※GearBestよりサンプル提供
こんにちは。やっと手に入れました、「Elephone S7」。
以前別の記事でご紹介したんですが、低価格にもかかわらず、スペックがなかなか魅力的な中華スマホです。
→「ElePhone S7」コスパグッドなハイスペック低価格スマホ | プレセールスタートでさらにお安く‼︎ - 非アクティビズム。
この時にご紹介したセールは既に終わっていますが、今後もセール対象になる可能性はありますし、現在でも約2万円(3万以下)という価格で購入可能です。
デカコアCPU搭載、カラーバリエーションも少し変わっているので、個人的に実はめちゃくちゃ狙っていたスマホだったんです!
本日は、そんな「Elephone S7」のレビューをしていきます!
Contents
Elephone S7 レビュー
前回もご紹介しましたが、再度スペックを表記しておきます。
「Elephone S7」スペック | |
---|---|
CPU | Helio X20 / MT6737T(S7 |
RAM | 2GB/3GB/4GB |
ROM | 16GB/32GB/64G |
ディスプレイ | 5.5" FHD/5.2" FHD(S7 Mini) |
フロントカメラ | 5.0MP |
リアカメラ | 13.0MP |
オペレーティングシステム | Android 6.0 |
ネットワーク | 4G+/WCDMA/GSM |
他特徴 | Bezel-less,E-Touch 2.0 |
全般 | ・Bezel-less ・3D曲面ガラス ・フロント指紋認証(support off screen wake up) ・S7 カラー:ゴールド,ブルー,ブラック,グリーン, S7 Mini カラー:ブルー |
CPU | ・CPU:Helio X20 64-bit Deca-core / MT6737T Quad-core(S7 Mini) ・GPU:ARM Mali T880 / ARM Mail T720 MP2 (S7 Mini) |
ディスプレイ | ・5.5" 1080 *1920 pixels ・JDI Incell Full Lamination ・Corning Gorilla Glass 3 ・Multi-touch(5 points) |
ストレージ | ・2+16GB/3+32GB/4+64GB (S7 Mini only with 2+32GB available) ・Memory Card:T-Flash Card ・Support micro SD (T-Flash):Max to 128GB |
カメラ | ・Rear: 13.0MP F/2.2 ・Front:5.0MP F/2.4 ・Video Recording Resolution:1080P ・Flash:YES ・Auto Focus:YES ・Touch Focus:YES |
他の特徴 | ・Sensor:Gyroscope,G-sensor,P-sensor,L-sensor,Hall,E-compass ・OTG:YES ・I/O Interface:USB ・USB:Micro USB 5 pin ・Fingerprint:YES (Front Home Button) ・Breathing light:YES ( Three-color indicator) ・Certification:CE、RoHS、WEEE、Msds、UN38.3 ・Special function:E-touch 2.0,Gesture function |
無線とネットワーク | ・S7: |
バッテリー | ・S7: 3000 mAh(Li-POL battery)/ S7 Mini: 2450 mAh(Li-POL battery) |
外形寸法と重量 | ・製品サイズ:150.4*73.2*7.6mm |
パッケージ | ・1 x 本体 |
途中ちょっと面倒になってしまったので、全部の翻訳をかけてませんが、ほぼわかると思います。
特徴的なのは、MediaTekの10コアプロセッサ「Helio X20」 、FHDスクリーン、ラウンドエッジ型のベゼルレスデザイン、Galaxy S7 edgeそっくりの外観といったところです。
比較的新しいスマホなら当たり前のように搭載されていますが、本製品も指紋認証センサーはついてます。
そしてもう一つ特徴なのが、“戻るボタン”をなくし、「E-touch 2.0」というホームボタンで色々できるようになっているのも特徴の一つ。
一部抜粋しますが、軽く押す(触る)→指紋認証&“戻るボタン”、長押し→直近のタスク表示など、若干操作は違いますが、iPhoneユーザーにはおなじみですね。
簡単ではありますが、スペックについてはもう少し詳しく記事にしてあるので、ご興味のある方は下記リンク先をご覧ください。
外観 ・パッケージ内容
それでは、実機レビューに移ります!
海外配送ではおなじみ、DHLにて手厚く梱包され商品が届きました。
中国っぽさは皆無です。中国市場だけではなく、世界中に視野を向けているのが伺えます。漢字は一切なく、全て英語表記です。
外箱に光る「Helio X25」の文字。メーカーサイトにも記載がなかったので詳しくはわかりませんが、Helio X20とX25があるのかもしれません。
X20は最近よく見るようになったので過度な期待はしませんが、X25はベンチマーク10万超えのハイエンド機種にも引けを取りません。
ちなみに今回の商品は4GB RAM + 64GB ROMのバージョンです。
外箱はシンプルで安っぽさは無し。裏も英語表記のみです。
というかELEPHONEの本社が香港なので、英語表記のみというのも頷けますけどね。
では、いざ開封!
今回ゲットしたのはブルーのバージョン。本当はグリーンが大本命だったんですが、ブルーのスマホも持ったことはないので無問題。
付属品は下記の通りです。
スペック表にも記載したので重複しますが今度はオールイングリッシュで。
マニュアルは英語のみですが、ある程度英語がわかればセットアップも問題ないでしょう。
スマホ自体の言語は日本語が最初から入っているので、ご心配なく。
プラグ形状は日本国内対応ではありません。今やUSBさえあれば特に気にすることはないですね。
それにしても、我が家にMicroUSBケーブル何本あるんでしょうか。どうでもいいことですけど。
そして何より嬉しいのが、最初からカバー付き!
中華スマホを使用するのに少し困るのが、ケースとフィルムです。
当たり前ですけど、スマホ本体が国内で正規に販売されていないので、ケースもフィルムも結局海外サイトや並行輸入品を購入しなければならないですからね。これは非常にありがたい!
製品(フィルムを取る前)の表と裏です。
さすがイミテーション大国中国!Galaxy S7 edgeに似たベゼルレスの曲面ディスプレイがなんともカッコいい!
表面にはホームボタン以外はなく、シンプルなのもいいですね。
反射しまくって僕が写ってしまうので斜め撮りです、ご容赦ください。
裏面のフィルムにもうっすら説明が書いてありますが、上記画像左上(スマホ右側)にボリュームコントロールボタン・電源ボタン、画像右上(スマホ左側)にはSIMスロット。
上部にイヤホンジャック、下部にMicro USBポート・スピーカーがついています。
全体的に丸みを帯びたデザインで、手に馴染みそうです。
ヘアライン仕上げやマット加工が多い昨今のスマホですが、あえて指紋の目立ちそうな鏡面仕上げで、角度を変えると美しい発色をします。
「Elephone S7」の実際の使用感
電源を入れて使ってみます。(既に入ってますが) 電源オン!
日本国内で安心して使える!
電源を入れると同時に言語選択を促されます。
ちゃんと一番下に日本語いました。これがあるだけで、購買意欲がそそられるかどうかがだいぶ変わってきますからね。
次に壁紙とロックスクリーンの設定。
デフォの画面ですが、FHD(5.5インチ 1920 x 1080ピクセル)の恩恵もあり、かなり鮮やかな発色。
ELEPHONEもAndroid用の独自のUIを持っていて、“ELE UI”を持っています。ところどころ日本語化されてないところもありますが、使用上には全く問題無しです。
キーボード設定は英語のみなので、アプリを入れて解決しておきましょう。
というわけで日本語化(入力含めて全て)完了!
ロケールが選択できてなかったので、ロケールも日本にしてしっかり日本で使用可能な端末となりました。
デュアルSIM対応
デュアルSIM、デュアルスタンバイ対応の本製品。nano SIMなのでご購入の際はご注意下さい(当人は現在Micro SIMしか持っていないので通信の確認はできず。)
余談ですが、普段見えないSIMトレイもスマホのカラーに合わせてブルーにしてるあたり、凝ってますね。
カメラ機能
一切加工無し、オートフォーカス、フラッシュ無しで撮影しています。バックカメラは1300万画素です。
被写体がアレですが、立ち上がりや撮影まで時間はかかりませんし、かなり寄っても難なくピントを合わせてくれます。接写いい感じです。
フラッシュももちろんついていますし、手ぶれ補正などの機能も有り。
インカメラは500万画素で標準的な仕様となっています。これだけあれば必要充分。
ベンチマークスコアチェック
今回はしっかりベンチマークスコアを調べてみました。下記アプリがどちらも鉄板アプリですが今回は下の「Geekbench 4」を使用します。
“スコア表のまとめ”という素晴らしい記事を作っている方がいらっしゃったので、リンク貼り付けておきますね。
それなりに新しいスマホをご利用の方は、ご自分のスマートフォンが果たしてどのあたりなのか、指標にしてみてください。
→決定版!2016冬スマホ/SIMフリー/タブレット56機種ベンチマーク性能比較!AntutuからCPU、3Dグラフィック/動画再生/バッテリーまで9種類
というわけで、「S7」のスコアはいかに?!
多少の誤差値はあると思いますが、シングルコア:1701、マルチコア:4407という結果でした。
一応先ほどのリンク先を参考に書いておきますと、iPhone 6s Plusとほぼ変わりません。シングルコアではiPad mini 4より少し高いスコアです。
参考に、もう一つ載せておきます。
というか、優秀すぎませんか、中華スマホ。Galaxy S7 edgeに迫る勢いですね。もう高い金出してiPhone買う必要ないんじゃないでしょうか。
2万円ちょいでこのスペックが手に入るなら、ガチでいい買い物だと思います。
回線について
こちらの記事(セルフSIMカットレビュー!SIMパンチでサクッとmicroSIMをnanoSIMへ! - 非アクティビズム。)でも記載してあるんですが、無事通信確認取れました。
同じ画像ですが、4Gキャッチしてます!
ちなみに僕は楽天モバイルですが、何の設定もなく電波キャッチしてくれました!
念のためAPNの設定はしましが、通話確認もしたので大丈夫だと思います。これからしばらくは、コイツが僕のメインスマホです。
少し残念な点
2日ほど使って少し残念な点を発見しましたので、追記しておきます。
まず一つ目(画像左)。そこまで気になることではないですし、開けば通常表記してくれるんですが、曜日がなぜか抜けています。
後日確認したところ普通に表記されました。これについてはなんの問題もなしでした。
しばらく使って確認しましたが、どうやら日曜のみ表記してくれます。もはや謎w
そしてもう一つ(画像右)。全てではないんですが、サイトによってはアルファベットがちゃんと表記されないことがあります(今回たまたま見つけたのはモバレコさんのサイトです)。
他パスワード入力の時にアルファベット表記がおかしくなる(入力は問題無し)ので、少し残念です。
ただ、これはGoogleクロームのアプリを使った場合の現象です。他のブラウザで試していないので、もしかしたらブラウザを変えれば普通に表示してくれるかもしれません。
追記
OSアプデートでこの問題も解決されました。
現実問題として本スマホ、かなり使えます!
追記:バッテリー持ちが悪い
バッテリー容量は3000mAhと、他のスマホ同様のスペックを誇る本端末ですが、バッテリー持ちが少々悪いです。
通常使いのみならず、(データ容量の多い)ゲーミング用としても充分耐えうるスペックのスマホなぶん、少し残念な部分ではありますが、外出時はモバイルバッテリー等持って行った方が無難です。
CPU性能が高いぶん、致し方ない部分はありますが、ゲームやアプリを起動していると、バッテリーがみるみる減っていきますのでご注意を。
広告
「Elephone S7」総評
ハイスペックローコストは本物!コスパ重視派にオススメスマホ
総合して素晴らしいの一言。
あまりべた褒めすることはないんですが、本製品は個人的にデザインがまず気に入りました。
指紋認証も早いですし、余計なボタンを削ったiPhoneのようなシンプルさとラウンドエッジ加工、手に馴染む丸みを帯びた反射角度によって色々な表情を見せる、鏡面仕上げの背面。
僕は人と違うことに喜びを感じるタイプなので、カラーバリエーションが豊富なのもいいですね。
ホームボタンの操作性はiPhoneと似ているように感じました。さらに細かい設定も可能ですが、iPhoneユーザーがAndroidに移行するのに使いやすいデバイスだと思います。
今後使いにくい点は出てくるかもしれませんが、完全な日本語化(9割は出来ます)ができないのでほんの少しだけマイナスしておきます!
これはいいスマホ
あくまでも個人の感想です
あとがき
Elephoneのスマホを今回初めて触りましたが、今後は選択肢の一つとして入ってきそうです。信頼感が一気に高まりました。
色んなところで格安SIMの話は出てきていますし、僕自身もずっと言っていますが、ほとんど電話をかけないのにキャリア使っている人は確実に損をしてます。現在二台持ちですが本当に安くなります。気になる方は下記記事をチェック!
→【楽天モバイル】格安SIM2回線開通で通信費節約!夫婦や家族で格安SIMならさらにお得に! - 非アクティビズム。
これを機会に乗り換えを考えてみてはいかがでしょうか。
とりあえず、本製品、いいスマホです! 技適マークはないのでご使用の際は自己責任で!