個人的に楽しみにしていたスマホ、「Elephone P8」。
特徴は、MediaTek Helio P25(MT6757T)、6GB+64GBの大容量メモリ、16MP+21MPのカメラなどです。
その他指紋認証やベゼルレス(完全なベゼルレスでは無い)、最新OS、Bluetooth、など、当たり前の機能はあたり前に搭載しているので、ミッドレンジ〜が許容できる方ならガチでオススメのスマホです。
- カメラ性能に特化
- CPU、GPU共に必要充分
- 全体的にバランスの取れた完成度
- プラスチッキーでややチープ感
- 重量がやや重い
スペックなど、詳細を見たい方は下記リンクにまとめてあります。ご興味のある方は是非どうぞ。
価格はセール以外だと$250(約28,000円)前後ってところかしら
Elephoneいいメーカー!マジで!
Contents
「Elephone P8」実機レビュー
Elephone P8は、先述の通り、カメラ性能にこだわっています。
カラーバリエーション(ブラック・レッド・ゴールド)からして、ターゲットは女性かもしれませんね。
16MPのインカメラというのも中々すごいんですが、インカメラにフラッシュライトを搭載し、セルフィーが(暗所でも)かなり綺麗に撮影できます。
セルフィー好きの女子にもオススメしたい端末です。
レビューする前からオススメ感全開してますが、ぜひご自分でチェックして見てください!
化粧箱・パッケージ内容
今回は香港のウェアハウスからの出荷だったので、出荷連絡から1週間程度で到着。
GearBestさんからのサンプル提供のため、こんなシールが貼られていました。
これまでも何度も送っていただいてますが、ステッカー貼ってくれたのは今回が初ですw
常々ブログ内で言っていますが、海外配送は梱包が命。
特に精密機器は手厚く梱包してくれないと僕の中では信用度ダダ下がりなんですが、GearBestさん、梱包が手厚くて好感が持てますね。
ここまで、端末に一切関係ない話でしたが、早速開封していきます!
もう何度か目のElephone製品。ロゴが主張する化粧箱は、いたってシンプルです。
箱の裏側にはスペックが記載。
スペック値もカタログと同じ(当たり前w)で開封前からテンション上がります。
今回の端末のカラーはブラックです。
本当はレッドが欲しかったんですけど、致し方なしですね(言うの忘れてました)。
では開封。
他社製品同様、綺麗に収められています。
中華スマホメーカーも一昔前や、無名メーカーなどは、ここが雑だったりするんですが、Elephoneは間違いありません。国内で販売されている端末となんら変わりません。
パッケージ内容は下記の通り。
【パッケージ内容】
- 1 * Elephone P8本体
- 1 * 充電器(Cタイプ)
- 1 * USBケーブル(100cm)
- 1 * SIMピン
- 1 * ユーザーマニュアル
- 1 * TPUスマホケース
中華スマホは“オマケ”が付属したりするのが、地味に嬉しいです。
本端末も同様に、TPUケース(スマホ用ソフトケース)が最初から付属。
マニュアルは日本語対応していません。
ただ、EleのUIは比較的わかりやすく、スマホに慣れた現代人なら、iOSユーザーだったとしてもすんなり移行できると思います。
ケース別購入するつもりだったからありがたいね!
フロントはフィルムも最初から付いてるからいきなり使えるよ!
Elephone P8 使用感
本体前面にはホームボタン、(見にくいですが)上部にカメラ、フラッシュライトが(どこにあるのかわからないように一体となって)配置されています。
筐体は正直思っていたより安っぽいです。
以前レビューした約100ドルの「HOMTOM HT37」ですら、メタルボディだったんですけど、Elephone P8はプラスチックです。
メタルボディが主流の現代では、少し時代遅れ感は否めません。
背面にはカメラとフラッシュライト。
上図はフィルムが付いたままなのでやや汚く見えますが、剥がすとマット調で、質感は言うほど安っぽくはありませんのでご安心を。
上部に3.5mmのイヤホンジャック。
下部にスピーカー、MicroUSB入力端子です。
そして、右側面に電源ボタン。
左側面に(左から)マナーモード切替、ボリュームボタン(上下)が配置。
この仕様非常にありがたいです。
と言うのも、Androidは「電源ボタン+音量ボタン下」でスクリーンショットを撮るので、スクショが撮りやすいんです(ジェスチャー機能もあるんですけどね)。
そしてSIMスロットはデュアルSIM対応です。
参考までに、nano SIM + nano SIMか、nano SIM + MicroSDカードといった使い方が可能となっています。
ネットワーク(接続性)
ネットワークタイプ | FDD-LTE,GSM,TDD-LTE,WCDMA |
2G | GSM 1800MHz,GSM 1900MHz,GSM 850MHz,GSM 900MHz |
3G | WCDMA B1 2100MHz,WCDMA B2 1900MHz,WCDMA B5 850MHz,WCDMA B8 900MHz |
4G LTE | FDD B1 2100MHz,FDD B20 800MHz,FDD B3 1800MHz,FDD B7 2600MHz,FDD B8 900MHz,TDD B38 2600MHz,TDD B40 2300MHz |
対応バンドはやはり少し癖ありです。
国内で利用する場合(もちろん自己責任で)、LTEはB1/B3/B8、WDCMAはB1/B8といった具合です。
相変わらずau系は少し微妙ですが、au系<ドコモ系<ソフトバンク系といった順で使い勝手が変わってきそうです。
デュアルSIM対応なので、NVNO選定に役立てていただければと思います。
黒って濃淡がわかりにくくて一番写真撮るのむずいんだよぅ・・・
サンプルは黒以外でオナシャス!(贅沢
起動
カメラ性能の問題もあるんですが、実物を見るとディズプレイはかなり綺麗に感じます。5.5インチ FHD 1080 × 1920ピクセルは伊達じゃありませんね。
アップデートや初期設定諸々済ませていきます。
カスタムロムかもしれませんが、Elephoneは日本語が最初から入ってます。
設定が楽チン!
いくつかアプリは追加してますが、設定内もおかしな日本語もなく、以前からすると、着々と進化しています。
UIも一般的なAndroid同様、わかりやすいです。
マルウェアチェック
Eleは信用してるのでやめようと思いましたが、マルウェアチェックしておきます。
今回もESETを利用します。
とりあえず問題なしです。
OSは最新のAndroid 7.0「Nougat(ヌガー)」なので、こまめにアプデしておけば問題ないでしょう。
カメラ性能
外に出るなりして、わかりやすい被写体の方がいいと思いますが、とりあえず試し撮りです。
- 被写体:Elephone S7←ガチオススメ!
- レビュー記事:Elephone S7レビュー
念のためもう一枚。
撮影はかなり薄暗い部屋で撮影しています。
ある程度の画素数があれば、ブラウザ上での画質の違いはほぼわからないかもしれません。
インカメラでも同様に撮影して見ましたが、お世辞抜きに、最近触った中華スマホの中ではダントツ綺麗でした。
といっても中華スマホの中での話なので、人によっては実用レベルに満たないかもしれません。
インカメラは反応も早く使いやすい印象を受けましたが、リアカメラはピント調節がイマイチで、(光量によって)若干タイムラグが生じたりします。
HDRモードなどをうまく利用して撮影すればブレなども軽減できるのではないかと思います。
ベンチマークスコア
おなじみ「Geekbench 4」です。
マルチコア2537、シングルコア835という結果でした。
もう少し高い数値が出ると思いましたが、このぐらいかもしれませんね。Snapdragon 650(MSM8956) と大差ない数値といえばミッドレンジとして必要にして充分といったところでしょうか。
次にGPUです。
1894と、数値でいけばGalaxy S6とそこまで変わらないグラフィック性能です。
※一回しかテストはしていないので、多少の誤差値はご容赦ください。
前述の通り、アプリはいくつか追加していますが、メモリやストレージの状態です。
どちらも余裕たっぷりなので、写真好きやゲーム好きにもオススメです!
メモリもストレージも充分あるし、メモリーカードもいらないかもね!
ゲーム(ポケモンGO)やって見たけど問題なくできたよ!
追記:AnTuTu Benchmark スコア
AnTuTuのアプリを利用するにはインストールしなければならないアプリが多いので、あまり好きではないんですよね。
今回ちょうど比較のためにインスコする必要があったので、ついでにスコア出しておきました。
63033点とかなり高い水準です。
ミドルレンジど真ん中と思いきや、実はミッドハイ端末として使えるコスパのいいスマホです。ある程度のヘビーユースにも対応可能で、突出した機能こそないものの、実用性の高い“ちょうどいいバランス”のスマホといった感じですね!
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気になった点・注意した方がいい点
若干チープさがある
重複しますが、筐体がプラスチッキーでほんの少しだけチープ感ありです。
僕はスマホケース(デフォではなく新たに購入予定)を使うので、別段気にはしませんが、そのまま使いたい方には少しマイナスポイントだと思います。
カラーがブラックだから余計にそう見えるというのもあるかもしれません。
そして、ベゼルがもう少しカットされている方が個人的には好きです。
これでも0.9mmまで削った狭小ベゼルなんですが、正直ありきたりというか凡庸性が出てしまっているような気もします。
重量がソコソコある
ご覧の通り、最近のスマホの中では、重量はやや重い印象。
カタログ値は186gなのでほぼ誤差ナシ。
とはいっても200g切っていれば通常のスマホ同様持ち歩きに差し障りはありませんけどね。
マイナス面はこれぐらいであとは問題ない仕上がり
電波も問題なくキャッチするしバッテリー持ちも問題ナシ!
総評
Elephoneへの信頼度がさらに上がったレビューとなりました。
全体的な完成度はさすがという感じで、外見も中身もバランスが取れています。
これだけスマホやガジェットに触っていると、思わず突っ込みたくなる部分が多々出てくるんですが、今回はミドルレンジスマホとしては優秀すぎてマイナス点が見当たりません。
2点のみ、気になった点をあげて見ましたが、3万以下で買える価格で、これだけの機能を搭載しているのがわかれば、むしろご納得いただけるのではないでしょうか。
セルフィー好きや中級機で満足できる方、パイスペ端末のサブを探している方などにオススメしたい、バランスのとれた完成度の高いミッドレンジスマホでした!
【総合評価】 | |
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製品名 | Elephone P8 |
おすすめポイント |
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総合おすすめ度 | ★★★★★ 4.5 |
※▼GearBestへのリンクです。
ユーザーによっては点数は低くなるかもしれないけど大満足のスマホね!
Elephoneやっぱりイイヨォ〜〜〜!!
あとがき
何度か登場していて、今現在僕のメイン機である「Elephone S7」は、実はバッテリーの持ちが非常に悪いのと、若干飽きてきたのもあり、そろそろ変えようと思ってたんです。
ただ、S7はより完成度が高く、ハイスペで、価格もお手頃で文句の付け所がないんです。バッテリー持ち歩けばいいだけですしね。
というわけで、今回ご紹介したElephone P8は、妻のメインスマホにしようと思っています。
僕もしばらく使ってみたいと思わせてくれるいいスマホでした!