寒くなるとアウトドアが遠のく…。こんな状況の方も少なくないと思います。
そして、アウトドアは汚れること必須です。雨が降ったり、泥が付いたり、木の枝が引っかかったり、蜘蛛の巣がかかったり、火の粉が飛んできたりといくら気を付けていても帰ったらガッカリなんてこともしばしば。
そこで誰しも考えるのが、
- アウトドア用に安くてぞんざいに扱えるアウターが欲しい!
- だけど機能性や見栄えもある程度は妥協したくない!
ではないでしょうか。
今回はそんなわがままアウトドア好きにぴったりのアイテム、ワークマンの「耐久撥水ウォームジャケット 2225(カオスピンク)」のレビューをしていきます。
Contents
Find-Out ファインドアウト 耐久撥水ウォームジャケット インプレッション
上記画像だと、一見普通で何の変哲もないジャケットのように見えますよね。でもちょっと待ってください!w
後述しますが、ワークマンの「耐久撥水ウォームジャケット 2225」は、全12色とカラーバリエーションが豊富。サイズもS~4Lと6種類あり、老若男女問わず何かしらマッチするはずです。
そして、冒頭にも言った通り、アウトドアでの大敵といえば、それは“自然”。
著者もアウトドア好きで、岩礁に行ったり山の中に入ったりするんですが、いつ何があるかわからないのが自然です。
そこでアウトドアウェアに必要なことは、急な雨に対する撥水性、暴風や冷気に対する防寒性、フットワークよく動ける伸縮性、木の枝や岩へのひっかき等に対する耐久性など、機能面だけで見ても重要なポイントはいくつかあります。
「ワークマン 耐久撥水ウォームジャケット 2225」は、
- 何が起こるかわからないアウトドアでの快適な機能性
- 見た目もおしゃれなライトアウター兼アウター
これらを網羅しつつ、価格はなんとたったの2,900円。もう買うしかない!w
ただ残念ながら、人気商品につき一部カラーの今期分のネット販売は終了しています。ですが、実店舗にはまだ在庫あります。
是非チェックしてみてください。
仕様紹介
ワークマン 2225 耐久撥水ウォームジャケット | |
品番 | 2225 |
---|---|
カラー | グレー杢 / ネイビー杢 / コスモ / 和柄グレー / クリスタルブルー / カオスグレー / カオスブラック / カオスレッド / カオスネイビー / カオスグリーン / カオスオレンジ / カオスピンク |
サイズ | S, M, L, LL, 3L, 4L |
素材 | 表:ポリエステル95% / ポリウレタン5% 裏:ポリエステル100%(ブロックフリース) |
製品の概要・特徴
前述の通り、カラーバリエーションがとにかく豊富。ネイビーやグレーといった落ち着いた色使いから、ビビッド基調の発色のいい色使いまで多岐にわたります。
どちらかというと若者向けの配色が多いかもしれませんが、着てみると案外どのカラーも汎用性は高いです。
ちなみに、『耐久撥水ウォームジャケット 2225』は、ワークマンのスポーツ用途に特化した「Find-Out(ファインドアウト)」シリーズのひとつとなります。
一番の大きな特徴は、50回の洗濯でも撥水性を持続水を持続する耐久撥水機能。
一般財団法人カケンテストセンターにて、「はっすい(JIS L 1092スプレー法)」のテストを行っています。
- 200mm×200mmが3枚
- 洗濯後又はドライ後も実施時は6枚
- 洗濯後及びドライ後も実施時は9枚
上記状況下において、「表面に小さな個々の水滴状の浸潤を示すもの」として、撥水適合試験3級に適合。
※参照:一般財団法人カケンテストセンター
ワークマンには防水機能をもった「AESIS(イージス)」というラインナップがありますが、『耐久撥水ウォームジャケット 2225』は、防水ではなく撥水機能を持つ製品です。
急な小雨なら撥水してくれ、たとえ豪雨に見舞われても対応できるように、ポケットには水抜きホールを配置するこだわりよう。
裏地には暖かいブロックフリースを使用。また、手の甲まで覆ってくれる袖口には、隙間風防止のサムホール、夜間のランニングやウォーキングでも安心なリフレクター(反射プリント)を配置するなど、機能面に対しての妥協はありません。
アウトドア・タウンユース、どちらにもおすすめなカジュアルアウターです。
※購入の際は、公式ショップがおすすめ
- 50回の選択にも耐えうる耐久撥水
- 裏地に保温性の高いブロックフリース採用
- 隙間風防止・反射プリント・水抜きホールといった充実機能
- 防寒性はやや低め
- ネット上の在庫が薄い
ワークマン FC022 防寒ブーツ ケベック レビュー・評価・感想
パッケージ・外観デザイン
形状はよくある“フーディ”ジャケットです。カラーは「カオスピンク」をチョイス。
ちょっと豆知識
実は英語圏ではパーカーだと通じないウキ!日本でいうフード付きスウェットのことを英語圏では“フーディ”っていうウキ!
著者の身長が168cm(細身体系)なので、サイズはMサイズです。
サイズ(cm) | S | M | L | LL | 3L | 4L |
---|---|---|---|---|---|---|
肩幅 | 44 | 46 | 48 | 50 | 52 | 54 |
胸囲 | 102 | 106 | 110 | 114 | 118 | 122 |
着丈 | 63 | 66 | 69 | 72 | 75 | 78 |
袖丈 | 61 | 63 | 65 | 67 | 69 | 71 |
対応胸囲 | 78~86 | 84~92 | 90~98 | 96~104 | 102~110 | 108~116 |
対応身長 | 150~160 | 160~170 | 170~180 | 175~185 | 175~185 | 175~185 |
全体の外観は上記の通り。これを着て釣りにでも行こうものなら、発色がよすぎてセンシティブな魚だと逃げてしまいそうなアピール度ですw(誉め言葉)
ワークマン 2225 耐久撥水ウォームジャケット 機能性・使用感
雨天、晴天時外出した際メインアウターとして利用した上での感想です。
ゴムスピンドルもカラーに合わせた配色
フードを締めるゴム紐(ゴムスピンドル)は、カラーに合わせた配色となっています。
今回購入した「カオスピンク」「カオスオレンジ」「ネイビー杢」「コスモ」はオレンジ、「和柄グレー」「カオスグレー」はブルー、「クリスタルブルー」「カオスブラック」「カオスネイビー」「カオスグリーン」はグリーン、そして「カオスレッド」はブラックです。
こういった小さなこだわり、抜け目ないですね。
ブロックフリース採用で保温性と動きに対応
“ブロックフリース”というネーミングをうたっているのは、恐らくワークマンだけだと思いますが、インナーやその他多数の商品で採用しています。
肌触りが非常によく保温性が高いだけでなく、格子状になっていることで発汗時でも通気性を保ってくれるんです。
実際に触ってみると肌触りのよさや暖かさはもちろん、ストレッチ素材ではないんですけど、格子状のおかげか伸縮性があるような気がします。
隙間風防止サムホールが快適!インナーとして使えば最高の防寒具
ライトアウターやメインのアウターとしても当然使えますが、ミッドインナーとしての利用もおすすめ。親指部分に穴が開いていて(サムホール)、手の甲の部分を覆ってくれます。
決して厚手ではないので、極寒の状況下ではグローブ必須ですが、アウトドアでは指先を使う繊細な作業を必要とするシーンはいくらでもあります。
釣りのグローブなんかでも、こういった指が自由に動かせるものが重宝されています。
どんなアクティビティにせよ、体が温まる前のウォームアップ中は、こういった機構が地味にありがたいです。
反射プリント(リフレクター)付きで夜間でも安心
反射プリントは、両肩と背面に配置されています。肩の部分なので正面からライトを当てられてもうまく反射するかは正直微妙なところですが、こういうちょっとした配慮が嬉しいですね。
ちなみに背面プリントは、流線的な"Find-Out"のロゴが反射します。
着用時のデザイン・シルエット
カメラマンがいなかったのでセルフィーにて撮影。
ちなみに著者(モデル)の身長は168cm、55kgの細身です。先述しましたが、「耐久撥水ウォームジャケット 2225(カオスピンク)」のサイズはMサイズです。
中にはフリースとロンティー(ヒートテック)を着用した状態で、割とピッタリ目のシルエットとなっています。
そして全体像のイメージです。こちらの方がイメージはつかみやすいかもしれないですね。※画像暗め&思いっきり部屋着ですみませんw
中に何枚も着込むとか、ゆったりめに着るとか、完全なアウター用途であれば、もうワンサイズあげてもいいです。
当然実店舗なら試着可能ですが、オンラインで購入するときはご注意ください。案外ワンサイズ上げてもさほど見た目は変わりません。
著者は最近ゆとりのある大きめサイズをチョイスすることが多いですが、インナー/アウターとして、オールシーズン使う予定のためこれはこれでよかったかなという感じです。※当然試着して決定
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気になった点・注意したほうがいい点
少し重複しますが、数日間メインのアウターとして使ってみて感じたことなどを紹介していきます。
暴風耐性はそこまで高くない
裏地にブロックフリースを使っているので普通に暖かいです。
とはいえ、実際に着用するとそこまで厚手ではないのがわかります。上記画像からでさえも、ブロックフリースの格子がうっすら浮き出ているのを確認できると思います。※スマホだとわかりずらいのでPC推奨
加えて、ほぼポリエステルを使用しているものの、暴風耐性はほとんどなく、風は普通に通します。メインアウターとして利用するならヒートテック必須、インナーを考えた方が賢明です。
本製品は秋冬モデルですが、春秋用のライトアウターとしての利用が最適かもしれません(豪雪地域じゃなければイケるかも?)。
動きやすさ重視ならワンサイズ上を選択
既に軽く触れましたが、著者はぴったり目のジャストサイズを選びました。
決して動きにくいというわけではないものの、現状中にはあまり着込めません。特に、手首部分がキュッとしているせいか、腕の部分がぴちっととしている印象。
真冬ではさすがにメインのアウターとしての利用は厳しそうです。
インナーに何を着ているかにもよりますが、特に夜間の冷え込んだ時間帯は、普通に寒いです(気温5度前後にて検証)。
やはりアウターとして使いたいなら、ワンサイズ大きめをチョイスした方がよさそうです。
ロゴがダイワ(DAIWA)に似ている
本章に関しては、本製品に限ったことではなく、ワークマンの"Find Out"シリーズすべてにあてはまります。
釣り具の老舗「旧:ダイワ精工株式会社」こと、「現:グローブライド株式会社※2019年10月1日に社名変更」をご存じでしょうか。
ワークマンの"Find Out"のロゴが、Daiwaのロゴにだいぶ似ている気がしてなりません。
日本を代表する、今や世界ブランドともなっている『DAIWA』※釣り具ブランドはダイワのままです。そこからのインスパイア(オマージュ)かとは思いますが、釣り人であれば、ほとんどの人が「寄せてきたな~w」と思うハズ。
ご覧の通り、全くの別物なので気にする必要は全くありません。ただ、このロゴを見るたびに以前から「フフッ」とほくそ笑んでいたのでここに記しておきますw
WORKMAN 2225 耐久撥水ウォームジャケット 総合評価
“ワークマンはコスパがいい”のは周知の事実なので、今更改めていう必要もありませんが、「2225 耐久撥水ウォームジャケット」も、間違いなくコストパフォーマンスに優れた製品です。
ほとんどのカラーが限定生産とのことなので、来期もあるかは不明ですが、発色が強すぎると思うなら地味なカラーを選べばいいだけですし、選択肢が多いのも魅力のひとつです。
在庫が薄くなっているところを見れば、その人気は一目瞭然。見つけたら“買い”ともいえるでしょう。
廉価アウトドアブランドが次々に日本に進出してきているので、ワークマンにはそれらに負けないオシャレかつ機能的な、こういった製品をどんどんリリースしてほしいと思います。
※購入の際は、公式・並びに楽天の公式ショップがおすすめ
【総合評価】 | |
製品名 | ワークマン 2225 耐久撥水ウォームジャケット |
総合おすすめ度 | 4.8 |
まとめ
実は今回全く買う予定ではなかったんです。寒いのがとにかく嫌いなので、もっと防寒性能の高い同じく人気アウターの「WM3633 DIAMAGIC DIRECT(R) (ディアマジックダイレクト)防風防寒ジャンパー」を購入しようと思ってたんです。
ですが、店内をうろついていたところ本製品を見つけて衝動買いしてしまいました。
真冬にはミッドインナーとして、春秋のちょっと肌寒い時にはアウターとしてこれから大活躍してくれそうです。