※GearBest様よりサンプル提供
本体のスペック紹介、実機レビューをしてきた「VOYO i8 Max」。
低価格ながらSurface気分を味わえる2in1タイプの10.1インチディスプレイ搭載、2048段階の筆圧対応のタブレットです。
CPUも前モデルからグレードアップし、ストリーミングやブラウジングなどの日常使いはもちろん、資料作成といったビジネスシーンにもマッチするミッドハイ端末でした。
そして本端末のもう一つの醍醐味、スタイラスペンによるお絵かき機能と、Bluetoothキーボードによるラップトップ化が可能です。
つまり、これらをもって初めて、Surfaceタイプの2in1タブレットといえます。
今回は、「VOYO Bluetoothキーボード」と「VOYO スタイラスペン」の実機レビューをしていきます!
実用性だけじゃないウホ!スタイラスペン(キーボードも実質同じ)は他メーカーへの互換性一切なしウホ!
VOYOオリジナルの製品ってことウキ!メーカー内(前モデルと)では互換性あるウキ!
Contents
VOYO Bluetoothキーボード・VOYO スタイラスペン実機レビュー
今回は、キーボードとスタイラスペン同時進行でレビューしていきます。
VOYO Bluetoothキーボード
化粧箱・パッケージ
いきなりの残念ポイントですが、箱潰れがひどいです。
今回は梱包がかなり丁寧だったのはありがたいものの(本体同梱)、無理やり押し込んであったので箱潰れしたのだと思います。
外部からの耐衝撃性は高いものの、潰してまで押し込むのは…やはり国民性でしょうか。
化粧箱(というほどのことでもありませんが)は、ただのダンボール箱といった感じです。
スタイラスペンに関してもただの白い箱にシールが貼ってあるのみです。
中身は緩衝材なしでそのまま製品が入っています。
梱包が丁寧じゃなかったらちょっとヤバそうなパッケージングですね。
パッケージ内容はさほど多くないですが、下記の通りです。
【VOYO キーボード】
- 1 * VOYO Bluetoothキーボード
- 1 * ユーザーマニュアル(英語・中国語)
【VOYO スタイラスペン】
- 1 * VOYO スタイラスペン
- 1 * ペンケース(ポーチ)
実機レビューは下記よりチェック!
VOYOは2008年頃設立した比較的新しい会社だけど、深センじゃ老舗?ウホ!“よくある中華企業”にならないように品質管理をちゃんとしてほしいウホ!
梱包見る人もそんないないかもしれないけど「これだから中華ブランドは…」って思われて欲しくないウキ!Xiaomiと比較するのもアレだけどしっかりしてるところはしっかりしてるウホ!
スペック紹介
キーボードとスタイラスペン、それぞれの(簡易)スペックをみていきます。
VOYO i8 Plus / I8 MAX 専用キーボード
VOYO i8 Plus / I8 MAX Bluetooth 4.0 USB Keyboard | |
ブランド | VOYO |
カラー | ブラック |
装着方式 | マグネット式 |
通信方式 | Bluetooth4.0 |
バッテリー容量 | 200mAh |
連続稼働時間 | 4-5h |
インターフェース | MicroUSB |
サイズ | 約245.00 x 190.00 x 2.00mm |
重量 | 約177.00g |
製品をチェック
VOYO アクティブスタイラスペン
VOYO Active Stylus Pen | |
ブランド | VOYO |
カラー | シルバー |
素材 | アルミニウム合金 |
筆圧レベル | 1024 |
サイズ | 約130.00 x 8.00 x 8.00mm |
重量 | 約17.00g |
製品をチェック
スタイラスペン VOYO Stylus Pen
どちらも専用モデルだけど型番表記とか製品名がしっかり決まってないっぽいウホ!
さすがパクリ大国中国ウキ!メーカーロゴだけ刻印して別のブランドでも販売してそうウキ(邪推)!
VOYO Bluetoothキーボード/ VOYO スタイラスペン使用感
まずは外観からです。
見てくれ通りの製品ですがじっくりと見ていきます。
VOYO Bluetoothキーボード外観デザイン
キーボード面に電源ボタンやペアリング用のボタン、インジケータランプなど全て集約されています。裏面は黒一色のフラットです。
右側面に充電用のMicroUSBポート。
素材はポリエステルか何かで、滑りにくいサラサラとした触感です。かなり薄手なので少し波打ってますが作りに雑さはそこまでありません。
強いていうならドッキング部分がプラスチッキーで安っぽいです。
突起部分をVOYO i8 Max本体ボトムの穴に差し込んでドッキングする仕様です。内部にはマグネット(磁力付きのニッケル)が入っています。
ここを金属にするだけでも評価がさらに変わったんですけどね。前モデルとの流用のためこだわりを感じられず、少し残念。
VOYO スタイラスペン外観デザイン
見ての通りのシンプルなスタイラスペンです。
手に持つと金属(アルミニウム合金)のひんやりとした触感を感じると共に、テカリが抑えられた高級感のある仕上がり。
専用ケースは何の変哲も無い筒状形状で、ベルベット地のような肌触りです。
このスタイラスペン、使用するには別売の電池(単6電池)が必要ですのでご注意ください。
両方合わせても約4,000円ウホ!ワイヤレスキーボードも2,000円出せば買えちゃう時代だけど“専用”モデルと思えば安いウホ!
もっと安っぽいと思ったけど思いの外しっかりしてたウキ!
ドッキング・打鍵感
マグネットはかなり強力で、抜け落ちてしまうといったことはありません。ただ、本当に磁石(磁力)でくっついているだけなのでガッチリと固定されている訳ではありません。
先述の通り、突起部分をハメてあるだけです。
閉じた状態は下記の通り。
少し気になったのが、このキーボードもベルベット素材(ベッチン?)のような感じで、肌触りは気持ちいいものの、ホコリを吸着します。
本機を使用する際は、綺麗な机で作業すること推奨。
そして一番重要な打鍵感ですが、思いの外しっかりとしていて“タイプしている”という感触が充分味わえます。
メンブレン式のテンキーレスの廉価コンパクトUSキーボードですが、いい意味でチープさがいい味を出しています。
ご想像通り、ホームポジションは分かりづらく、手が大きい方はタイプしにくいです。また、少しベコベコしていて安っぽさは否めません。
ですが評価したいポイントは接続の速さ。
一度ペアリングを済ませてしまえば、起動する(電源を入れる)と一瞬で接続してくれます。
メンブレン式のため耐久性がそれなりなのは間違いないんですが、軽作業には充分対応可能で、比較的よくできてるんじゃないかと思います。
書き心地
次にスタイラスペンです。
VOYOアクティブスタイラスペンには、先端部分に2つボタンが付いています。販売店(GearBest内のQ&A)によると、このボタン、使い道ないらしいです。
Q:There are 2 buttons at the stylus - what are they for?! How to use them?
A:The above 2 buttons are for customizing special functions. Currently 2 buttons cannot be used.Hope you may understand us.
ざっくり翻訳すると、下記の通りです。
質問:スタイラスペンの2つのボタン何のためにあるの?どうやって使うの?
回答:2つのボタンは特別な機能をカスタマイズするためのボタンだよ。とりあえず今はそのボタン使えないよ。察してね。
書き心地ですが、深すぎず程よい沈み込みでレスポンス良く反応してくれます。
VOYO i8Max本体の筆圧レベルは2048、スタイラスペンは1024なので実質筆圧レベルは1024かもしれません。
著者はアイコンをフリーソフトを用いて自分で描いたり、LINEスタンプを作ったりはしてますがイラストはど素人もど素人です。
ただ、ハイレベルなものを追求しないのであれば、ちょっとした漫画程度なら描けます。動画の方が分かりやすいと思いますので下記ご参照ください。
先述しましたが、本スタイラスペンを使用する場合、別売の単6(中国でいうところのNo.9)電池が必要です(他のモデルもこの手のものが多い)。コンビニや100均での取り扱いはないため、ネットか家電量販店なら入手できます。
素人がお遊びでお絵描きするぐらいなら問題なく楽しめるウホ!
子供と一緒にお絵描きタブレットとして使うのもいいかもしれないウキ!
気になった点・注意したほうがいい点
今回は価格が価格なので気になった点はほとんどありません。
一点あげるとすれば、キーボードがBluetooth接続という点です。
ドッキング出来るのであれば、やはりSurface同様、端子で接続するなりして電源供給出来るようにして欲しかったです。
また、何度か言っているように、専用モデルとはいえ、スタイラスペンもキーボードも前モデル(VOYO i8plus)との互換品です。コストカットは分かりますが、本体の筐体デザイン含めてグレードアップして欲しかったというのが本音です。
とは言っても、価格相応なのでその辺りの不満は大きな問題ではありません。
cheesy(安っぽい)けどそこがまた愛されポイントウホ!
なんちゃってSurfaceだからこそ許せる(中華端末らしい)雑さウキ!
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VOYO i8 Max 専用 スタイラスペン / キーボード 総評
単純にあまり触ることのないタイプの製品だったので面白かったです。
本体実機レビューでも記載しましたが、コストカットを追求したことで(前モデルの流用品ということもあり)やや古臭さはあるものの、まだまだ現行品として使えます。
最近の中華デバイスは国内流通品と変わらないか、むしろもっとこだわりが強く洗練されています。が、本デバイスは本体含め、全てがいい意味でどこか懐かしさを与えてくれます。
外出先にも持ち運びたくなる、そんな製品でした!(アクセサリ含む)
VOYO Bluetoothキーボード
【総合評価】 | |
製品名 | Original VOYO i8 MAX Bluetooth 4.0 USB Keyboard |
総合おすすめ度 | 3.9 |
VOYO スタイラスペン
【総合評価】 | |
製品名 | VOYO Stylus Pen Aluminum Alloy for VOYO I8 Plus / I8 MAX |
総合おすすめ度 | 3.9 |
本体レビュー
ちょっと残念な部分があるぐらいが中華端末らしくて面白いウホ!
本体バラしたから余計にそう感じるのはナイショの話ウキ!(詳しくは上記リンクをウキw)
あとがき
本体と合わせても約3万円。
こんな手軽にSurface気分を味わえるなら最高の端末ではないでしょうか。少しずさんなところはあるにせよ、楽しんで使えるデバイスでした!