※GearBest様よりサンプル提供
Xiaomi(シャオミ)が日本上陸して久しいですね。
著者は以前よりシャオミ製品でかなり身を固めているので、(本記事執筆時は2017年2月、日本進出前)どのジャンルの製品でも、比較的低価格でありながら、そのクオリティの高さに常に驚かされています。
そんなわけで本日は、Xiaomi製「Mi Headphones Comfort(シャオミ ヘッドフォン コンフォート)MI-AUHP01WH」のレビューです!
Contents
Mi Headphones Comfort(シャオミ ヘッドフォン コンフォート)レビュー
お世辞にもカッコイイ!とは言えませんがシンプルかつ、お手頃価格で買えるハイレゾ対応ヘッドホンです。
以前からハイレゾハイレゾ言ってますがハイレゾだから音がいい!というわけではないので悪しからず。
上をいったらキリがないですが、コストパフォーマンス重視派のためのマイク付きハイレゾ対応ヘッドホンではないかと思います!
スペック・概要
おそらく本製品は、シャオミの中では廉価版ヘッドホン。いつリリースされたかなどは不明です。
もともと商品は安いですが、必要最低限の機能を詰め込んだ使い勝手の良いヘッドホンに間違いないと思います。
何度か言っていますが、僕はにわか音響ファンですので、“音”についてはそこまでの知識がありません。完全に個人的な感想になりますので、生暖かく見守るとともにその辺のこともあらかじめご了承ください。
では簡単なスペック紹介を。
「Mi Headphones Comfort(小米头戴式耳机 轻松版)」スペック | |
---|---|
ブランド | Xiaomi |
モデル | TDSER02JY(MI-AUHP01WH) |
着用タイプ | ヘッドバンド |
機能 | 電話機、マイク、ノイズキャンセリング、曲切り替え、音声コントロール |
言語 | 中国語・英語 |
素材 | ABS |
接続 | 有線 |
アプリケーション | コンピュータ、携帯電話、ポータブルメディアプレーヤー |
ケーブル長さ | 1.4m |
周波数帯域 | 20〜40KHz |
インピーダンス | 32Ω |
マイク感度 | 107dB |
入力コネクタ | 1/8" (3.5mm) ヘッドホンジャック |
インタフェース | 3.5mm オーディオジャック |
In-line remote size | 約0.94 * 0.28 * 0.20 in / 24 * 7 * 5 mm |
長さ | 約13.00 x 7.00 x 17.00 cm / 5.12 x 2.76 x 6.69 inches |
商品重量 | 約0.220 kg |
パッケージサイズ | 約19.50 x 9.00 x 24.50 cm / 7.68 x 3.54 x 9.65 inches |
パッケージ重量 | 約0.560 kg |
突出したところは特に無いものの、デザインは安っぽく無いですし比較的高級感あります。
マイク機能がついているので、通話も可能です。音楽の再生時はヘッドホンを装着したままスキップ、リバース、停止ができます。
ざっくりですが仕様説明はこのぐらいにして、実機に触っていきたいと思います!
外観・パッケージ内容
では、商品を開封していきます!
今回もDHLにて商品到着。発注から中3日ぐらいでした。早いですね。
化粧箱の前後です。シャオミはどの製品も化粧箱はリンゴさんを意識して白基調のシンプルなものが多い気がします。
中はこんな感じで収納されてます。結構高級感ありますよね。
パッケージ内容は3点。取扱説明書(中国語・英語)とキャリーバッグ、ヘッドフォン本体です。
イラスト入りなのでわかりやすいです。英語表記もありますが、そこまで複雑な製品では無いので誰でも扱えると思います。
広告
Mi Headphones Comfort(シャオミ ヘッドフォン コンフォート) 実際の使用感
使用感の前にもう少し細かいところを見ていきます。
出力端子は3.5mmステレオミニプラグです。本製品はマイク付きなのでしっかり三本線(4極)。
この小さな穴がマイク部分。音声チェックもしてみましたが良好そのものです。(通話相手にも確認済み)
少し懸念されるのはややケーブルが貧弱な点。
ヘビーユーズしても今のところ断線していないので、使用上の問題は特にありません。
ヘッドホン左部分です。ここがファンクションボタンになっています。使い方は下記の通り。
<着信時>
- 1回プッシュ:通話
- ホールド:通話終了
<音楽再生>
- 1回プッシュ:再生/一時停止
- 2回プッシュ:早送り(先の曲へ)
- 3回プッシュ:巻き戻し(前の曲へ)
この辺の使い方は大体こんな感じですね。
こちらは逆サイド。なんとなくスカウターっぽくて僕はテンソン上がります! (ヘッドホン全部そうと言えばそうですけどw)
スライダー部分を伸ばすとこんな感じで金属がお目見え。こういう細かいディティールにもこだわりを感じます。ゴールドでちょっとした高級感を演出。素材は不明(アルミでしょうか)です。
内側の構造は左右にデカデカとアルファベットが記載されています。合皮で表面の質感もよく、ふわふわしていてクッション性も良好で、長い間つけていても痛くなりにくいです。
装着感は疲労感もなく長時間の観賞用(リスニング用途)に最高です。
では、聞いてみた感想を少し。
結論から言って、さすがシャオミ、この値段なら全然アリです!むしろおすすめです。
廉価版のイヤホンレビューもしてきていますが、それらよりは間違いなく上かなという感じです。
臨場感も音域もソコソコといった感じで、使う前は正直もっとショボいかと思いましたが結構クリアでクセは少なめです。
全体の音の再現性もされており、鮮明でフラットな印象。それぞれの音域が主張しすぎずバランスが取れているといった感じです。
個人的には重低音大好き派なので、アンプ無しで最初から低音の主張(調整)をもっとしてくれてもいいかなという感じです。
先述の通り、普通にポップスやロックなどもいいですし、ハイレゾ対応かつ高・低音域の音もクリアなので、クラシックなどにもおすすめ。
見た目もかわいく仕上がっていて、カジュアルで使い勝手のいいヘッドホンです!
Mi Headphones Comfort(シャオミ ヘッドフォン コンフォート)MI-AUHP01WH 総評
耳全体を包み込むタイプのヘッドホンなので、付け心地・遮音性は優れています。頭の形に合わせた角度が変わるフレキシブルなイヤーパッドの恩恵もあり、フィット感はグッド。
ヘッドバンド部分もしっかりクッションが入っているので、頭頂部の接触部分も不快感は全くありません。
ただそのぶんムレムレです。夏は結構汗かきます、間違いなく(どんなヘッドフォンも一緒ですけどねw)。
音質に関しては先述した通りですが、約5000円で買えるハイレゾ対応イヤホンとしては普通にお勧めできます。
マイナスポイントは今の時代に似合わず有線接続といったところでしょうか。発売日がわからないのでなんとも言えませんが、わざわざ有線のヘッドホンを購入するメリットがあるかどうかは不明です。
デザインに関しては好みもありますが、個人的には外では使いたく無いデザインです(ちょっとかわいすぎる)。
デザインに関してもう一ついうと、本製品はハウジング部分が回転式ではないので、コンパクトにはならず、携帯時はややかさばります。
持ち運びも考慮して、小さく格納できる仕様ならさらによかったかなと思います。正直この大きさを持ち歩こうとは思いませんし、どちらかというと自宅等で観賞用メインという使い方になります。
ただ、スマホがハイレゾ対応してきている昨今、充分オススメできるヘッドホンです!
マイナス点を出して見ましたが、細かいところまで作り込みがなされていて、さすがシャオミといった感じの商品でした!
【総合評価】 | |
---|---|
製品名(英語名) | Mi Headphones Comfort(MI-AUHP01WH) |
総合おすすめ度 | 4.5 |
グッドワン!
good one!
あとがき
おそらくターゲットは若年層(特に女性)だと思いますが、ラインナップにブラックを加えたほうがいい気がしますね。男子はちょっと手を出しづらいデザインかもと思います。
でもシンプルなデザインを好む方や、シャオミ製の製品が好きな方にもベストバイアイテムでは無いでしょうか。この音質なら国産製品だと10,000円前後はすると思います。
耳を包み込んでどっぷり音楽に浸って見てください!