こんにちは、管理人のつっちーです。
実話を題材にしたノンフィクション映画や、社会風刺を伴ったドキュメンタリー映画は、作り物の感動よりも深く胸に突き刺さり、考えさせられることが多々あります。
今回はそんな「鑑賞後に深く考えさせられる作品」を厳選してご紹介していきます!
厳選版!『ドキュメンタリー・ノンフィクション』観た後に考えさせられる映画まとめ
以前から何度か映画関連の“まとめ記事”を書いてはいるんですが、主観を元に“本当におすすめしたい映画”をオススメしています。
ですので、「それは違うだろ?」という声も甘んじて受け付けます。
でもやっぱり映画は大好きで、最近は正直あまり観れてないものの、時間があれば映画は出来る限り観ています。
その中でもおすすめなジャンルが、ドキュメンタリーやノンフィクション。
理由は単純で、観た後に現実世界とリンクして“考えさせられる映画”だからです。
ドキュメンタリーとノンフィクションでは完全に違うジャンルですし、僕の主観にはなりますが、10作品を厳選して紹介していきます!
フード・インク(Food, Inc.)
言わずと知れた食の安全を考えさせられる作品。
アメリカが舞台ですが、アカデミー賞にもノミネートされています。食の安全性だけでなく畜産の実態や流通の問題、食の工業化など、色んなことを考えさせられると思います。
- 食肉産業の実態を知ることが出来る
- 大企業の圧力や工業化された弊害など
- 同時に健康への悪影響を理解できる
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ありあまるごちそう(We Feed the World)
『フード・インク』とセットで見て欲しい作品。
オーストリア製作でこちらはヨーロッパからの目線で描いていきます。 日本でもコンビニ弁当はじめ多くの食糧が廃棄されています。先進国と途上国と言う視点で考えさせられるのではないかと思います。
- フード・インクとセットで(こちらの方が実は先)みたい
- 大量生産の悪影響で生ずる不透明な流通がわかる
- その先の飢餓問題もわかる
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モンサントの不自然な食べもの(Le monde selon Monsanto)
そして今度はフランスでリリースされた作品です。
世界シェアを誇るアメリカのアグロバイオ企業『モンサント社』にスポットを当てて切り込んでいきます。食品自給率の低い輸入大国日本だからこそ、遺伝子組み換え作物について考えなければならないかもしれません。
- 遺伝子組み換え作物の実態がわかる
- 金取主義悪徳大企業の実態がわかる
- フランス語が心地いい※フランスが好きすぎるが故の主観
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いのちの食べかた(Our Daily Bread)
大規模・大量生産の現場を描いたドイツ映画です。
ナレーションやテロップもなく、延々と映像が流れます。先に上げた作品と並んで、いのちについて考えさせられる作品です。
映像の中にはショッキングなものもありますのでご注意を。※トレーラーは大丈夫です
- 食べ残しが多い人やなんちゃって菜食主義者必見
- 普段食べているものの流れがわかる(主に肉)
- 字幕やナレーション無しだけど映像観るだけでも価値あり
スーパーサイズ・ミー(Super Size Me)
いかにもアメリカらしい『1ヶ月1日3食マックを食べ続ける』という監督自らのドキュメントを追った作品。
サイズも日本とは違うので、よりアメリカンを感じるところです。肥満もさることながらファーストフードを食べ続けると大変なことになるかもしれません。
- ファーストフード好き必見
- 肥満傾向のある人も必見
- アホなノリが好きな人必見
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ザ・コーヴ(The Cove)
日本人としてはただただムカつく作品として名高い、イルカ追い込み漁についてアメリカの視点で描かれています。
シーシェパード、盗撮など日本国内でも波紋を呼んでいましたが、食文化の違いを考えさせられるのではないでしょうか。
- 海外からの一方的な視点
- 動物虐待について
- 数少ないイルカ漁の実態(歪曲されてますが)
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シティ・オブ・ゴッド(City of God)
ブラジルのリオデジャネイロの貧民街を舞台に描いた作品です。
ノンフィクションのくくりに入れていいか迷いましたが、実話がもとになっています。世界にはスラム街がいくつもあります。物語なので脚色されてはいますが、この時代の日本に生まれて良かったなと考えさせられる作品です。
- 少年ギャングの抗争
- 実際のスラム街の子供を起用
- 日本のぬるま湯を再認識
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ブエナ★ビスタ★ソシアル★クラブ (Buena Vista Social Club)
ブエナ★ビスタ★ソシアル★クラブ Film Telecine Version [DVD]
音楽が好きならとりあえず見て損はない作品。
じいさんばあさんたちがカッコイイ!と素直に思える作品です。同時にキューバ行ってみたいなと思わせてくれます。音楽映画なので、音楽に興味ないと面白くないかもしれません。音楽は国境を超えます、間違いなく。
- NO MUSIC, NO LIFE
- アツい夢をあきらめるな
- キューバの陽気なノリ
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Buena Vista Social Club
もちろんCDを持っていますし、今でもたまに聞いてます。カッコよすぎる!!
ONCE ダブリンの街角で (Once)
実際に音楽活動をしている二人がアイルランドを舞台に低予算で作られたラブストーリー。
実際はドキュメンタリーやノンフィクションではないんですが、実在するミュージシャンが作曲を行っているんです。ストーリーもあってギターが心地いい。万人がリラックスして見られる作品だと思います。
※自身がスコットランドに2年ほど住んでいたことがあり街並みが回想されて心地いのです。
- アイリッシュアクセントが聞ける
- アイルランドの街並みが見れる
- 心地いいメロディーと歌声
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ソウル・サーファー(Soul Surfer)
13歳のときに鮫に襲われて片腕を失いながらも、プロサーファーを目指したべサニー・ハミルトンの実話がもとになっています 。
しっかり映画としてのストーリーもあるのでサーファーならずとも楽しめる作品です。自然の驚異を感じます。
※自身がサーファーだからおすすめしている部分も多分にありますが、自然の恐ろしさや脅威、美しさを味わえる作品です。
- 勇気をもらえる
- サーフスタント必見
- 美しい海、自然の力強さを感じられる
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最後に
冒頭にも言いましたがドキュメンタリーとノンフィクションはひとくくりにすべきではないかもしれません。
でもどの作品も胸に引っかかる『何か』があるような気がします。現状は10選ですが、新しく興味をそそる映画を見つけたら随時更新していく予定です。
ドキュメンタリーならこの人
オマケ
何度も紹介していますが、音楽映画では先ほど紹介したブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ以外では、下記がダントツでオススメです。※レゲエ、ロックステディ、ジャマイカ好き以外は微妙ですが。
以上。
観た後に考えさせられる映画の方が好きだけど何か?