トラウトアングラーの皆様、こんにちは。
北海道や、東北勢には敵いませんが、静岡県も渓流ファンがときめく河川が多数あります。
著者も一時期は年パスを購入して足繁く通った時期もあり、あの自然と共存できる非日常の空間は、何者にも代えがたいものがあります。
渓流ルアーアングラーのほとんどは、おそらくリリースする方がほとんどだと思いますが、リリースする前の一大イベントといえば、写真撮影。
ですが写真撮影するにあたり、釣った魚を陸に長い時間放置したり、直接素手で触ったりは言語道断。渓流釣り問わず、釣り人としてのマナー以前の話です。
とはいえ、記録を残したい気持ちは誰にでもあり、より格好いい写真にし(てドヤり)たいですよね。
そんな釣った魚をより美しく見せるアイテムこそが、渓流ファン御用達、木製のランディングネットです。
今回は、管理釣り場や渓流ルアー、フライフィッシング、ならびに淡水釣りなどに使える、「木製ラバーランディングネット」のレビューをしていきます。
Contents
渓流用木製ラバーランディングネット インプレッション・評価・感想
今回あえてブランド名を載せてませんが、今回の購入先は中華ECサイト(Banggood)です。
ただ、Amazonでも全くの同一商品が別ブランドとして流通しています。下記商品は、取り扱いショップこそ違いますが、サイズや画像を見る限り、全て同じ製品です。
他にもありえない価格で販売していたり、むしろ安い価格で売られているショップも点在しますが、品質管理にはもしかしたら違いがあるかもしれません。
魚をいたわりたいアングラーが、“イカした”画を撮影するために持っておきたい(自己満)アイテムです。
スペック紹介
58CM Wooden Handle Fly Fish Fishing Landing Trout Clear Rubber Net Mesh Catch Tackle ウッドラバーランディングネット |
|
ブランド | オルルド釣具/ロッキーマウンテンOF/Goture/Signstek/Liebeye/GRAIN他 |
材質 | 本体:ホワイトアッシュ / レッドシダー 網:PVC(ポリ塩化ビニル) |
サイズ | 全長/幅/深さ:約60cm×28cm×23cm※サイズ表記はショップによってやや異なります |
ストラップ長 | 約50cm※サイズ表記はショップによってやや異なります |
重量 | 約380g |
製品の特徴・概要
見てくれ通りの製品なので多くは語りませんが、少し注意したいのが、サイズが大きい点。
ショップによって若干サイズ表記は異なりますが、全長は少し大きめの約60cmです。
著者は渓流で(無理やり)使ってますが、明らかにオーバースペックで、アマゴやヤマメ、イワナあたりでは、尺越えしていないとネットの穴からすり抜けます。
後述しますが、特に底の部分の網目は間隔が広めなので扱いには注意が必要です。
トラウトでは、30cmオーバーは必須で、ニジマス、スチールヘッド、サツキマス、サクラマス、イトウあたりでしょうか。
もしかしたら、サケやカラフトマスにも使えるかもしれませんね。
管理釣り場はもちろん、本流や湖のバス、ニゴイ、コイ、ナマズ、ライギョ、ソウギョ他、リバーシーバスにも使えます。
材質はホワイトアッシュ+レッドシダー+ホワイトアッシュの三層構造となっていて、高級感よりはデザイン性重視の設計となっています。
「出来るだけ安く画になるウッドランディングネットが欲しい」なんて方にはオススメのアイテムです。
- 3,000円以下の廉価モデル
- 魚が映えるウッド素材
- フックの絡まりが少ないラバー素材
- 大きめサイズで携帯性は低い
- 作りがやや雑
木製ラバーランディングネット 実釣レビュー
今回は、外観や寸法のチェックはせず、先日ちょうど入渓してきたので、いきなり使用(実釣)レビューです。
サイズ感が分かりづらいと思いますので、実際にアマゴを納めた時の画像を紹介しておきます。
アマゴサイズは20cmあるかないかのチビアマゴですが、やはり渓流で持ち歩くとなると、少し大きすぎるのは否めません。
ご覧の通り、尾びれが外へ出ていってしまっています。
実際、ランディングの際もするりと抜けだしてしまいそうで少しヒヤヒヤしました。
とはいえ、上手く使えば普通に使えます。何より大物を釣りさえすればいいだけですからねw
アングル、ピント共に残念な画像ですみません。管理釣り場でキャッチした40cm前後のニジマスです。
このサイズがあるとかなり使い勝手がよく、ある意味雑に扱える本製品はかなり重宝しますw
管理釣り場や釣り堀にはもってこいですね。
動画紹介
注意点でも少し触れている通り少し不向きな部分はあるものの、渓流でも普通に使用可能です。
下記チャンネルでも同様に紹介しているので、お時間のある方は合わせてチェックしてみて下さいね。
YouTubeゆるりアウトドアYURURI OUTDOORS
広告
気になった点・注意したほうがいい点
サイズはある程度我慢できるものの、何度かいっている通り、一番のネックは網目が大き過ぎることです。
サイドの部分と底の部分の網目の大きさが異なるため、ランディングには少し注意が必要です。
ただ、決して使えないというわけではなく、すり抜けてしまう小さいサイズの魚でも、難なくキャッチできました。
そして、もう一点。
おそらくですが、本製品、個体差がかなりありそうです。
木目材質部分は、ニスで仕上げているんですが、裏表でニスの塗りの厚みが違ったり、小さい液ダレのような点もありました。
クオリティはあくまでも“(かつての)中華レベルの量産品”といった感じです。
クオリティ重視の方は控えた方が良さそうです。
ウッドラバーランディングネット 総合評価
スペック紹介でも触れていますが、今回のウッドラバーランディングネットは、オルルド釣具やロッキーマウンテンOF、Goture、Signstek、Liebeye、GRAIN他多くのショップで取り扱いがあります。
価格はピンキリで、2,000円〜7,000円ぐらいまであり、平均して3,000円するかしないかの価格で販売されています。
個人的には充分“画”になるので、これはこれでありじゃないかと思います。
ほつれこそないものの、多少の雑さはありますが、ウッドランディングネットは完全に自己満の世界。少しでも魚映えを望むなら、検討の余地ありです。
【総合評価】 | |
製品名/モデル | 58CM Wooden Handle Fly Fish Fishing Landing Trout Clear Rubber Net Mesh Catch Tackle |
総合おすすめ度 | 3.8 |
まとめ
当サイトでは、これまでいくつか“トラウト”に関する記事を書いています。
最近トラウト熱がまた再燃。その面白さと、長く楽しめる趣味だなと改めて痛感しました。
トラウトに限らずですが、淡水は海釣りと違ってメンテナンスが楽なんですよね。中でも渓流は水が綺麗なので、帰ってから洗う必要もほとんどなし。
これを機会に初めてみてはいかがでしょうか。
▼こちらもおすすめ!