2020年4月13日から発売がスタートしたばかりの「glo hyper(グロー・ハイパー)」に続き、BAT Japan(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン)より、新たなデバイスが登場です。
今回は、同社よりリリースされている「glo Hyper+(グロー・ハイパー・プラス)」のレビューをしていきます。
確認
20歳未満の者の喫煙は、法律で禁じられています。
加熱式たばこの煙(蒸気)は、周りの人の健康への悪影響が否定できません。
健康増進法で禁じられている場所では喫煙できません。
加熱式たばこの煙(蒸気)は、発がん性物質や、依存性のあるニコチンが含 まれるなど、あなたの健康への悪影響が否定できません。
Contents
glo Hyper+(グロー・ハイパー・プラス) インプレッション
「glo Hyper+(グロー・ハイパー・プラス)」は、2021年1月12日(火)より、gloオンラインストアはじめ、全国のgloストアでリリースされています。※2021/1/15現在
グローハイパーと同じく、高温高速加熱のブースト機能を搭載し、通常×高温モード2つの加熱方法を採用したモデルです。
また、たばこスティックは、グローハイパーと共用。
一番の特徴は、
自分の好きな素材・カラーから組み合わせを自由に選べる
高温加熱型デバイスです。
健康志向が増えていく中、リキッドタイプの低温加熱型ではなく、吸い応えに特化したデバイスを投下するあたり、時代に逆行している節はありますが、各社熾烈な争いを繰り広げる加熱式タバコ市場。
今後BATの主力商材になっていくかもしれませんね。
スペック紹介
glo hyper(グロー・ハイパー) | |
ブランド | glo(BAT:ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン) |
モデル | G401 |
カラー | サイドパネル:クロームブラック/エナメルホワイト/エナジーブルー/ミラーゴールド/ピアノブラック/ファインマホガニー/コーラルオレンジ/パールホワイト/サクラピンク/パウダーブルー/ボルトイエロー メインボディ:ブラック/ブルー/ゴールド/ホワイト |
バッテリー容量 | 2900mAh |
充電時間 | 約90分 |
連続使用回数 | 約20回 |
加熱時間 | 通常20秒 ブースト15秒 |
使用時間 | 通常4分 ブースト3分 |
サイズ | 高さ83mm x 横幅46mm x 奥行き22mm |
パッケージ重量 | 111g |
※取説・ショップページ・公式サイト・製品仕様から抜粋
グローハイパープラスは、型番も同じだし兄弟モデルって感じウキ!
製品の特徴・概要
前述した通りですが、「glo Hyper+(グロー・ハイパー・プラス)」は、11種のサイドパネルのカラーと、4種のボディカラーを自由に選んで、24通りの組み合わせを楽しめる、BATのデバイスです。
価格は、同じ高温加熱型デバイスのアイコスやプルームエス2.0と比べダントツに安い480円(税込)。※恐らく期間限定?にしても安すぎる…(^^;
数量限定モデルやアクセサリーでしか個性を出せなかった部分が、本製品によって解消されました。
デザイン以外の基本スペックはほぼ同じで、最高加熱温度は通常時が250℃、ブーストモードで260℃と同じ、加熱時間や使用時間、連続使用回数も同じです。※別情報によればハイパーとプロの間、270℃との説も
【glo hyperとの違い】
ブーストモードの加熱温度が20℃アップ
24通りのデザインカスタマイズが可能
200円割高(glo hyper:480円税込、glo Hyper+:480円税込)※2021/5/10現在
ハイパーの“H”が大文字※どうでもいい
※画像はリリース当初のものです。現在は価格が異なる場合があります。
プレスリリースを見ると、“「glo(TM)hyper」に比べて、ブーストモードの最高加熱温度を10℃高めに設定”との記載があるものの、型番はハイパーと同じG401。
最高加熱温度もハイパーと260℃と同じ記載となっているため真偽は不明ですが、何かしらプラスなのでしょう。(適当)※公式より270℃との情報が出ています
グローハイパーの詳細レビューは下記ご参照ください。
少なくとも、
- カスタムが自由になって個性を出しやすくなった
ことが一番の魅力です。
少し邪推すれば、ファッションに疎い年寄り世代ではなく、ファッション最前線の若者をターゲットにした商材ともいえそうです。
カスタム好き、人と出来るだけかぶりたくない、個性を出したいなんて人におすすめの加熱式たばこ用デバイスです。
- より“ホンモノ”に近い吸いごたえ
- 連続喫煙可、パフ数制限なしの満足感
- 自由にカスタム可能※購入時のみ
- ハイパー持ちには不要
- 加熱型特有の穀物臭
glo Hyper+(グロー・ハイパー・プラス) G401 実機レビュー・評価・感想
※今回は、グローハイパー専用リフィル(レギュラー系「ネオ・テラコッタ・タバコ・スティック・glo hyper用」、メンソール系「ネオ・フリーズ・メンソール・スティック・glo hyper用」、そしてフレーバー系「ネオ・ブリリアント・ベリー・スティック・glo hyper用」)と、「glo Hyper+(グロー・ハイパー・プラス)」がセットになったサンプルを、メーカーよりご提供いただいているため、通常パッケージとは異なります。
通常版パッケージとは異なると思いますが、そのままレビューしていきます。
化粧箱・パッケージ
化粧箱はかなりしっかりした作りで、以前グローパイパーのレビュー時と同様、スターターキットとレギュラーとメンソール、フレーバーのリフィルがセットになったパッケージです
上段にはグローハイパープラスのスターターキット、引き出し状になっている下段部分に、たばこスティックが同梱されています。
詳しくは下記をご参照ください。
前はケントネオスティック同梱だったけど今回はネオスティックウキ!
【パッケージ内容】
- glo タバコヒーター(G401) × 1
- USB-Cケーブル × 1
- ACアダプター × 1
- クリーニングブラシ × 1
- 保証書 × 1
- ユーザーガイド × 1
- フライヤー、延長保証、サンクスカード、安全のしおり他
※紙媒体は一部省略、ネオスティック(たばこスティック)は除外しています
筐体・デザイン
サイドパネルは光沢とマットと選択することができ、本モデルはサイドパネルが「ミラーゴールド」、ボディは「ブラック」です。
前述しましたが、型番はグローハイパーと同じ「G401」。
全くの新しいデバイスかと思いきや、筐体デザイン(コントロールボタンやスライドカバー含む)に変更が加えてあるだけで、中身は同じみたいです。
スライドカバーは滑り止め加工をなくしスベスベの質感。
ハイパーは滑り止め加工や、少しふくらみのある形状でしたが、プラスではフラットに仕上がっています。
当然クリーニング用フラップや、端子位置も同じ仕様です。
選択するカラーによって異なるかもしれませんが、グローハイパーと異なり、ケーブルやアダプター、クリーニングブラシがホワイトからブラックに変わっています。
製造は「东莞市盈聚电源有限公司」で、PSE認証も同じウキ!
カラー変更のみで、ケーブル長やクリーニングブラシはグローハイパーのもので代用可能です。※画像はグローハイパープラスのもの
glo Hyper+(グロー・ハイパー・プラス) 使用感レビュー
型番が同じであれば同じ製品のハズなんですが、公式プレスリリースによれば、“「glo hyper」に比べて、ブーストモードの最高加熱温度を10℃高めに設定”されているとのこと。
結論から言うと、先入観なし(情報を仕入れる)に吸い比べてみたところ、なんとなくキックが増したように感じます。
実際270℃設定との情報もあるため、よりガツンとした喫味を得られるかもしれません。
BATより1/12より新たにリリースされたglo Hyper+(グローハイパープラス)、ブースト260℃ってハイパーと同じじゃね?と思いきや吸いごたえ増してる気がするし煙も出るしもはやタバコ(臭え)
これは非喫煙者嫌だろうな
勘違いしてたけどアクセサリー感覚でいつでも着せ替えできるわけじゃないのね pic.twitter.com/OWcAR5opj9— つっちー。@イチから出直し (@EN__project) January 14, 2021
とはいえ、“プラス”という名前が心理的に作用しただけの可能性も大いにあります。そのあともTweetで語ってますが、ハイパーと吸い口はさほど何ら変わらないので、ご注意ください♪
満足度の高い吸い応えはそのまま健在
よく見ると実はカバー付近はヘアライン仕上げとなっていて、何度も行う開閉時の傷を出来るだけ目立たないように加工されています。
通常加熱3秒、ブースト5秒間長押しはそのままに、2種の吸い方が選べます。
どちらでも比較的高い満足度が得られます。
因みに、20回に1回のセルフメンテナンスも変更はないため、他のデバイスと比較しても清掃の面倒くささはそこまでありません。
個性を出すなら“プラス”で決まり
今回は提供品なので選択の余地はなかったものの、デザインが違うだけでちょっとした所有欲は満たされます。
著者自身ならこの組み合わせはまず選びませんが、単色のみのハイパーは正直面白みに欠けます。
これからグローデビューするとか、ちょっと個性を出したいのであれば、間違いなくグローハイパープラスで決まりです。
ただ一点注意したいのが、メタリックはかなり指紋が目立ちます。
組み合わせによってはマットカラーもあるので、光沢やツヤが苦手ならそちらを選ぶのが無難です。
glo hyper と glo Hyper+ の比較・違い
既に何度か指摘した通り、ハイパーとプラスの違いは、デザインの違いと、サイズがミリ単位で大きくなっている程度で、恐らく“側(ガワ)”のみ。
画像比較すると少し違うように見えますが、ハイパーは何度か使用していることもあり、指紋や手の脂が付着しています。
ですがメインボディの質感などは変わりません。
最初の吸い比べではプラスの方が吸い応えを得られたような気がしましたが、その後何度か吸い比べると、(恐らく)変わりません。
たばこスティックの焦げ具合も同じです。
グローハイパープラスは、現状オンライン注文というところを見ても、ネットに疎い地方在住アナログおっさんニーズは捨て、デザインを選択できることに喜びを感じる若者向け商材と言えそうです。
差額もほとんどないので、今買うなら個人的にはプラス一択ですが、単色シンプルなデザインが好みならハイパーでいいと思います。
気になった点・注意したほうがいい点
著者は高温加熱型たばこが苦手なため、一貫して言えるのは、特有の香りがとにかく臭いこと。
加熱温度が上がれば上がるほど、吸い応えは得られるものの、その分臭いが強くなります。
健康被害は軽減できても、不快感は一切軽減できていないため、アイコスや、プルームエス2.0(現在はプルーム X)含め、加熱式たばこユーザーは肝に銘じておきましょう。
加えて、今回グローハイパープラスでやや改悪と感じたのは、
LED表示が若干みづらくなった
気がしてなりません。
画像は充電時です。
LEDの点灯の仕方は変更がないものの、デザインが若干変わり、点灯しているのが少し見づらくなった気がします(特に炎天下)。
glo Hyper+(グロー・ハイパー・プラス) 総合評価
“自分らしい色って、何色?”のキャッチコピー通り、「glo Hyper+」はカスタムを楽しむための製品です。
サイドパネル11色、ボディ4色、計24通りの組み合わせがあれば、そうそう人とかぶることはありませんし、オリジナリティを演出できます。
「glo Hyper+」は、「glo hyper」の吸い応えがマッチしていて、かつカラバリで不満があるならおすすめの製品です。
ですが、glo hyperユーザーで現状満足しているなら、特に買い替える必要はないと思います。
個人的に今やキックや吸い応えにおいて、3社の中ではグローがダントツな気がします。
ただその分他者に与える不快感もダントツです(ニオイという意味で)。そこは喫煙者は注意したいところです。
グローハイパーの満足感と、デザインの両立を兼ね備えた「glo Hyper+」、連続吸いをガンガンしたいヘビースモーカーやチェーンスモーカーはぜひチェックしてみてください。
【総合評価】 | |
製品名 | glo Hyper+(グロー・ハイパー・プラス) |
総合おすすめ度 | 4.1 |
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