Xiaomi製品は、そのコスパの良さからいまや日本国内にかなり浸透し、ブランドの知名度も高くなりました。
Redmiシリーズをはじめ、Mi BandやMi Watchといったスマートデバイスなど、そのコスパ力の高さは周知の事実。
というわけで今回は、“国境を越えるショッピングを楽しもう(Shop Beyond Borders)”こと「Gshopper」より、5,000円以下で買えるスマートウォッチ『Mi Watch lite」をご提供いただいたので、詳しくレビューしていきます。※国内版は通常時だと少し割高、セール時やGshpperr(グローバル版)の価格です
Contents
Xiaomi Mi Watch Lite インプレッション
「Mi Watch lite」は、その名の通り「Mi Watch」のライト版。
液晶がTFTだったり、血中酸素濃度を測れなかったり、スポーツモードが少なかったり、GPS精度がほんの少し弱かったり、バッテリー持ちが少なかったりと、お財布には優しい分性能差があります。
とはいえ、スマートウォッチらしい機能はひと通りそろっているため、初めてのウェアラブルデバイスとしてもおすすめのモデルです。
「Mi Watch lite」は、
- スマートウォッチやスマートバンドを使ったことがない
- 健康管理(睡眠時間)の目安を知りたい
- アップルウォッチに憧れている(けど安くおさめたい)
といった方なら満足度は高いハズ。
逆にこれまでスマートウォッチをヘビーユーズしている人にとってはやや物足りなく感じるかもしれませんが、スポーツ利用など割り切った使い方もいいと思います。
同じXiaomi(傘下)でも、「Amazfit GTS」や「Amazfit Bip」といった選択肢も捨てがたいものの、Apple Watchのような四角い形状のディスプレイが好みなら、検討の余地ありの製品です。
「Gshopper」は、年間90万件以上の注文、156カ国もの販路を持つ、3周年を迎える海外ECショッピングサイトです。
国内においては東京都千代田に、「iZeneジャパン合同会社」として日本法人も構えています。
スペック紹介
Xiaomi Mi Watch Lite | |
MODEL | Mi Watch Lite |
---|---|
ディスプレイ | 1.4インチLCDディスプレイ |
解像度 | 320*320 |
スクリーンタイプ | TFT |
バックライト | 最小 350nit (typ) |
NTSC | 60% (typ)、PPI 323 |
6軸センサー | 3軸加速度センサー, 3軸ジャイロスコープ |
その他センサー | 心拍センサー, Lセンサー, コンパス, 気圧計 (高度計) |
バッテリー | 230mAh |
スポーツモード | 11種類のスポーツモード |
サポートされているエクササイズ | 屋外ランニング、トレッドミル、屋内サイクリング、屋内サイクリング、フリースタイル、ウォーキング、トレッキング、トレイルラン、プールスイミング、オープンウォータースイミング、クリケット |
ヘルスケアとデイリーライフ | 心拍数モニタリング、睡眠モニタリング、呼吸、通知、天気、時計、アラーム、懐中電灯、音楽再生コントロール |
衛星測位 | GPS / A-GPS / GLONASS |
防水性 | 5気圧 |
重量 | 35g (ストラップあり)、21g (ストラップなし) |
寸法 | 41mm * 35mm * 10.9mm (心拍センサー部11.9mm) |
製品の特徴・概要
Mi BandやAmazfitは過去にレビューしてますが、「Mi Watch Lite」はそれらとも異なり『Mi Wear』というアプリを介してスマホやタブレットとペアリングします。
前述の通り、血中酸素濃度などの計測は出来ないものの、
- GPS/GLONASS 内蔵
- 1.4インチ TFTカラーディスプレイ
- 11種のスポーツ(ワークアウト)モード、5気圧防水
- 120以上の文字盤
- 心拍数/睡眠モニタリング、通知機能
- 最大9日間のバッテリー持続
などが主な特徴です。
音声対応やキャッシュレス決済などの機能はありませんが、アプリ通知はもちろん、音楽再生や呼吸、天気、ストップウォッチやアラーム、懐中電灯、その他スマートバンドの一般的な機能は網羅されています。
リストバンド型とは異なる四角いデザインが好みで、なるべく安く抑えたい、そんなニーズにマッチするモデルです。
「Gshopper」は、年間90万件以上の注文、156カ国もの販路を持つ、3周年を迎える海外ECショッピングサイトです。
国内においては東京都千代田に、「iZeneジャパン合同会社」として日本法人も構えています。
- リストバンド型とは一線を画すデザイン
- 安価
- 十分な基本性能
- 必要最低限の機能
- 同価格帯でスペックが劣る
Xiaomi Mi Watch Lite 実機レビュー・評価・感想
カラーはピンク、アイボリー、ブラック、ネイビーブルー、オリーブの5色展開ですが、国内やグローバル市場向けには、アイボリー、ブラック、ネイビーブルーの3色から選べます。
今回のレビュー品は、ネイビーブルーです。
化粧箱・パッケージ
価格的なこともあるかもしれませんが、化粧箱は凝っている印象は特にないものの、Xiaomiらしいスッキリとしたシンプルな化粧箱です。
特に緩衝材は使用しておらず、紙製の化粧箱、紙製の台座にそのまま収められています。
【パッケージ内容】
- バンド本体 × 1
- バンドストラップ × 1セット※本体に装着
- 専用充電ケーブル(クレードル) × 1
- ユーザーマニュアル × 1
筐体・デザイン
画像はストラップを外した状態です。
全体的に樹脂感が強く、安っぽい印象。センサー部分がわずかに出っ張っていますが、前後共に緩やかなラウンド形状で、角はなくR加工が施されています。
因みに、バンドストラップはケース部分を押しながら引っ張れば外れます。
着脱は容易ですが、支える部分は背面と同じ樹脂素材。強度はそこまで期待できないため、着脱時ほんの少し注意は必要ですが、純正社外問わず様々なものがあり、カスタマイズも楽しめます。
物理ボタンは、右側面にひとつのみ。
充電にはシャオミのロゴが入った、付属のMi Watch Lite専用充電ドック(クレードル)を使用します。
ポゴピン仕様はよくあるものですが、ケーブルが底面から出ているため、常に横置きにて充電します。
台座にはグッと(カチッとするまで)押し込んで固定するタイプで、恐らくマグネットにはなっていません。
Mi smart band 5や6と同じく、バンドストラップを付けたまま充電できるのはイイですね。
実際の充電時表示は画像の通りです。
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Xiaomi Mi Watch Lite 使用感
他のウェアラブルデバイスと同様、アプリをインストールしペアリングしていきます。
QRコードを読み込むと「Xiaomi Wear」アプリに促されますが、ストア検索でも問題ありません。
輝度充分で視認性良好ディスプレイ
「Xiaomi Mi Watch Lite」のディスプレイは、TFT液晶。
最近は有機EL(OLED)を採用しているモデルも多く、筆者はそれらに慣れてしまっていることもあり、視認性を少し懸念していましたが、杞憂でした。
AMOLED液晶の「Mi Band 6」と比べると、当然暗く感じますが、わずかに暗い(発色が悪い)程度で、思いのほか良好です。
発色もよく、色分けやアイコンなど、各モード選択もわかりやすく設計されています。
スワイプやタップが基本操作で、プラスアルファ物理キーを用いるイメージです。
ベゼルは少し広めで、ディスプレイいっぱいに表示というわけではありません。
ディスプレイをもう少し広げられなかったのか疑問は残るものの、四角い形状の恩恵もあり、縦長や丸形ディスプレイより、通知含め見やすくなっているのは確かです。
システム(本体設定など)は日本語対応されておらず、部分的に英語力を必要とすることはありますが、UIがわかりやすいため、問題なく操作できるはずです。
加えて、アプリはもちろん通知関連は日本語にバッチリ対応しているので、英語が苦手でも安心して使えます。
カスタマイズ性が高く気分に応じて楽しめる
スマートウォッチのメリットのひとつ、文字盤を自由に変更できるカスタマイズ性。
本製品も当然変更可能です。
このあたりはさすがXiaomi。デフォルトだけでなく、ウォッチフェイスは豊富にそろっています。
ローカル(本体)には5件登録できるため、スマホなしでもカスタマイズ性が高いと言えそうです。
気になった点・注意したほうがいい点
注意点というほどでもありませんが、
- 似た性能のモデルがあり過ぎる
ような気がします。
価格もほとんど変わらずさらに高性能なのが「Mi Band 6」なんですよね。
改めて確認したところ、ディスプレイサイズもMi Bandの方が大きい…。
価格がもっと安い「OPPO Band Style」や、安いだけでなく同じようなデザインの「Amazfit Bip S Lite」という選択肢もあります。
性能や価格的に横並びのものが多く、デザインも似たものがある中、『Mi Wear』アプリが好きとか、GPS必須であれば「Xiaomi Mi Watch Lite」をチョイスする理由となり得そうです。
またアプリは「Mi Fit」や「Zepp」と似てはいるものの、キャラクター的なものがいるなど少し毛色の異なるUI。
個人的には「Mi Fit」や「Zepp」などのアプリの方がシンプルで好みなのと、同メーカー(Huamiなど傘下含む)内でいくつかアプリが存在するので、そろそろひとつのアプリに統一して欲しいというのが本音です。
また、たまに通知が来ない(なぜか接続が切れている)ときがあるので、要改善希望。
筆者の場合、血中酸素濃度やストレスチェック他、もう少し細かくトラッキングして欲しいので、少々価格がしても「Mi Watch Lite」と「Mi Watch」なら、「Mi Watch」を選びます。
Xiaomi Mi Watch Lite 総合評価
以前レビューした、体温や血圧も計れる『TICWRIS GTS』によく似たサイズ感であり、質感だなという印象です。
ただ上記モデルは精度が低く、「Mi Watch Lite」の方が断然精度は高いので、比べるまでもありませんが、これまでXiaomi製以外含め様々なモデルに触れてきた経験から「Mi Watch Lite」を製品単体で見てみると、
- ひと通り機能がそろっていて
- バッテリー持ちがソコソコよく
- 安価
なので、そこまで細かいトラッキングを必要としないなら、充分おすすめ出来るモデルです。
またGPS内臓が必須条件という人も多いと思います。
価格的なメリットも大いにあるので、ぜひチェックしてみてください。
「Gshopper」は、年間90万件以上の注文、156カ国もの販路を持つ、3周年を迎える海外ECショッピングサイトです。
国内においては東京都千代田に、「iZeneジャパン合同会社」として日本法人も構えています。
【総合評価】 | |
製品名 | Xiaomi Mi Watch Lite |
総合おすすめ度 | 4.0 |