先日、イシガキダイ、別名クチジロを知人からいただいたものの、捌くのが非常に面倒臭かったというのが主な感想。
ね、ヒドイでしょ。百均の出刃包丁の切れないこと切れないこと。んで、身がズタズタになりました。刺身の厚さは均等じゃないし。
で、余ったのは煮つけました。煮つけは鍋にぶち込んだだけ。ザ・男の料理。前回貰ったときは塩焼きで食べました。
鍋に入りきらなかったので切り刻んで、尚且つ煮崩れしまくり。だけどね、
んまいっ!!
鯛ですね鯛。脂凄い乗ってる。わかりますかね、この照り具合。脂ヤバしです。
ちょっと前置きが長くなりました。実はコイツ美味しいのはいいんだけどね、シガテラ毒っていう毒を持ってる場合があるんです。
僕が愛してやまない「古谷実先生」の作品の題名にもなってました。
シガテラ毒というのは、
主症状は神経症状であるドライアイスセンセーション(温度感覚の異常)、掻痒、四肢の痛みで、筋肉痛、関節痛、頭痛、めまい、脱力、排尿障害などもある。また、消化器系症状(下痢、嘔吐、腹痛、悪心等)や循環器系症状(不整脈、血圧低下、徐脈等)も呈することがある。
ひえぇ!!なんと恐ろしい!!しかもシガテラは熱を入れても 分解されないんです。
さらには、
毒性の強さは驚くなかれ、あの猛毒で知られるフグ毒のテトロドトキシンよりも数十倍も強いと言われています。
ひゃあぁぁぁ!!もうだめ!オレヤバいかも。
ところがみなさん、実はシガテラ毒は結構身近な魚が保有してる場合もあるんです。
※しかもこのイシガキダイをくれた友人の原田氏は僕が食べた後「シガテラ毒気を付けてね」と伝えるヒドイやつなんです。
シガテラ毒を持っている魚
厚生労働省も示唆してるんだけど、実は結構種類多いんです。コチラは別サイトからの引用。
南方系の魚に多く見られるようですが、その数、驚く無かれ数百種類と言われています。一例を挙げると、バラフエダイ,オニカマス,ウツボ,バラハタ,マダラハタ,カンパチ,ヒラマサ,イシガキダイ,ギンガメアジ等等等。
今回僕が食べた 、イシガキダイは少しレアな魚な気もするけど、いくつか普通に聞いたことがあるものもありますよね。ハタ、カンパチ、ヒラマサなんかは普通にスーパーで売ってます。
実はリスキーなものを食べてるんです、みんな。
とはいっても症例は極めて低い数字。きっと大丈夫です。僕も。
日本では沖縄県で他の地域と比較して多く発生している。沖縄県での過去10年間(1997年~2006年)の発生件数は33件、患者総数は103名と報告されているが、この他にも多くの事例が潜在すると思われる。最近では、九州や本州でイシガキダイを原因とする事例が相次いで発生し、問題となっている。
~中略~「イシガキダイを原因とする事例が相次いで発生し 」、、、。
イシガキダイしか挙げてないけどぉぉぉ??ねえぇぇぇ?!
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気にし出したらそこら中に痛みが…
どうやら食べてから30分~数時間ぐらいで症状が出てくるらしいです。なんか色んなとこが痛い、、、気がする。
心なしか、お腹も痛いような、、、。めまい、そして頭痛も。
みなさん、この先記事が更新されなかったら、僕はきっとシガテラ毒に侵されています。
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「そりゃそうだよ君。昨日徹夜だったじゃないか。」
おしまい。
PS:少しでもおかしいと思ったら我慢しないで病院へ行きましょう。何かあってからじゃ遅いですからね。