現場作業や工場作業に従事する人にとってはおなじみのワークマン。
国内の店舗数はなんと、かのユニクロを追い越し、売り上げも好調。特に、新業態の「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」は女性や若者の間で話題となり、低価格なのに高品質・高機能なおしゃれブランドとしての知名度が高まっています。
今回は、春アイテムとしてリリースされてからずっと気になっていた、アウトドアに最適なワークマンのLIGHT(ライト)スリッポン、FC010のレビューをしていきます。
Contents
Field Core フィールドコア LIGHT スリッポン インプレッション
実は「WORKMAN (ワークマン)」と「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」、“見せ方”を変えているだけで、ワークマンプラスで扱っている商品は基本、ワークマンで買うことができます。
ですので、「あ、これ欲しいのに近くにWORKMAN Plus(ワークマンプラス)がない!」なんて思っている方も、最寄りの「WORKMAN (ワークマン)」行ってみて下さい。
けど在庫切れには注意よウホウホ!
本家ワークマンの陳列は無骨さは多少あるかもしれませんが、実店舗は在庫も(比較的)豊富にありますし、“現場のプロ”以外でも案外入りやすい雰囲気となっています。
と、前置きが長くなりましたが、この「FC010 ライト スリッポン」は、2019年3月にリリースされた、男女兼用ユニセックスに使えるアウトドアにぴったりの春の新作アイテムです。
製品の概要・特徴
各媒体でかなりの頻度で取り上げられているため、見たことがある方の方が多いかもしれません。
今回紹介するLIGHT スリッポンは、ワークマンのスポーツ&アウトドア&カジュアルテイストなField Coreシリーズから出ている、FC010というモデルとなります。
価格は1,500円と激安なのもさることながら、LIGHT(ライト) スリッポンの大きな特徴は下記3つです。
- 撥水加工でちょっとした雨なら安心
- 軽量&収納袋付きでポータブル
- さっと履けるスリッポンタイプ
カラーバリエーションは、ベージュ、グレー、クロ(ブラック)の3色展開。サイズはS(23.5~24.0cm )、M( 24.5~25.0cm)、L(25.5~26.0cm)、LL(26.5~27.0cm)、3L(27.5~28.0cm)の5つのサイズから選ぶことができます。
かかとを踏んで履けるように設計されていて、サンダルかのごとくサッと履けて、しっかり履きたい時は、ベルトで簡単にサイズ調整できるのも魅力です。
また、キャリーバッグ付属、片足わずか160g(Lサイズ)と、軽量で携帯性抜群。メインとは別にサブ用の靴としてバッグに忍ばせておくのもいいかもしれないですね。
見た目だけでなく機能面にもこだわりが詰まった、ユニセックスアウトドアリラックスシューズです。
※本製品は類似製品ですがワークマンのモデルではありません
- 激安1,500円
- 軽くて機能的
- 見た目がかわいい
- 撥水は気休め程度
- ワークマン被りの懸念
ワークマン FC010 LIGHT(ライト) スリッポン レビュー
パッケージ・外観
今回は最寄りのワークマン(路面店)にてベージュカラーをゲット。店舗では先に挙げた画像の通り、吊り下げ方式で陳列されています。
著者は男性ですが、足のサイズの実寸は24cmぐらいしかありません(女子かよw)。幅広なのでいつもは26cm前後を選ぶんですが、試着してみたところ、Mサイズでもつま先に少し余裕があるぐらいのイメージです。
ただ、ベルトでサイズ調節はできるので、足を大きく見せたい人はそれもアリだと思います。著者は靴下なし、直穿きマリンシューズとしても使うつもりなので、なるべくピッタリサイズを選んだまでです。
ヒール部分含め、ところどころに刺繍がありますが目立った糸ほつれはなく(多少はありますw)、ゴム部分の接着面も雑さは感じられません。
一般的なスニーカーと遜色ない作りとなっています。
キャリーバッグは「Field Core」のデザインが記された、薄手のポリエステル素材。汚れてしまった後に収納して持ち運べるので、こういった点でもアウトドアユースにぴったりですね。
機能性・使用感
実際に履いてみたときの機能性や、使用感の解説です。
機能面・仕様
バンド部分のノルディック柄というか、いかにもアウトドアっぽいネイティブ調のデザインがなんとも言えない、いいアクセントとなっています。
バックルは樹脂製のため、耐久性はそこまで高くないです。ですが調節も取り外しもほぼワンタッチで楽チンに行えます。
ヒールカウンター(かかと部分)はスエード調の質感で、かかと部分をしっかりホールドしてくれます。
インソールは取り外し可能で、通気性に配慮された機構です。
1,500円で「ここまでこだわらなくてもいいのでは?(ありがとう)」とさえ思ってしまいますね。
装着時
名前を完全に忘れてしまったんですが、昔履いていたナイキの軽量ランニングシューズと履き心地がそっくりだと感じました。(確かズームシリーズの何かだったような…)
開口部は伸縮性のあるストレッチ素材で、履くのも脱ぐのもすんなりです。ただし、アッパー部分に伸縮性はありません。
ソール部分は、インソールと合わせれば十分な厚みがあり、長時間履きでも案外疲れることなく履いていられます。
全体的に柔らかい素材で仕上げてくれていることもあり、ピッタリフィットしながらも窮屈に感じることはありません。
軽量ランニングシューズ(スニーカー)でも、重量は200g前後のものがほとんど。このワークマンのライトスリッポンは、160gととにかく軽く、作りもしっかりしています。
アクティビティ用にもガツガツ使えるんじゃないかと思います。
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気になった点・注意したほうがいい点
1,500円なら全カラー集めて、アウトドア用サブシューズとして常に持っておきたいと思える商品です。正直、この価格なら破損してもそこまで痛くないですし、何なら使い捨てでもいいレベル。
とはいえ、少し履いているとやはり少し気になったこともあるので紹介していきます。
直穿きは蒸れる
ある程度通気性はいいものの、蒸れはどうしても避けられません。
アッパーは決して通気性がいいわけではないので、蒸れが気になる方は出来るだけソックスを履くことを推奨しておきます。
そうはいってもこれを言い出すと、どの靴を履こうが同じなんですけどね。
靴下を履く場合は大きめでもOK
既に少し触れましたが、ソックスを履きたい方はワンサイズ大きめがおすすめです。
私自身は、釣りをしているときや磯遊びなどの時に、水にそのまま入ったり、サンダルの延長線のような使い方がしたいため、水の中でも脱げることのないよう、ピッタリサイズをチョイスしています。
これに対し、スニーカーと同じようにメイン履きを考えているなら、靴下ありきワンサイズ大きめをチョイスした方が、見た目的にもグッドではないかと思います。
売れているだけにかぶる
ユニクロやH&M、ZARAといったファストファッションで避けたいことといえば、“かぶる”こと。
無地でシンプルなデザインなら、“どこのブランドかわからない”ため、私自身も出来るだけベーシックなものをワンポイントで取り入れたりもします。
ただ、奇抜なものや売れすぎているもの(例えばウルトラライトダウンや、わかりやすいフリースなど)、特徴的なデザインのものは絶対に選びません。理由は人とあまりかぶりたくないから。
今回のLIGHT(ライト) スリッポンはまさにソレで、遠目から見ても「お、あいつワークマンやんw」とわかります。
ワークマンかぶりが気になる方は、控えた方が賢明かもしれません。
誰もあんたのことなんか見てないわウホウホw
WORKMAN FC010 LIGHT スリッポン 総合評価
もう一点注意することといえば、キャンプファイヤーや焚き火など、火を扱う際は注意しましょう。
メーカーによれば、使われている素材は、ポリエステル・ポリウレタン・EVA・合成ゴムの4種です。
ポリエステルは、テントにもよく使われている耐久性の高い生地ですが、火の粉が飛んでくれば溶けて簡単に穴があきます。
キャンプの時にサンダルを履いていて、足の小指を刺されたなんて経験がある方もいると思います。例に漏れず私も経験あり。これで解消できます!
人気がありすぎて少し敬遠していたところもありますが、これからはフル活用していこうと思います。
サンダル代わりのリラックスシューズとして利用するのもおすすめですし、キャンプに釣りに登山にフェスに、我が家のアウトドア定番シューズになりそうです。
※本製品は類似製品ですがワークマンのモデルではありません
【総合評価】 | |
製品名/モデル | フィールドコア ライト スリッポン / FC010 |
総合おすすめ度 | 4.2 |
家族で合わせるのも可愛いわウホウホ!
あとがき
路面店はもちろんですが、女性、若者、ファミリーが多い大型ショッピングモールにも次々に出店されているところを見ると、まだまだワークマンのこの勢いは止まりそうにありません。
正直アウトドアブランドは無駄に高く、ブランドによる付加価値がつき過ぎています。
ヘリノックスのチェアよろしく、自身もどちらも持っていますが、無名中華ブランドでも、ガチで座り心地変わらないですからね(なんなら価格1/5でも勝るものもあるぐらい)。
兎にも角にもワークマンは、今回紹介したシューズだけでなく、“安くて使える”、そして“高機能な”商品が豊富です。
アウトドアブランドの価格崩壊、待ってますw(ワークマン頑張れ〜w)
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