Andoer 21インチウクレレ レビュー・感想・評価 | 激安中華ウクレレはギターライクな見た目【ウスレレ/UK-LA02-21】

巷で話題の激安中華ウクレレをゲットしました。

現在ウクレレ歴2ヶ月。僕自身初心者も初心者というのもあり、いつ辞めるかわからないものに、そこまでお金をかけたくないというのが本音。

様々なモデルがあり、値段もピンキリな楽器の世界。実際何を購入したらいいのかわからないという方も多いと思います。

今回は、ウクレレ初心者による激安中華ウクレレ「Andoer 21インチウクレレ」のレビューです。

俗にいう“ウスレレ”ってやつウホ！

タイムセールとか狙えばかなりお得に買えるウキ！

 

Andoer 21インチウクレレ レビュー

現在はいろんなモデルがリリースされているので、激安というと語弊があるかもしれません。

以前レビューした「アリア AU-2」は、ケースやらDVDやらチューナーが全部付いたセットで6,000円ですからね（前のモデルのAU-1なら5,000円）。

本当は話題になっているかさえも不明ですが、ユーチューバーの瀬戸弘司さんはじめ、たくさんの方が紹介していて、ずっと気になっていた商品でもあります。

（気になる方はご自分で検索かけてくださいねw）

 

スペック・概要

「Andoer 21インチウクレレ」スペック
ブランド	IZ
モデル	UK-LA02-21
サイズ	21/24/26インチ※オプション
材質	トップ：スプルース サイド：サペリ バック：サペリ ネック：マホガニー 指板：ローズウッド ナット/サドル：牛骨 弦：ナイロン
ペグタイプ	ギアペグ
製品重量	456g / 16.1oz

Andoerブランドの製品は、これまでもいくつかレビューしてきていますが、メーカーではなく、代理店みたいなものですのでお間違えのないように。

一部カメラ関連などの自社製品はありますが、基本的にはOEM製品が多いブランドです（ですがAndoerの印字はしないという不思議w）。内情を言ってしまうと中華ECサイトTOMTOPのオリジナルブランドです。

今回ご紹介しているウクレレも、本社は中国は広州市、楽器を製造販売する「广州吉度乐器制造有限公司」のれっきとした製品です。

トップにはマツ科のスプルース、サイドとバックにはサペリを使用。

ちなみにサペリは、マホガニーの代替え品で家具をはじめ様々なところで使われています。

ペグはチューンングが狂いにくく、合わせやすいギアペグ仕様。

つまみ部分が“ランダム”で黒かシルバーになるという謎仕様w

ストラップピンが最初からついているので、ストラップの同時購入もアリかもしれませんね。

“ウスレレ” と呼ばれるだけあって、厚さたったの42mm。

ウクレレ自体小さい楽器ですが、21インチのソプラノサイズも相まって、どこにでも持ち運んで奏でたくなるそんなカワイイ見た目と仕上がりのウクレレです。

• 小さくて薄くて安い
• 値段以上の上質な仕上がり
• うるさ過ぎない高音が強い音色
• 個体差が激しい
• 所々の雑さが目立つ

正直もっとしょぼいと思ってたけど割としっかりした作りで及第点ウホ！

細かいところは仕方ないにしても海外製品はそんなものウキ！
日本クオリティじゃなきゃ満足できないって人はやめといた方が無難ウキキー！

 

外観・パッケージ内容

発注後翌日に到着。

逆さかもしれませんが、上下どちらから見ても同じ"IZ"のロゴが注意を引きます。

型番もUK-LA02-21としっかり明記されています。

ちなみに末尾の21は21インチという意味なので、サイズが変わるとこの部分が変わると思われます。

並行輸入品と記載されていましたが、日本（の倉庫-Warehouse）に在庫があるのは間違いなさそうです。

ただ、梱包の雑さが見え隠れしてしまっているため、そんなところからも漂う中国感。

国内配送でも日本はもう少し気を使いますが、もう少し保護はした方がいいかもしれないですね（Amazonなので大きい箱に別梱包になっていますので過度なご心配は無用です）。

画像だとわかりにくいですが、ペグの部分が擦れてほぼむき出しになってました。

パッケージ内容はウクレレ本体のみ。

取扱説明書や保証書などの類も一切付属してません。

ペラ紙でもいいから何かした同梱した方が信頼性が増すウホウホウホ

目の肥えた人（はそもそも買わないけど）を取り込むには、そういうところも気をつけないとダメだと思うウキ！

 

 

Andoer 21インチウクレレ 使用感

製品を見てまず思ったのは「イイ！」です。

パッと見はテカテカしていてかなり光沢とツヤがあり、バリもなく充分綺麗に仕上がってます。

画像だとわかりにくいですが、背面はラウンド加工が施されていて少し丸みを帯びています。

ヘッド部分にも"ZI"の刻印。

先述の通り、ペグはランダムでブラックかシルバーになるとのことだったのですが、僕は黒だったみたいです。

QC検定もRoHSも通ってるのでクオリティは良いわけです。（RoHSは関係ないですけどねw）

白い部分は傷がつかないための養生シールです。

このペグの素材はおそらく樹脂製。明らかにメッキで誤魔化してる感アリです。長く使うには耐久性がやや心配ですね。

素人なのでわかりませんが、個人的にはネックはちょうどいい太さです。

また、ネック部分にもPU（ポリウレタン）コーティングが施されているので、見た目は高級感が漂っています。

ストラップピンは2箇所。

ウクレレを演奏していて、ストラップつけたいなと思っていたので、地味に嬉しい仕様。

とても5,000円以下には見えないウホーー！

ゴージャス＆ラグジュアリー＆ビューリホーウキィ！

 

「Andoer 21」と「Aria AU-2」比較

AU-2と並べてみたところサイズはどちらもソプラノサイズ。長さはほとんど変わりません。

でもご覧の通り、厚みの差は歴然です。

音色は動画じゃないとわからないと思いますので、比較簡易動画を作成しました。

動画を簡単に解説すると、ボディの厚みが薄い分、音の伸びがないというか低音が弱いというか、トータルして若干音は小さめです。

ですので近所迷惑が気になる方にも比較的オススメできそうです。

それでも強めに弾けばそれなりのボリュームの音が出ますのでご注意くださいね。

一曲ぐらい弾いて見せろウホ

持ってるだけで満足してるウキ！

 

追記：演奏動画

上記演奏動画です。ウクレレの音色より、声の方が大きくて若干邪魔しているような気もしますが、適当にコードでジャカジャカ弾くだけでそれっぽくなっちゃいますｗ

著者のようにいつでも弾けるように“車に置きっぱなし”は推奨こそしないものの、適当に扱えるのはかなり強みと言えますね。

 

 

気になった点・注意したい点（デメリットなど）

楽器素人、ウクレレ初心者の僕がいうことは特にありません。

基本的には素人目から見ても文句の付け所がない製品でした。

ですが、素人なりに少し気になったところが2点ほどあったのでご紹介しておきます。

ウスレレなのに重い

メーカー記載の重量は456gだったのでほぼ誤差なし。手に持つとよりわかりますが、結構ズッシリときます。

AU-2と比較してもこのぐらい重量の差が出ます。

ただ、著者が普段AU-2を使っているということもあるので、より分かり易かったというだけの話です。

初めてのウクレレがAndoerなら問題ないと思います。

個体差がある（らしい）

以前もどこかで言ったことがありますが、著者は以前貿易関係の仕事を（中国と）していたこともあり、チャイナクオリティに関しては他の方よりもわかっていると自負しています。

国民性もありますが、よほどの大手で品質管理を徹底していない限り、中華製品は100％個体差が出ます。

これは経験則によるものですが、致命的な欠陥もあれば、軽度な欠陥もあります。

特に、アリババあたりで出品している中小零細メーカーの製品ともなれば、確実にアタリとハズレがあると思っておいてください。

ハズレを引いてしまった場合は、うだうだとクレームを入れずに、時間がかかったとしても返品か交換を素直にしてくださいね。

細かいことを言えば謎の汚れとかメッキ剥がれとかホコリとか（よく見ないとわからない）小キズとかはあるウホ！

中国問わず海外製はパッケージングも雑なものが多いウキ！
海外経験ある人ならわかってくれるはずウキーーー！

 

 

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Andoer 21インチウクレレ UK-LA02-21 総合評価

トータルしてオススメできる商品です。

楽器を知ってる方からすると、“初期の弦は使えないので交換必須”とか、“自分でメンテできる人向き”という声を目にしました。

でもコード弾きで10曲程度しか演奏できない著者からすると、全然アリの商品です。

サウンドホール回りやラベルも凝ってますし、"ZI"クオリティは安心して良いんじゃないでしょうか。

チューニングはAU-2と比べるとやや狂いやすいかなという印象はありますが、それでも問題なく演奏できます。

これから始める方というよりは、ある程度演奏してきた方のサブ用として持っておくのが良いかもしれませんね。

価格的にもその辺に置いておいて、“思いついた時にサッと取り出して弾く用”など、割り切った使い方のできる、価値のあるウクレレ（ウスレレ）でした！

ぞんざいに扱える製品はそれはそれで必要ウホ！

実は結構ひどいこと言ってるウキィ…

 

 

いらなくなったら売り払おう

やればやった分だけ成長（楽しめる）できるウクレレですが、合う人合わない人は当然いると思います。

また、さらに上達できるように新たなモデルを検討するのもいいと思います。

どちらにしても、現在使用している楽器は邪魔になると思います。

そんな時、お近くのハードオフに持っていくのも一つの手ですが、在宅で買取査定してもらえればかなり手間が省けます。

ただし、ぶっちゃけ、買取は二束三文にしかなりませんし、買取金額は団栗の背比べです。

これはどこの買取業者を利用しても確実に同じことが言えます。

というのも、僕自身楽器ではありませんが、買取する側の経験者です。

中古品は安く買い取れば書いとるほど利益率が高くなります。会社によって査定方法は異なるものの、何かと理由をつけて安く買い取ります。

実際、サービス利用者も売れればいいやぐらいの気持ちの方も多いですしね。

不要な楽器があれば試してみてはいかがでしょうか。

 

おすすめ楽器買取業者

「買取アローズ」は送料無料、査定無料、梱包材無料、手数料無料、在宅で待っているだけでOKです。

 

 

あとがき

なかなか練習する時間がありませんが、コードで弾くだけでもかなり楽しいです。

他の楽器でも楽しいのは間違い無いんですが、この“どこにでも持ち運べるサイズ感” はウクレレならではですね。

ウクレレ始めたい方や迷ってる方は下記記事もどうぞ！

もっと練習して動画掲載できるように頑張ります！（コードでならもう何曲か弾けますからね！w）