タコって食べると美味しいですよね。しかも自分で釣ってきた蛸となれば味は格別です。
タコ釣りも簡単なようで奥が深い、本記事では、そんな「タコ釣りのハウツー」と、食レポをしていきます。
Contents
はじめに
淡水メインですが、25年来のアングラー。自身もガッツリ釣りはしますし、海釣りも好きです。
また、今回のタコ釣りハウツーは、あらゆる釣りをやってきている友人(かつて釣りクラブ所属)監修のもと、記事を作成しています。
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今回ご紹介する蛸釣りも、彼に取材をし、記事にしています。また、今回ご紹介するのは防波堤(丘っぱり)での釣法です。船とは勝手が異なるのでご注意ください!
比較的手軽に出来るタコ釣り、食べても美味しいタコ釣り、レッツトライ!
確認
タコ釣りは地域・場所によっては密漁となる場合があります。釣りをする場合は、事前に必ず漁協等に確認するようにしましょう。
また当サイトでは、タコ釣りにて起こった事故他、何かしらの処罰を受けた場合、一切の責任を負いません。自己責任にてお願いします。
タコ釣りのシーズン
図の通りですが、5月ぐらいからタコ釣りシーズンです。もちろん地域によっても誤差はありますが、特に梅雨時期は一番釣果が望めます。
とは言っても、昼と夜でも釣果は全然変わってきますし、年によっても爆釣だった場所で釣れないなんてことも多々あります。あくまでも目安としてご参考にしてください。
時間帯
トータルで見るとやはり薄暮以降(夜)の方がいいです。
そもそもタコは夜行性なので、防波堤や波止場の岸壁にも近づいてきます。実際釣果が出ているのは夜が多いです。
天候
先にも触れましたが、まさに梅雨時期のジメっとした日には釣果が望めます。
一般的には数釣りとも言われていますが、大物のチャンスももちろんあるので足しげく通うのがイチバンです。
蛸釣りの仕掛け
図の通りですが、簡単に説明していきます。
ロッド
防波堤で釣りをする場合は特に、長すぎず、先調子の硬い竿を使う方が無難です。投げ竿や船竿でもいいですし、エギロッドやシーバスロッドでも正直問題ありません。
ただ、多少強引な釣りになります。長さに関しては2m~3mのものでいいと思います。シャクリに耐えうる竿選びをして下さい。
リール
タコ釣りは根がかりが多い釣りでもあります。根がかりと思うようなアタリなので、根がかりだと思ったら合わせましょう(笑)
特に決まりはありませんが、3000~4000番あたりで選ぶのが一番メジャーです。
狙うサイズによっても変わってきますし、いつ大物がかかるかわかりませんからね。
ライン
これについても決まりはありません。ですが、先述の通りタコ釣りは根がかりみたいなアタリなので、ズシンと重くなったらアワセて有無を言わさず巻いていきます。
底が切れさえすればこちらのものなので、強く丈夫なラインと言ったらPEライン。3~4号を選んでおけば問題無しです。
仕掛け
タコジグ(タコテンヤ)を使うだけのいたってシンプルな仕掛けです。
大きく分けるとタコ型と舟形がありますが、用途によって使い分けて下さい。
タコ型
防波堤のヘチ(壁際)部分で使うのに適しています。底から海面まで探りながら釣っていきます。
舟形
舟形はちょい投げ用です。釣り方は底を引いてきます。画像はカニですが、タコのタイプもあります。
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タコ釣りの目標は3kgクラス
以前より何度かタコ釣りに出向いてるんですが、なかなか大物に巡り会えません。
常に目標は3kg。オカッパリでその重量が出れば友人、私共々満足です。
しばらくキロを超えるタコに出会ってなかったんですが、ちょうど先日「デカいタコが釣れた!」と、連絡がありました。
数年ぶりの大物をゲット
※彼もタコ釣りは遊びで、気合入れてやってるわけではないので、普段からタコ釣りメインの方からしたら大したことないかもしれません。本人の記録は2.5kgです。
実物もみてきましたけど、やはり3kg超えてくるとデカいです。
比較するものが無いので大きさがいまいちわかりませんよね。最近キロ超えをみていなかった分、余計にデカく感じます。
下記釣果情報です。
釣日:7月5日
釣場:沼津 某防波堤
マダコ:(オス)50グラム~1、2キロ 2匹
ヒット時間:PM11:20(一投目)
仕掛け:タコ引き夜光ベイト着き
潮流:淡島方向より下り潮
使用タックル
プロマリン(PRO MARINE) PG たこがかりDX 210
ダイワ スイープファイア Daiwa Sweepfire 2B スピニングリール SW4000-2B
タコ釣りは高いタックル買う必要ないし手軽だよ!
何より食べておいしいからね!仕事後にちょっとやるのがオススメ!
実食(お裾分けをいただく)
▲実際のおすそ分け品
こんな時持つべきものは友!タコ刺し食える!ということで、ちょっと大きさわかりにくいですかね。
写真をもう一枚。
ライターが隣にあるので大きさわかると思います。
パッと見そんなでもないと思うかもしれませんが、コレ半分ですからね。このサイズでも持つだけでもずっしりしてます。
刺身調理
お皿がアレなので見た目がちょっとアレですけど肝心なのはその味。
やはり、ウマいですね!大きい分歯ごたえがバツグン。でも決して大味ではなく、程よい弾力で、噛めば噛むほど旨味が出てきます。
ぶつ切りで保存(ほかの調理法で利用)
本日我が家はタコ焼き、タコ飯、タコと何かの煮物、タコの西洋料理的な何か、タコの中華料理的な何かを作ろうと思います。
このタコヤロウ!ってタコに失礼だね!
ウルセーこのタコヤロウ!!
あとがき
塩もみしてぬめりを取ったりと下処理も多少必要ですが、地物のタコってホントに美味しいんです。
是非自分で釣って食べてみて下さいね!