下田営業所にて当日購入します。
今時インターネット予約ができないのもいささか不満ですが、仮予約程度は電話で済ませておいた方がいいかもしれませんね。
受付にて片道約4,000円のチケット(季節によって数百円変化します)を往復分購入し、手荷物(サーフボード)のチケット700円も購入。
上記は往復分のサーフボード用のチケットですが、行き帰りでそれぞれ購入します。あまり大声では言えませんが、帰りは現場徴収なので、徴収されなければ払わなくて済みます(払わなきゃダメですけどねw)。
荷物のサイズによっては、別途料金がかかりますのであらかじめご確認ください。
手回り品券 | 1個 | 500円 |
---|---|---|
サーフボード券 | 1枚 | 700円 |
ボディーボード券 | 1枚 | 700円 |
ペット券 | 1枚 | こども2等運賃と同額 |
自動車や自動二輪車、自転車などの運搬も別途料金、そして完全予約制です。詳しくは神新汽船公式サイトをご参照ください。
Check!!
公式神新汽船株式会社
フェリーあぜりあ 下田〜新島の所要時間
運航は月・木・土曜の「下田」→「神津島」→「式根島」→「新島」→「利島」→「下田航路」の運航と、火・金・日曜の「下田」→「利島」→「新島」→「式根島」→「神津島」→「下田航路」の逆周りの運航があります。※水曜定休日
いずれも出航は9時30分。今回は土曜出航のため、少し遠回りの航路で新島到着は13時30分の約4時間の船旅でした。※逆周りで2時間40分
船内の様子
貨物室・甲板・屋外
タラップを渡って乗船すると、まずはサーフボードや釣り竿などの大きい荷物を1Fに置くように促されます。
タラップも一部階段ですが、階段手下げなので、原則一人で持てない荷物の持込は控えましょう。
貨物室の画像は撮り忘れましたが、1Fに荷物類、車両なども収納されています。
船内はそこまで広くはないものの、清掃が行き届いていて船外(屋外)もサビや汚れはほとんどありません。
ちょっとした段差はありますが、バリアフリー対応もされているので車椅子の方やお年寄りでも安心して乗船可能です。
外にも席が完備されているので、あえて外で潮風を浴びながらの船旅もいいかもしれないですね。
さらに2F(実質3F)に上がることもでき、そこに1等客室、特2等客室があります。2等客室のチケットでも上の階へ行くことができるので、デッキから見晴らしのいい2Fの甲板で潮風を浴びることも可能です。
船内(トイレ・通路・客室など)
2014年12月に就航されただけあり、古臭さは一切なく船内は清潔そのもの。通路左側がバリアフリー席となっています。また、並んでその奥がインフォメーションです。
通路右手にトイレ。
こちらもゴミひとつなく清潔感が漂っています。公共のトイレのような変な落書きや壁パンした痕跡などもなし。
そして船内にはカップ麺(日清)、ビール(サッポロ)、ジュース(サントリー)の自販機も配備。
酒の自販機も年々減ってるのでちょっとレアかもしれないですね。
自販機隣のスペースにモニターやらパンフレットやらが置かれ、ゴミ箱も併設。
画像内の白い両開きの扉からそのままフェリー右側の外(喫煙所)に出られます。
そして一番スペースを取っているのが2等客室。
2等室は4区画からなり、スペースがあれば自由に使えます(土足厳禁)。クッションもいくつか配備されているのでしっかりと寝て疲れを癒すことも可能です。
雑魚寝スタイルとはいえ、2等席でも十分快適に過ごせます。ただ、混雑時(オンシーズンのピーク時)は立ちっぱなしになることもあるそうです。
今回も少し人は多めで通路にもゴザを敷いているグループが何組かありました(ゴザは船内完備で自由に使えます)。
確認
定員は240名まで可能です。クルーの方に聞いたところ、ここまで人が乗ると譲り合わないと絶対に座れないとのことです。寸法を測ってないのでやや不確かですが、240名というのは、約1帖(910×1820mmぐらい?)のゴザに6名座れる計算とのことです。スペース確保したからいいやではなく、混雑時は譲り合いましょう。
道中の風景・途中寄航した港など
時速はマックス約25km/h(航海速力:15.20ノット)とのことでしたが、ものの数十分で海の色が変わっていくのがわかります。
道中はベタナギ(風がやみ波が穏やかになること)だったこともあり、揺れも少なく少し心配していた船酔いも一切ありませんでした。体感的にはジャンボジェットの揺れぐらいのイメージです。
神津島は撮り忘れてしまいましたが、途中寄航の式根島です。
先に神津島、式根島に寄るコースだったので、新島に着く頃には船内の混雑も解消され、最後の30分は広々使えて快適そのものでした。
新島到着
先にあげた画像内にも写っていますが、船の発着時には必ず保安庁の職員と警察がいます。島に入る人、出る人をしっかりカウントもしてますし、変な人を入れない、持ち込ませないといったことはしてるみたいですね。
僕も変な人認定されないか震えながら通りました(笑)
港に着いてやはり驚くのは海の美しさ。
下田のビーチも水質は最高クラスのAA(極めて水質の良好な海水浴場)なんですが、色が明らかに違います。
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料金
単位:円 | |||||
下田 | |||||
2等 | 4,000 (300) | 利島 | |||
特2等 | 5,990 (440) | ||||
1等 | 7,990 (590) | ||||
2等 | 4,000 (300) | 550 (60) | 新島 | ||
特2等 | 5,990 (610) | 830 (90) | |||
1等 | 7,990 (590) | 1,100 (120) | |||
2等 | 4,000 (300) | 780 (80) | 270 (30) | 式根島 | |
特2等 | 5,990 (610) | 1,180 (130) | 400 (40) | ||
1等 | 7,990 (590) | 1,570 (170) | 540 (60) | ||
2等 | 4,000 (300) | 1,180 (130) | 810 (90) | 570 (60) | 神津島 |
特2等 | 5,990 (610) | 1,770 (190) | 1,210 (130) | 860 (90) | |
1等 | 7,990 (590) | 2,350 (250) | 1,610 (170) | 1,140 (120) |
上記金額は、大人:片道料金です。また、季節によって多少変動しますので目安としてご参考ください。また、こども(小学生)は上記金額から半額、「幼児(1歳以上6歳未満)」、「乳児(1歳未満)」は無料となります。
※「おとな」1名につき「幼児」が1人を超えて乗船する場合(2人目からは「こども」料金が必要)。
※「幼児」、「乳児」が1名で指定席・寝台等を利用する場合。
※「幼児」が単独で利用する場合。
クレジットカードが利用できないため、キャッシュでのお支払いとなります。ご注意ください。
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所要時間目安
天候や運航状況によって多少前後します。おおよその目安としてご参考ください。
アクセス
伊豆諸島・離島を思い切り楽しむために
せっかく離島に行くなら、普段できない体験を思い切り楽しみたいですよね。
現地の人に聞いて行き当たりばったりの旅も楽しいですが、前もって準備しておけばさらに充実すること間違いなし!
大人も子供も“行ってよかった”と思える体験を満喫しましょう!
アクティビティジャパンでアウトドア体験
「アクティビティジャパン」は、日本全国 の様々なアウトドアスポーツ・文化体験を予約できるサービスです。
離島ではやはりマリンスポーツが人気!ダイビングやスノーケリングなど、本州では見ることができない美しい海や魚たち。
日本国内200以上のジャンルに約13,000プランの最高のワクワクする体験があなたを待っています!
Check!こんな人にオススメ!
- 普段できないレジャー体験を楽しみたい!
- インストラクター付きで安全と安心を確保しながら楽しみたい!
- 一人でも大人数でも季節問わず楽しみたい!
日本全国13,000以上の遊びが見つかる!
あとがき
日本は島国なので360°海に囲まれています。
各所に美しい景観や手付かずの自然はありますが、やや“手軽さ”は欠けます。伊豆諸島は都内からも数十分〜数時間程度で行ける非日常を味わえる最高のスポットです。
下田からならそのまま車で行けるのでドライブ好きの方はぜひチェックしてみてくださいね!
伊豆半島から離島へGo