BATジャパンより「glo(グロー)」シリーズの新モデル「glo hyper pro(グロー・ハイパー・プロ)」が登場です。
製品の移り変わりが激しい加熱式たばこ市場で、本モデルはかなり魅力的なデバイスに仕上がっています。
今回メーカーよりいち早くサンプル提供をいただいたので、詳しくレビューしていきます。
確認
20歳未満の者の喫煙は、法律で禁じられています。
加熱式たばこの煙(蒸気)は、周りの人の健康への悪影響が否定できません。
健康増進法で禁じられている場所では喫煙できません。
加熱式たばこの煙(蒸気)は、発がん性物質や、依存性のあるニコチンが含 まれるなど、あなたの健康への悪影響が否定できません。
Contents
glo hyper pro(グローハイパープロ) インプレッション
従来モデルでも充分スタイリッシュでしたが、今回の「glo hyper pro(グローハイパープロ)」はさらにスタイリッシュさが増しています。
- グリップ感のいいやや縦長スリム形状
- 視認性の高いAMOLEDディスプレイ採用
- 新技術「HEATBOOSTテクノロジー」採用
ガジェット感満載のデザインでワクワク感がそそられるだけでなく、新しい加熱技術により2種のモードや起動時間はそのままに、吸い応えも向上。
通常(スタンダード)モードのセッション時間は30秒も延長されているので、gloユーザーにとってはかなり嬉しい性能アップではないでしょうか。※X2と比較
同社従来モデルの雰囲気は保ちつつも、全く新しいデバイスとして生まれ変わった「glo hyper pro(グローハイパープロ)」。今後gloのスタンダードデバイスとなるのでしょうか。
- HEATBOOSTテクノロジーにより吸い応えアップ
- スリムボディのスタイリッシュデザイン
- AMOLEDディスプレイ採用
- 従来通りのクリーニング
- ディスプレイ表示のカスタマイズは不可
スペック紹介
glo hyper pro | |
モデル | G6100 |
カラー | ラピス・ブルー/ジェイド・ティール/ルビー・ブラック/オブシディアン・ブラックtd> |
---|---|
出力 | 5V 2.5A |
入力 | 9V 1.5A |
バッテリー容量 | 2580mAh |
充電時間 | 約90~100分 |
加熱時間 | スタンダード:20秒 / 4分30秒 ブースト:15秒 / 3分 |
セッション回数 | 最大20回 |
サイズ | 96.7mm × 36.6mm × 21.1mm |
重量 | 90g |
glo hyper pro(グローハイパープロ) 実機レビュー
今回、メーカーよりサンプルのご提供をいただいています。カラーはラピス・ブルー。初回限定のスペシャルボックスではありません。
化粧箱・パッケージ
化粧箱のデザインやサイズは従来モデルと同等。前面に本体イラストが描かれています。
背面の製品コードや同梱内容など、こちらも従来の仕様と同じです。
BATはパッケージデザインや梱包デザインにこだわりがある印象でしたが、ここ最近は比較的シンプルな構成にまとまったように感じます。
【パッケージ内容】
- glo hyper proデバイス(G6100) × 1
- USB-Cケーブル × 1
- クリーニングブラシ × 1
- ユーザーガイド × 1
- 延長保証カード、フライヤー他
ユーザーマニュアルは日本語と英語のバイリンガル仕様です。
筐体・デザイン
これまでのモデルはどちらかというと太く短いどっしりとしたデザインでしたが、長細くなりスリムな形状となっています。
上部からつながった側面は金属、ディスプレイ含め大部分は樹脂製ながら、全体的にマットな質感でメタリック調に仕上がっています。
側面部分のアール加工に加え、ボトムにかけても少し湾曲しており、従来モデル(特にhyper+)のイメージも引き継いでいる印象です。
物理ボタンは加熱(セッション開始)用のひとつのみで、ディスプレイ下に配置。
上部のスティック挿入口は従来通りシャッターが備わり、シャッターの開閉、モード(スタンダード、ブースト)切替もダイヤルで操作する仕様です。
ボトムにType-C充電ポート、クリーニング用ドアは健在なので付属のブラシでクリーニング可能です。
クリーニングは、クールダウン後20セッションに1回の頻度で必要です。
glo hyper pro(グローハイパープロ) 使用感・評価・感想
ステータスが一目でわかる色彩豊かなディスプレイ
本機に関わらず、小さな筐体に収まったAMOLEDディスプレイは、スマートウォッチ(バンド)等身近なデバイスでも数多く採用されています。
特に目新しさはないだろうと思いきや、たばこデバイスでカラー対応のAMOLEDディスプレイは思った以上に新鮮です。
バッテリー残量、各モードなどシンプルな表示ながらAMOLEDらしい色彩表現で、ステータス状況が一目でわかります。
起動時には"hi"、シャットダウン時には"bye"など、ちょっとした遊び心もあり、物理ボタンのみと比べはるかに情報量が増えたことで、加熱式タバコであることをつい忘れてしまいます。
ディスプレイは当然使用時の利便性も向上させています。
加熱時にはゲージが上昇しながらカウントダウン、セッション開始から終了までは反対にゲージがなくなっていくので残りの喫煙時間の把握も容易です。
バッテリー残量は、加熱ボタンをショートプッシュで確認できます。
残量ごとに色も変化していくので、数字を確認せずとも充電タイミングの把握もしやすくなっています。
また充電時間もかなり短縮されているので、2台持ちする必要もなくなったといえるかも知れません。
気になった点・注意したほうがいい点
- AMOLEDの焼き付き
そうそう陥ることはないと思いますが、1点懸念するとすればAMOLEDの弱点であるこのあたりでしょうか。
色彩表現が豊かで、視認性もよくディスプレイの恩恵は大きいものの、加熱式タバコである以上(人により)使用頻度がかなり多くなります。
画面表示はその都度となるため、バッテリーがヘタるのが先か、液晶がヘタるのが先か、耐久性は今後気になるところです。
glo hyper pro(グローハイパープロ) 総合評価
個人的にBATジャパンは、airはslimの流用のようで目新しさはなかったので、gloシリーズの中のちょっとしたサブデバイス的なもので、正直X2で勝負していくと思っていました。
ですがここにきて新たなデバイス「glo hyper pro(グローハイパープロ)」を投入してきたことで、市場はまたヒートアップしそうです。
ガジェット好きな人など、個人的にはおすすめしたいデバイスです。
【総合評価】 | |
製品名 | glo hyper pro |
総合おすすめ度 | 4.7 |