こんにちは。格安SIMもかなり世間に浸透してきましたね。
これまで数々スマホのレビューをしてきていますが、機種によっては回線チェックできているものとできていないものがあります。
というのも、SIMカードにはサイズがあるんです。
ちなみに僕が使用していた「ZenFone 2」や、以前レビューして使用していた「XIAOMI Redmi Note 3 Pro」のSIMカードは“microSIM”対応デバイスなんです。
本日はそんなmicroSIMを、iPhoneはじめ、最近Androidデバイスでも増えてきた、nanoSIMへ、セルフカットで変更していきたいと思います!
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SIMカードの種類
photo by http://www.rakuten.ne.jp/gold/eco-return/
今回の記事の本筋ではないのでサラリと説明すると、SIMカードには3種類のサイズがあります。
現在はあまり見かけることがなくなったminiSIM。ガラケー時代からずっと使われてきたこともあり標準SIMと呼ばれています。
そして次に登場したのが、microSIM。Android端末など現在でも広く使われています。
そして今、iPhone5以降、主流になってきているのがnanoSIMです。
画像を見てもらえばわかる通り、標準SIM>microSIM>nanoSIMという順序で小さくなっていきます。
とりあえず、これから格安SIMに切り替え検討されている方は、端末セットで購入する場合でも、カートリッジは別途購入が必要ですが、nanoSIMを選ぶことをお勧めします。
MVNO利用だと2000円〜3000円程度
どこのMVNO(厳密には違いますが格安SIMの通信業者) もSIMカードのサイズ変更は可能です。
ただ、どこのMVNOもSIMのサイズ変更には2、3000円程度の手数料がかかります。
さらに、変更している間(手元に新しいSIMが届くまで)は通信が出来なくなるんです。
ちなみに僕が利用しているMVNOは楽天モバイルですが、同様に3000円の手数料が発生します。
まぁ実際大した金額でもないので、安パイ取るなら間違いなくこちらを選択しておきましょう。
SIMパンチレビュー-SIMのセルフカット-
では決行していきます!
今回使用したのはコチラの記事(Huawei P9 lite 実機レビュー【使い勝手やカメラ性能など】 - とまじぃさんち)で紹介されていた、レビューもソコソコ多いAmazon限定の、SIMパンチ(カッター)を使用します。
スペック・概要
スペックというほどのことでもないですが、普段からレビューしてるのでテンプレで進めていきます。
「i-Plus Company Tech【Amazon限定】SIMパンチ」スペック | |
---|---|
カラー | ブラック |
パッケージ寸法 | 18.6 x 12.7 x 4.5 cm |
パッケージ重量 | 191 g |
本製品でできることは大→小へ変えること。それ以上もそれ以下もないですね。動画も相当出回ってるんで、気になる方は検索して見てください。
通常サイズのSIMをmicroSIMやnanoSIMサイズに加工する穴あけパンチのSIM版。
通常SIM→microSIM、microSIM→nanoSIMの順で加工しなければならないので、通常SIMをいきなりnanoSIMには出来ませんのでご注意を。
二度手間を省いて、通常SIMを1回でバチコンしたい方は、下記商品の方がいいかもしれないですね。
外観 ・パッケージ内容
では外観から見ていきます!アマゾーンから商品到着!
中国製品に一目置いてますので何の心配もしてません。割と綺麗なパッケージング。
中身を見ていきましょう。
一回使ったら他に使い道のない可哀想な本製品。パッケージ内容は下記の通り。
本製品はありがたいことにカートリッジが余分に付属してくれています。こんな感じのカートリッジは別売で購入可能なので、格安SIMご検討の際はnanoSIM推奨!
見た目は本当に穴あけパンチっぽいですね。
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「SIMパンチ」の実際の使用感
ではいよいよカット作業に入っていきます。
今回僕の餌食となるのはこの子です。
失敗したら実質使えなくなるので、緊張しますね。
上の部分を押し込むと、SIMの形に合わせた形状の金属が出てきて寸断される仕組みです。
今回はmicroSIMからnanoSIMなので穴の小さい下のところにセットします。
個人的に気をつけたのは、“左側の金属部分は寸断しない方がいい”とどこかで聞いたことがあるのでその微調整ぐらいでしょうか。
ハサミでちょきちょきして、ベスポジが見つかったら一気にガチャコン!
そんなわけでご覧の通りとなりました。
金属部分5分の1ぐらいカットしちゃいました・・・。正直不安しかないですね。
そのままではSIMスロットにうまくハマらなかったので、バリを取りつつ、付属のヤスリで少し微調整しました。
一応はまりましたが、どうなんでしょう、コレ。よくよく見たら角の変バリあるママですね^^;
恐る恐るですが、SIM入れて見ます。
見えますか!ちゃんと4Gキャッチしてます。何も設定してませんが、Wi-Fi切っても問題なく通話できました。
念のためAPN設定もしました。ちなみに楽天モバイルのAPN情報はコチラをご参照ください。
そんなわけでさようなら僕のぜんぽん・・・。
まぁまだ普通に使えるので売りに出すか、母がスマホデビューしたいとか言っていたのであげようと思います(どうせ使いこなせないので)。
データ通信がうまくいかない?!
追記です。
格安SIM切り替え時にちょくちょく起こる現象なんですが、“通話はできるけどデータ通信が使えない状態”に陥りました。
APNの設定はしているにもかかわらず、データ通信のみ拾ってくれない(オフライン)ことがたまにあるんですが、まさにその状況です。
APN情報については各MVNOによって異なるので、ご自分で設定していただくことになります。ほとんどの機種が、端末の設定内の、「モバイルネットワーク」設定のところにあるので探してみてください。
例えば今回僕が使用しているS7の場合は、「設定」→無線とネットワーク内「もっと見る」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」を順番にタップしていき、+のところで新規作成。
あとは、ご自身が利用しているMVNOに合わせて入力後、保存して設定は完了です。
そしてこの後が重要なんですが、端末ごとに「モバイルデータ」のオンオフがありますので、必ずオンにしておきましょう。
これがONになっていないと通話はできるけど、ネットが使えない状態に陥ります。デザリングで使いたい人もチェクしておいた方がいいでしょう。
一番右の画像の通り、Wi-Fiなしでバッチリデータ通信できるようになりました!
「i-Plus Company Tech【Amazon限定】SIMパンチ」総評
テープを貼って固定した方がいいなど、色々気をつけている方もいますが、そこまでしなくても大丈夫です。
ある程度微調整はあると思いますが切れ味はおそらくどれを購入しても変わらないと思います。レビューで切れ味について中国製を批判してる方も多く見かけましたが、そんなことありません。品質的にコレ限界です(充分切れますし)。
それよりは勢いとノリ大事です! ←成功したから言えるw
先述しましたが左側に傷がつかないようにセットして上下も多少微調整すれば多分OKです。
不安だったよぉ〜。今回使った機種は「Elephone S7」。安いくせにすごくいいスマホよ〜。レビューはコチラから。
SIMのカットもやってしまえばなんてことはない作業。
あとがき
僕はずっとiPhoneユーザーでキャリアをずっと使ってたんですが、いい加減料金高すぎますし、(SBの)料金体系も非常にわかりにくいのもあり、違約金払って1年ぐらい前から格安SIMに切り替えました。
そもそもLINEやメッセンジャーなどのアプリ使えば、何の問題もなく通話できるんで、個人的にはかけ放題とか本当に不要の産物。
仕事では別途ガラケー使ってるので、家族間であれば実際は通信のみで事足ります。
MVNOも色々ありますが、楽天ユーザーならポイントも入りますし、ポイント払いもできるので、オススメですよ!