ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・
本ページでは、その「glo hyper X2(グロー・ハイパー・エックス・ツー)」について、詳しくレビューしていきます。
確認
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加熱式たばこの煙(蒸気)は、周りの人の健康への悪影響が否定できません。
健康増進法で禁じられている場所では喫煙できません。
加熱式たばこの煙(蒸気)は、発がん性物質や、依存性のあるニコチンが含 まれるなど、あなたの健康への悪影響が否定できません。
Contents
glo hyper X2(グロー・ハイパー・エックス・ツー) インプレッション
従来モデルから刷新されたのは下記3点。
- 13%の本体サイズ削減(小型化)と7%の重量軽減(軽量化)
- 通常モード・ブーストモード用独立物理ボタン搭載
- LEDインジケーターとシャッタードアの刷新
もうひとつ付け加えると、筐体デザインがマットとメタリックを融合させたスタイリッシュなバイカラーデザインとなり、より現代的に一新されています。
従来モデルの機能はそのままに、デザインは踏襲しつつもスタイリッシュに生まれ変わった「glo hyper X2」。
従来モデルユーザーはもちろん、ニューデバイスを検討している、また紙巻きからの移行にいかがでしょうか。
- 軽量・小型化による携帯性の向上
- 所有欲を満たすスタイリッシュデザイン
- 機能刷新によるユーザービリティ向上
- 熱を持ちすぎる
- 連続使用困難
スペック紹介
glo hyper X2(グロー・ハイパー・エックス・ツー) 実機レビュー
今回はサンプル品のため、デバイスとたばこスティックが同梱されたパッケージとなります。
通常版と内容物が異なる部分はありますが、デバイス内パッケージは同一です。
化粧箱・パッケージ
リリース直後かつサンプル用のパッケージとは言え、毎度感じますがBATJは化粧箱のデザインが凝っている印象です。
ヒンジが付いたボックス型の箱の中には、今回のデバイス「glo hyper X2(グロー・ハイパー・エックス・ツー)」がお目見え。
ちなみに下段にはたばこスティックが収納されています。
こちらが通常版パッケージ。いわゆるスターターキットになります。
化粧箱はコンパクトでシンプルです。
背面には従来通り、QRコードや製品コードなどが記載。
【パッケージ内容】
- glo hyper X2デバイス(G500) × 1
- USB-Cケーブル × 1
- クリーニングブラシ × 1
- ユーザーガイド × 1
- 延長保証カード、フライヤー他
※ネオスティック(たばこスティック)は除外しています
マニュアルは英・日のバイリンガル仕様です。
今後販路が増えるにつれ、対応言語が増えていくはずです。
筐体・デザイン
今回のカラーは、メタルブラックと同時に7月25日(月)より先行販売されているミントブルーです。
カラーは、7/25発売のミントブルー、メタルブラック、8/1から発売のメタルオレンジ、8/8からのホワイトゴールド、8/15からのブラックレッドの5種類から選べます。
グローハイパープラスの筐体もマットと鏡面、メタリックなどのバイカラーでしたが、エックスツーはそのデザインを踏襲しつつも、プラスのサイドパネルにあたる部分に正真正銘の金属が採用されています。
メッキ処理などが施されていたとはいえ、従来モデルはプラスチッキーな樹脂製。
金属になったことで、質感が向上しています。
従来モデルは、押し時間の長さで(通常モード3秒、ブーストモード5秒)モード変更する仕様でしたが、X2は独立した物理ボタンが搭載されています。
いずれのモード(ボタン)も約3秒間で起動。
筆者は従来の5秒が地味に長く感じられ、ほとんど通常モードで使用していました。本改良があったということは、恐らく多くのユーザーが不満を感じていたのだと思います。
シャッタードアは、スライド式からリングのつまみを回す回転式に刷新。
LEDインジケーターランプの位置もボディ中央から上部へと変更されています。
充電用の接続ポートは、従来同様USB Type-Cを採用。位置の変更もありません。
クリーニング方法も従来と変わりませんが、クリーニング用ドア(蓋)は、本体と取り外し可能な着脱式へ。
紛失には注意が必要です。
glo hyper X2(グロー・ハイパー・エックス・ツー) 使用感・評価・感想
ユーザビリティに配慮された新設計
LEDインジケーターランプは上部に移動しただけでなく、視認性が向上しています。
リングの直径が大きくなったからなのか、LED自体の光量も増したのかはわかりませんが、炎天下でも充分確認できる光量です。
上部に移動したことで、従来モデルでは手のひらで隠れてしまい確認しづらかった、モードや起動時間、充電状態などがより分かりやすくなったのは言うまでもありません。
因みに加熱時、バッテリー残量確認時、充電時いずれもLEDの色は全て白色となります。
シャッタードアが一新されたことで、何度使用してもスライド時のひっかき傷のようなものがつかなくなっています。
新デバイスなら全て刷新してもいいところを、基本的な使い方や吸い応え(スティック含む)がそのままなのは、従来ユーザーとしてはむしろ評価したい部分です。
glo hyper、glo hyper+とのサイズ比較
左から、glo hyper、glo hyper X2、glo hyper+です。
画像では少しわかりにくいものの、筐体サイズはひと回りほど小さくなり、軽量化されているのがわかります。
公式プレスリリースによれば、“13%の本体サイズ削減と 7%の重量軽減を実現”とのことで、わずかとも思えますが、実際に手に持ってみると大きな差です。
気になった点・注意したほうがいい点
気になったのはとにもかくにも1点。
とにかく、
- 熱い
です。
デザインに金属が採用され熱伝導が良くなったためか、金属部分がかなりの熱を持ちます。
正直これで製品化に至ってよかったのかすら疑うレベルで熱いので、早急に何かしら対処した方がよさそうです。
追記:数週間使用してみて
使用開始から数週間経過し、気温や湿度等様々な環境でテストしたところ、やはり熱を持ちすぎる印象です。
もう少しいえば、“ギリギリ持っていられる熱さ”に調整されているといった方がいいかもしれません。
前半「まぁこんなもんかな」程度の熱さが、終盤では「え?熱すぎじゃね?」に代わります。
実際はこんなシチュエーションはないに等しいですが、モモの内側や上腕二頭筋の内側など、肌の弱いところに仕様直後の本機を密着させると耐えられないレベルで熱いです(肌が弱いと火傷する可能性もあるので真似をしないでください)。
子供の手の届くところに置かないのは当たり前。それに加え使用直後は特に扱いに注意が必要です。
追追記:アップデートモデルが登場
“本体が熱くなりすぎる問題”は、やはり多くのユーザーから不満があったようで、回収の動きがありました。
そしてついにアップデート版が登場。
アップデート版にて熱問題は解決し、500円未満のたばこスティックをリリースするなどこれからの巻き返しが気になるところです。
glo hyper X2(グロー・ハイパー・エックス・ツー) 総合評価
公式以外にもPayPayモールや楽天で購入できますが、現状ショップレビューは加熱部分の「熱持ちすぎ問題」に触れられてます。
使用環境や気候のせいもあるかもしれませんし、あまりがっしり握らず連続使用をしなければ、スタイリッシュで不満のないモデルです。
とはいえ限定的な使い方しかできないとなると、ユーザーをかなり選ぶデバイスとも言えます。
筆者個人的には、従来より洗練されたデザインというだけでも、メインデバイスとしての価値があるといえそうです。
【総合評価】 | |
製品名 | glo hyper X2(グロー・ハイパー・エックス・ツー) |
総合おすすめ度 | 3.5 |