※docooler様よりサンプル提供
こんにちは。
ヘッドホンやイヤホンのレビューが最近増えてきました。当メディアでご紹介している製品は廉価品(中華ガジェット)が多いので、比較的手を出しやすいんじゃないかと思います。
そして今回ゲットしたのは、ちょっと面白い製品です。
Bluetooth接続可能なイヤホンもこれまでいくつかご紹介していますが、これまでは片耳に装着する、いわゆるハンズフリーマイク付きイヤホンです。
片耳のタイプは音質がそこまで望めないので、音楽用というよりは通話用としての使用がメインになると思います。
今回の製品はその両耳版。
docooler ワイヤレスBluetoothヘッドフォンのレビューです!
- docooler ワイヤレスBluetoothヘッドフォンレビュー
- 「docooler ワイヤレスBluetoothヘッドフォン」使用感
- 「docooler ワイヤレスBluetoothヘッドフォン T8」総評
- あとがき
Contents
docooler ワイヤレスBluetoothヘッドフォンレビュー
なんだかんだ言ってもBluetooth接続できる恩恵は大きいですね。多少の遅延や音の劣化はあったとしても、ワイヤレスだとヘッドセットを装着したままトイレも行けますし、何か別の作業も可能になります。
優先順位をどこに持っていくかにもよりますが、煩わしさをなくして便利さを取るならBluetoothという感じでしょうか。
もちろんBluetooth接続のタイプでもクオリティの高い製品はごまんとありますけどね。
ではレビューの前に少し製品の説明をしておきます。
スペック・概要
とにかく本製品は小さい!そして軽い(6g)!
と言っても親指の第一関節ぐらいのサイズ感はありますけど、しっかり管理しないとなくしてしまいそうです(褒め言葉)。
バッテリー内蔵の携帯式充電ケースも付属しているので充電したい時にさっと充電できるのはいいですね。
では、スペックです。
「docooler ワイヤレスBluetoothヘッドフォン」スペック | |
---|---|
ブランド | docooler |
カラー | ホワイト |
Chipset version | V4.1 |
ワイヤレスモード | ハンズフリー/ヘッドセット/AV/AV RCP |
周波数 | 2.4GHz |
送信電力 | Class2 |
伝送範囲 | 10 m |
温度 | -20/+60℃ |
インピーダンス | 50 Ohms |
マイク感度 | 40±3dB |
周波数帯域 | 20 Hz ~ 20 KHz |
音楽再生時間 | 約3時間 |
通話時間 | 約4時間 |
スタンバイ | 約120時間 |
電源 | AC/DC 5V 110-240V |
ヘッドホンサイズ | 約2.2 * 2.2 * 2cm / 0.87 * 0.87 * 0.79inch |
ヘッドホン重量 | 約6g / 0.21oz |
パッケージサイズ | 約11.3 * 6.8 * 4.2cm / 4.45 * 2.68 * 1.65in (L * W * H) |
パッケージ重量 | 約139g / 4.90oz |
色々言いたいことはあるんですが、上記はAmazonの商品ページと、製品化粧箱、マニュアルを元に作成したスペック表です。
Amazonの商品ページと明らかに数値が違う部分がありますが、実際はわかりません。かなりの誤差値なので再生時間などは特に、“少ない方を基準に”考えてもらった方がいいと思います。
それぞれが独立したBluetooth機器となっているので、シェアして使うことが出来ます。
もちろん単独でも使えるので、両耳が煩わしい人にもいいかもしれません。
そして、マルチデバイス対応で切り替えなしで接続可能。昨今のイヤホンでは珍しくないですが、スマホ2台持ちの人にはありがたい機能ですね。
必要機能はすべて搭載されたコンパクトなポータブルBluetoothイヤホンです!
外観・パッケージ内容
これぞ中華ガジェット!と言わんばかりの簡易的な化粧箱。ただの白い箱です。
裏側にスペックの記載がありますがメーカーや製造元の記載は無し。
製品はフィルムコーティングはされておらず、そのまま入った状態です。
ただ、梱包はしっかりしているので、配送時の揺れによる傷などはつかないと思います。
では梱包内容を確認していきます。
【パッケージ内容】
- 1(ニコイチ)* Wireless Headphones
- 2(ニコイチ)* イヤーパッド
- 1* MicroUSBケーブル
- 1* キャリーバッグ
- 1 *取扱説明書
マニュアルはペラ紙で、すべて英語表記です。
後ほど少しだけ説明しますが、英語に自信がない方はちょっとペアリングに悩むかもしれません。
次章より製品に触っていきます!
「docooler ワイヤレスBluetoothヘッドフォン」使用感
今回ゲットしたのはホワイト版です。
見た感じ、作りは比較的しっかりしていそうな雰囲気。
この黒いケース自体に500mAhのバッテリーが内蔵されているみたいなので、付属のUSBでケースごと充電します。
イヤホンを取り出してみます。
雑さはないですけど、安っぽさは否めません。
僕の耳にはデフォルトのイヤーパッドは大きすぎました。イヤーパッドが付属しているので、付け替えてみましたがその際見えるイヤホン部分に少しバリがありました。(気にするほどでもないんですけどねw)
反対側がファンクションボタンになっています。プッシュ回数やプッシュ時間などによって色々出来ます。
ペアリング機能
電源のONOFFはファンクションボタンを長押しします(※6秒以内!英語か中国語の音声ガイダンスも流れます)。
片方だけペアリングしたい時は片方だけファンクションボタンを長押しします(7〜10秒)。
端末を検索している際、赤と青のインジケーターランプが交互に素早く点滅します。
接続完了すると青のみの点滅。ローパワーになると赤ライトが点滅し、要充電です。
両方繋げたい時は左右一緒にファンクションボタンを長押しします。あとは前述と同じ感じで繋がるはず。
定かではないですが、二つ“T8”があると思います。それぞれ接続する必要があるのかわかってませんが、しっかり充電して両方長押しして検索かけてタップすれば繋がります。(取説大して読まないマンで適当にやってたら繋がっちゃったのでw)
念のためケーブル刺してますが、ケーブルなしでも“ケースに充電がされていれば”勝手に赤のLEDが点灯します。
蓋を閉めても充電されているのが一目でわかる仕様となっています。
そして非常にわかりにくいですが、フル充電できるとケース本体のセンター部分の青色LEDが点灯します。
音質について
お世辞にもいい音とは言えませんね。
この価格帯でエージングの意味があるかわかりませんが、数100時間つけっぱなしにしてみましたが(充電を繰り返し行い)、安物特有のドンシャリ感。
※ムッチャ聞いてる
特に高音がつんざくような音質で低音が弱いです。音に関しては素人ですけど、これまでのイヤホンから比べるとかなり低品質と言わざるを得ません。
また、ハンズフリー機能もあるので使用してみましたが、音声は聞き取りにくくこもっています。相手側も聞こえづらいとのことでした。
ただ、利便性はあると思いますので、どこに重きをおくかといったところでしょうか。
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「docooler ワイヤレスBluetoothヘッドフォン T8」総評
コンパクトでポータブルなハンズフリーイヤホン
今回もマイナスポイントから。
先述の通り、音に関しては過度な期待はなさらないように。100均のイヤホンに近いといえばわかりやすいと思います。
また、日本国内のユーザーを対象にするならマニュアルは日本語対応の方がいいかもしれないですね。お年寄りはまずわからないでしょう。
そしてマニュアルには製品モデルは"T6"となっています。サンプルだからかもしれませんが、「ペアリングしたいけどT6なんかねぇぞ!」とツッコミたくなりますね(製品モデルはT8)。
あとはdocoolerと表記したもののどこを探してもdocoolerとは書かれていません。販売者もいくつかあるのでアリババ出店の無名ベンチャーか零細企業のOEMかODM製品だと思われます。
かなりディスが多いですが、製品としては3流ぐらいの感覚で使えば問題ありません。
また、先にもあげたように、利便性を重視するなら持っていてもいいと思える製品ですね。
がっつり音楽を聴くためではなく、外出先などで簡易的に使用したい方には使い勝手がいいんじゃないかと思います。充電ケースもついていてかなり小型で軽量なので持ち運びはしやすいです。
どちらにしても、ちょっと変わったものが欲しいという層には多少ウケる商品です!
クーポンゲットしてますよ〜。10%OFFですけどちょっと長めにもらいました。
【総合評価】 | |
---|---|
製品名 | docooler ワイヤレスBluetoothヘッドフォン T8 |
クーポン |
K4UYPG97 ※Amazon専用のクーポンです。期間は5月31日まで。 |
総合おすすめ度 | ★★★☆☆ 2.7 |
※カートに商品を追加した後、支払方法の選択画面で上記クーポンをコピペすればOKです!
外用にいいかな
ちょっと荒削りだけどこれから飛躍するかも?
あとがき
担当の方には申し訳ないですけど、今回の製品はいかにも中国クオリティという感じでした。
マニュアルもイラスト(絵)付きでペアリング方法書いてあるものの、文字が潰れてて読みにくいし、外箱はただの白い箱だし、国産品やある程度知名度のあるメーカーではあり得ない感じです。
メーカーの品質管理に少し携わっていたこともあるので、余計にそう感じてしまうんでしょうが、製品の質だけではなく、こういった細かいところにも目を向けて欲しいです。
docoolerはヘッドホン並びにモバイルガジェットをすでに数多くリリースしているようなのでこれからに期待したいと思います!