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海外 留学体験

海外留学経験者が語る「海外留学の心得・心構え」メリットやデメリットなど

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海外留学の心得・心構え

こんにちは。

かれこれ10数年以上も昔のことですが、僕はイギリスはスコットランドに約2年間滞在していました。

これまでも、海外滞在時の出来事などは少し記事にしてきましたが、しっかりした滞在記のようなものは書いてきませんでした。

備忘録としては昔すぎますが、これから海外へ飛び立とうとしている方、特にスコットランドへ行こうと思っている方のちょっとした参考になればと思います。

第一弾は海外留学や滞在する上での心構えについてです。

 

これから海外へ行かれる方へ

エディンバラ-ロイヤルマイル
※エディンバラ-ロイヤルマイル

どこでも言われていることですが、どうせ行くなら明確な目的を持って行くことをおすすめしておきます。

“自分探し”というとカッコイイですが、自分探しほど不毛なものはありません。

当時は僕も何も考えていないガキンチョだったので、なんとなく海外へ行ってしまいましたが、やはり目的を持っている人と持っていない人では得るものが全く変わってきます

目的が明確な代表例

少し状況は異なりますが、著者とSNS等で少し絡みのあるはっしー氏は、日本での社畜生活を経て、現在はニュージーランド(以下NZと表記)へ移住しています。

きっかけはなんでもいいんです。僕も就活めんどいという安直な理由でしたしね。ただ、僕が大した目的もなく行ってしまったので、同じ轍を踏まないようにしてもらえればと思います。

彼はプロフィールで“NZに逃亡”と記載されていますが、“海外で就職する”という明確な目的があったからこその現在があります。

ブログを読んでいただければわかりますが、それまで並々ならぬ努力があったはずです。そして現在は海外就労を見事実現し、NZ生活を謳歌しています。

彼のようにとはいかないにしても、なんとなく渡航すると「楽しかった!」で終わってしまいます。

それがいいか悪いかは別として、せっかく高い旅費をかけて行く以上は、自分にプラスになった方がいいですからね。

幻想は捨ててください

語学留学やワーキングホリデーの目的で一番多いことといえば、語学(英語)習得だと思います。

ですが、海外に行きさえすれば英語が話せるようになると思っている方、その幻想はこの場で捨ててください

特にワーホリや短期留学(1年前後も同じ)でちょっと行ったぐらいでは、絶対にペラペラになることはありません

もちろんあなたの元々持っている資質にもよりますし、頑張り次第でも変わるとは思います。でも英語(語学)の勉強なら日本でもできますよね。

大学進学のため、仕事に活用するため、外国人と円滑なセクロスをするため、なんでもいいので、目的を持って渡航した方が絶対に身になります。

だからと言ってなんとなく行くのも無駄とは思いませんし、僕は本当に行ってよかったと思っています。

住むことでしか得られない体験、文化、出会いは掛け替えのない宝ですからね。

ただ、変な幻想は捨ててください。

旅行で済むなら旅行で 

スコットランド4つ目のフラットにて
※4つ目のフラットにて

現在はLCCはじめ、通信網の発達、デジタル機器の発達で海外旅行自体の敷居が下がり、とても身近なものになりました。

ある意味、郷に入っては郷に従わなくても行って帰ってくることは容易にできます。

ですが僕は、旅行より住むのがベストだと思います。

社会人になるとまとまった休みを取るのが難しいですが、長期であればあるほどその土地の文化に触れられるからです。

旅行はもちろん楽しいです。行くだけでも異文化に触れられるのは間違いないです。でもほとんどの場合、ガイドブックに載っているような、有名観光地を回ることがメインになると思います。

また、最近は一人旅も流行っていますが、バックパッカー経験のある身としては、どこに行ったかより誰と行ったかに重きがあるような気がします。

日本でもそうですが、有名観光地はぶっちゃけ現地の人ってあまりいないんです。そこに集まる観光客(特に日本人)はただのいいカモですしね。

観光地を回りたいだけなら旅行で充分!

 

<海外留学の心得・心構え>

  • 明確な目的を持つ!
  • 海外に変な幻想は持たない
  • 旅行で目的が得られるなら旅行で充分!

 

海外に滞在する(住む)ことのメリット

スタジオワンのレコード
※セレクター(友人宅)チョイスのレコード

散々マイナスな面を挙げてきましたが、それでも海外へ行くことで得られるものは多々あります。

前半で言ってきたことと相反することもありますが、メリットについても述べていきます。

否が応でも語学が上達する

耳は3ヶ月ぐらい経てばなんとなく慣れてきます。

もちろん自ら外に出て、積極的にネイティブと話す必要はあります。ただ、長くいればいただけ、耳は自然と慣れます。総じて否が応でも語学力は勝手に上達していきます。

特に日本人はベースがすでにありますからね。

少なくとも英語は、小中高と誰もが一度は勉強してきているはずです。兼ねてから思うことの一つに、日本の英語教育は低レベルというレッテルについて。

確かに日本の英語教育では文法や翻訳などが多く、リスニング・スピーキング能力はあまり上達しませんし、数々問題はあると思います。ですが、ベースがあるからこそ耳に入りやすいとも言えます。

耳が慣れたらあとは話すだけ!

ちょっとエピソード:追記

イギリスはヨーロッパ(に近い)という立地上、ヨーロッパをはじめとした多種多様な国々の人々で常にあふれています。ラテン語圏からアジア、オセアニアまで様々な人種がいます。移民国家なので当然なんですけどね。

様々な人種の人たちと実際に会ってみて感じたのは、日本人は比較的ベースがしっかりできているということです。

言語にアルファベットを使う国や文法が同じ国の人の上達スピードは目をみはるものがありますが、英語教育を全く受けてきてない人たちもかなりいるんです。

詳しくは下記記事をご覧ください。

視野が広がる

アルプスのハイジを彷彿するスイスのコテージ
※当時の私-スイス人友人のコテージにて

よく、世界観が変わるといいますが、そこまで変わりません。もちろん渡航先によっては世界観が変わることもあるかもしれません。

ですが、少なくとも先進国に滞在するぐらいでは、食生活や文化が多少違うぐらいで、どこに住もうが住めば都。情報はいくらでも手に入りますし日本人はどこにでもいます。

「人生観が変わった!世界観が変わった!」などという大袈裟なものではありません。

ただ、間違いなく考えに多様性が生まれ視野は広がります

日本で当たり前と思っていたものが海外では通用しないんですからね。逆にいうと、「これでいいんだ!?」ということも多々あります。

就業時間、お店の営業時間やサービス、モノの価値、建物、全てが日本と異なります。

日本のきめ細やかな“おもてなし”精神は、世界に誇れる素晴らしい文化だというのを肌で実感できます。

出会えない人たちと出会える

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※毎週行っていたクラブ

日本にいても素晴らしい出会いはたくさんあります。

ですが、海外だからこそ出会える人は必ずいます。人生観が変わるとしたら、こちらが大きいのではないかと思います。

自身もバックパッカーから換算して、たくさんの出会いがありました。

ほんの一部ですが下記記事にまとめてあります。

 

実際は他にもメリットはたくさんあります。

消極的な自分を変えられた、度胸がついた、自分を見つめ直すことができた、などなど、あげればきりがないですが、僕自身心の底から行ってよかったと思っています。

<海外留学のメリット>

  • 語学力の上達
  • 考えの多様性が生まれ視野が広がる
  • 出会いは一生の宝物

 

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海外留学で失敗しないために 

失敗しないためには、何よりも積極的に動くことだと思います。

  • 外に出る(遊び含む)
  • 学校を休まない
  • ネイティブと話す(日本人とばかりつるまない)
  • アジア人とばかりつるまない(文化が似ているので安心する)
  • 引きこもらない
  • 恥ずかしがらない

細かく言えばもっとあると思いますが、失敗しないためには殻に閉じこもらないでとにかく動くことだと思います。

いい時代だからこそ準備を

幸い僕は、周りや環境に恵まれていたので、ホームシックになることはありませんでしたが、現代はより簡単お手軽に国内外のやりとりが可能です(10数年前もできましたが当時の僕は情弱だったのでネットカフェでメールぐらいしかしていない)。

僕は現地調達派なので、荷物は最小限に抑えるのが理想です。携帯やスマホ(SIM)も現地で簡単に調達できます。

当時はありませんでしたが、最近は便利なポケットWi-Fi(モバイルルーター)のレンタルなどもありますね。

最初の数ヶ月は誰もが不安です。短期なら期間限定でこういったものを活用するといいかもしれませんね。

 

人気のモバイルルーター3選

旅行や出張にも役立つ人気の海外用モバイルルーターをご紹介しておきます。 

海外用の格安WiFiレンタルサービス【Wi-Ho!(ワイホー)】 

株式会社テレコムスクエアの海外用の格安WiFiレンタルサービス「Wi-Ho!(ワイホー)」。

日本から海外へ出国する日本人向けに、海外で使用できるWiFiをレンタルしていて、世界中の主な観光地含め、130か国以上で使えるサービスです。

3Gはもちろんのこと、4Gで使えるWiFi商品も多数アリ。国ごとに使えるWiFi、ヨーロッパ複数か国で使える「ヨーロッパ周遊」、世界の複数か国で使える「ワールド周遊」などが魅力。 

 

海外WiFiならイモトのWiFi 

エクスコムグローバル株式会社の海外用モバイルデータ通信レンタル「イモトのWiFi」。

世界200以上の国と地域をカバー、全ての料金プランでお手頃な価格を実現、10秒で簡単接続、簡単レンタル・帰国時に空港で返却可能、高速大容量データ通信、365日・24時間の充実無料サポートなどがウリです。

 

【ヨーロッパ専用レンタルWi-Fiルーター≪ユーロデータbasic≫】

株式会社グローバルモバイルのヨーロッパ各国で利用できるレンタルWi-Fiルーター「ユーロデータbasic」。

2カ国以上で利用するヨーロッパ周遊タイプは通常1日1000円/1日以上しますが、

ユーロデータbasicは690円/1日のバリュー価格。

スピードよりコストと安定を追及した、「ゆっくりだけどしっかり繋がる」のが特長。データ利用制限は一切なく完全無制限で安心して使えます。

 

話が少し脱線しまたが、僕はいわゆる旅行ではなく、現地に住み、就労し、海外で自立した生活を送っていました

前半はビザの関係上留学という名目でしたが、(語学)学校もほとんど行かなくなり、勉強などほぼしていません。海外留学というとおこがましいので、海外に滞在していたといつも言っています。

それでも語学力に自信がついたのは、日常生活から得たものがほとんどです。

行ったら行ったで生活はなんとでもなりますし、不安があるのは最初だけです。

事前準備も大切ですが大概のものは現地で手に入ります。

それよりは、帰国後や将来どうするのかをよく考えてから留学することをお勧めします。

 

不安があるのは最初だけ!

 

 

あとはどうにでもなる!

 

  

あとがき

余談ですが、僕はPCすら持って行かなかったので、日本との連絡はほぼ遮断していましたし、ルームシェアする際も日本人を含むアジア圏の人が住むフラット(アパート)には住まないようにしていました。

制約(誰も注意してくれない)がない以上、自己管理するしかありません。どうせ行くなら何かしら得て帰ってきたいですね!

海外滞在期をシリーズ化していければと思いますのでよろしくおなしゃす!

 

  • この記事を書いた人

つっちー。

管理人の「つっちー。」です。 「非アクティビズム。」は、主に管理人が気になったモノやコトを紹介するエンタメメディアです。 ガジェット/アプリ/アウトドア全般

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