コナンや金田一少年を見ていると誰しも「探偵になりたい」と一度は考えたことがあると思います。
でも私は“ある人”に会ったことで、その考えは一瞬で吹き飛びました。
今回は、探偵業10年選手から聞いた「探偵業の闇」をお送りしていきます。
※本記事で紹介している内容は、本当に著者が聞いた話ですが、業界全てではありませんし、犯罪です。あらかじめご理解ください。
Contents
元探偵の卑劣な手口 - 探偵業の闇 -
あまり関わりたいとも思いませんし、今後も関わることはないであろう人なんですが、知人に元探偵がいます。
彼はなかなか腹黒く、端的に言ってもはや人ではありません。人を基本信用しません。えげつないことを平気で出来てしまいます。
なのでこれからお話しすることは犯罪です。絶対真似しちゃだめよ。
※探偵になる方法等の解説ではありません。本気で探偵になりたい方はご自身でお調べください。また、ほとんどの探偵事務所はクリーンに経営しているはずです。ごく一部の悪徳業者による本当にあった話ということを、あらかじめご理解ください。
非人道的手法(犯罪)を平気で犯すメンタル
彼がなぜ人ではないかというと、非人道的なことを平気で出来るからです。
これは比較的ソフトな方ですが、彼から直接聞いた話なので多少誇張もあるかもしれません、悪しからず。
まず、彼が目を付けたのはペット。
路地裏などへんぴなところに、“ペット探します”といったポスターや掲示物を見かけたことがあると思います。俗にいうペット探偵というやつです。
おそらく今でもやってる人もいると思いますけど、彼は一番簡単に金にしやすいと言います。
※ポスティングはグレーゾーンですが、今も昔も街中の壁に勝手にポスターを貼ったり、街中でチラシを配ったりするには許可が必要です。
狙うのはペット
まずはペット(犬)を外で飼っている共働きのご家庭を探します。
そこで留守中に何度も何度も通い、ペットとコミュニケーション(高級なエサを与える等)をとって、ペットを手なずけておきます(この時点で不法侵入)。
これと同時に住人の生活パターンを把握します。
そして数週間経った後、ことを起こすんです。
つまり、ペットをさらいます。
不安を突く
当然ペットがいなくなってしまった住人はパニックになりますね。
そんなの当たり前です、家族がさらわれたんですから。
そこからまた数日から数週間経った後、ペット探偵のチラシを投函します。
彼はこのタイミングがキモだと言います。あまりにタイミングが良すぎるとバレてしまいかねないからです。
そして、ペットの消息が分からない住人はワラにもすがる思いで、電話してしまいます。
家で手厚く飼う
何の弁護にもなりませんが、彼は元々(現在も)犬を飼っているので、犬に対してはとても優しいんです。
それならよくさらうなという感じですが、さらった後の数週間も高級なエサを与え続け、何不自由ない暮らしをさせると言います。
散歩は行っていたのかは聞くのを忘れましたが、さらった後はとにかく大事に大事に手厚く育てるそうです。
悪い言い方をすれば、“モノで手なずける”という手法です。
すぐに見つけたとは言わない
クライアントにまだかまだかと焦らす期間を与える、これも大事だと言っていました。
すぐに見つけるより不安を煽った方がいいと言っていました。
なぜなら価格交渉にもつなげられるからです。
期間が長くなればどんどん料金は加算されていくし、後々の値段の釣り上げが容易だからです。
例えば、「まだ見つからないので、(少し値段は張るけど)この調査をやらせてください」とか、「人数を増やして調査させてください」等、なんとでも言えますからね。
納得の成功率100%
そして苦労に苦労の末見つけたと言います。
200万、300万ぐらい余裕で出すと言ってました。
さらに探偵業としては一番の売りになる成功率100%を保持できます(ただ、100%は信憑性に欠けるので意図的に少し下げると言ってました)。
実は他にもエピソードはいくつかあるんですが、基本は真っ当に仕事をしていたとのことです。
その中でも浮気調査は楽しかったといっていました。
騙されたり、カモにされる方が悪い、という声も聞きますが、これは立派な犯罪。やる方が100%悪です。
常にビジネス視点を持ち合わせているといえば聞こえはいいものの、こういった悪質な業者に捕まると搾取されて終了です。
こういった、いわゆる自作自演の「マッチポンプ商法」は、探偵業のみならず、様々な業種でありうる話です。
オレオレ詐欺、シロアリ駆除、リフォーム、動物病院等での治療詐欺、ステマ、やらせなど情報に疎い人や、信じやすい人は注意が必要です。
ご自身の身はご自身で守れるよう、“いつでも騙される可能性がある”と、頭の片隅に入れておくようにしましょう。
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探偵事務所は信用できる?
悪どいことをしていた彼自身が言っていましたが、個人事務所は横つながりや知り合い伝いでも、本当に信用できるところ以外は原則信用しない方が良いそうです。
安心して利用するなら、全国規模の大手の実績ある探偵事務所を利用するのが賢明な判断とのです。
中でも、24時間365日全国対応してくれる探偵事務所、業界大手の「株式会社原一」は利用者の口コミ評価も高く、安心して利用できるとのことです。
一番多い依頼はやはり浮気調査。
もし本当に困っているといるなら、実績のあるプロに依頼するのが賢明な判断です!
まとめ
ね?最低でしょ?ひどいですよね。
他にも実はもっとひどいエピソードを聞かされました。それを書いてしまうと本人も特定されかねないので伏せておきますが、私個人はもう彼に関わりたくないというのが本音です。
そして、同時にこうった違法行為を現在もやってる人がいるなら一刻もやめてほしいと思いこの記事を書きました。
この話を聞いている間、彼はいつもICレコーダー、ペン型カメラ、眼鏡型カメラを装着していることを暴露してきました。
いつ何時何が起こるかわからないから、人と会う時は証拠として撮ってるそうです。(※許可取ってないしこれも盗撮では?)
自分の身は自分で守らないといけない、そんな時代なのかもしれないと思う反面、世の中にはいろんな人がいるというのが本エントリの教訓です。
カメラ機器などのガジェットも小型化され、巧妙化しています。スパイグッズはパッと見全然わからないのでお気をつけくださいね!