iPhone Xに追いつけ追い越せと言わんばかりに、Android端末もノッチのあるモデルがかなり増えてきました。
このノッチスマホ、使用感や見た目については賛否あるものの、国内でも大人気のHUAWEI P20 / P20 PROやZenFone 5など、こぞって類似したデザインがトレンドとなっています。
中華スマホの激戦区、深セン市に本拠地を置く、UMIDIGIからも同様のトレンドデザイン端末がリリースされています。
トワイライトカラーが美しい、iPhone Xにそっくりなディスプレイデザインの「UMIDIGI Z2 / Z2 Pro」。両者のスペックを比較しながら紹介していきます!
UMIDIGI Z2 / Z2 Pro 概要
スペックも妥協したくないけど見た目も妥協したくない、という方にぴったりのスマホではないでしょうか。
Z2 / Z2 Pro両者の違いはCPU、ストレージ、バッテリー容量(ワイヤレス充電対応)、カラバリ、NFCなど、地味に欲しい機能はZ2 Proが当然ながら網羅しています。
とはいえ、UMIDIGI Z2でもCPUにHelio P23を搭載したミドルハイスペックモデルで、価格は3万円を切るハイコスパ端末。
筐体デザインはカラバリの違いこそあるものの、トレンドのノッチ付きで基本はトワイライトカラーのきらめきが美しいハイセンスなスマートホンです!
Helio P23 搭載端末
スペック詳細
UMIDIGI Z2 / Z2 Pro スペック | ||
ブランド | UMIDIGI | |
モデル | Z2 |
Z2 Pro |
寸法 | 153.40 x 74.40 x 8.30 mm | |
重量 | 165.00g | |
カラー | ||
OS | Android 8.1 | |
CPU | Helio P23 (MTK6763) Octa Core 2.0GHz | Helio P60 (MTK6771)Octa Core 2.0GHz |
GPU | ARM Mali G71 MP2 700MHz | ARM Mali G72 MP3 800MHz |
RAM + ROM | 6GB + 64GB | 6GB + 128GB |
ディスプレイ | 6.2インチ IPS FHDディスプレイ(解像度:2246 x 1080) | |
バッテリー容量 | 3850mAh ワイヤレス充電 |
3550mAh |
カメラ | リアカメラ:16.0MP + 8.0MP インカメラ:16.0MP + 8.0MP | |
1080p, 720p video, 30fps | 4K, 1080p, 720p video, 30fps | |
SIMカードスロット | Nano SIM + microSD(Dual SIM, Dual Standby) | |
ネットワーク | 2G: GSM 2 /3 /5 /8 2G: CDMA1X BC0,BC1 3G: EVDO BC0,BC1 3G: WCDMA 1 /2 /4 /5 /8 3G: TD-SCDMA 34 /39 4G: TDD-LTE 34 /38 /39 /40 /41 4G: FDD-LTE 1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /13 /17 /18 /19 /20 /25 /26 /28A /28B |
|
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n | |
ポート | USB-Cポート, デュアルSIMスロット | |
その他機能 | アラーム、Bluetooth、ブラウザ、電卓、カレンダー、カメラ、電子書籍、指紋認証、顔認証、FM、GPS、重力センシング、重力センシングシステム、MP3、MP4、NFC、通知、OTG、近接センサー、サウンドレコーダー、防水、WiFi他 | |
対応言語 | ビルマ語、アラビア語、ペルシャ語、ヘブライ語、韓国語、簡体字中国語、繁体中国語、スペイン語(アメリカ)、フランス語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ルーマニア語、ベトナム語、トルコ語、オディア語、ウルドゥー語、ベンリ語、ネパール語、タイ語、ビルマ語インドネシア語、マレー語、ドイツ語、英語(インド)、英語(イギリス)、英語(米国)、スペイン語、チェコ語、ロシア語、ウクライナ語、ヒンディー語、マラーティー語、ベンリ語、ベトナム語、グジャラート語他 |
※スペック表がはみ出ている場合は横スクロールで確認できます。スマホで閲覧している方対象
製品の特徴
以前レビューしたElephone U Proをはじめとする、アッパーミッドハイクラスのスマホに採用されているQualcomm社製のSnapdragon 660。その同等クラスと呼び声高いSoCこそが、MediaTek社製のHelio P60です。
同じく中華スマホの「OPPO R11」や「ZenFone 4」と同等レベルといえば、よりわかりやすいかと思います。「UMIDIGI Z2 Pro」は、AnTuTuベンチマークスコアでいけば13万点を超えるスペックを持つ端末です。
対して、「UMIDIGI Z2」に搭載されているHelio P23は、ミッドレンジ〜の端末に採用されコスパの高さに定評のあるSoCです。
見た目はもちろん、機能にも妥協のないフラッグシップモデル「UMIDIGI Z2 / Z2 Pro」。細かい特徴をチェックしていきます。
6.2インチアスペクト比19:9大画面FHDディスプレイ
液晶は、6.2インチにアスペクト比19:9、解像度は2,246 × 1,080の縦長高解像度大画面ノッチディスプレイとなっています。
ノッチについては評価が分かれるポイントではあるものの、トレンドをしっかり掴みに行っている感はありますね。
処理能力向上とAI機能搭載
前述の通り、Z2 Proに搭載されているSoCはHelio P60です。
Z2とZ2 Proの大きな違いはこの部分。省電力化やパフォーマンスの向上だけでなく、P60はAI機能が充実しました。
MediaTek公式によれば、下記のような記載があります。
On-device intelligence (Edge AI) made easy with sophisticated Edge AI processing performance of 280GMAC/s, which helps smartphones learn and act instinctively.
オンデバイスインテリジェンス(Edge AI)は、280GMAC / sの洗練されたEdge AI処理性能で簡単にでき、スマートフォンが本能的に学習して行動するのに役立ちます。
また、マルチコアAI処理ユニット(モバイルAPU)は、顔の認識の他、オブジェクトとシーンの識別やユーザーの行動に基づいたパフォーマンス、その他のAIやARアプリケーションの高度な学習機能を提供するとの記述もありました。
特に、写真撮影をすればするほど、どんどん使い勝手が良くなっていくのかもしれません。
P60には劣るものの、UMIDIGI Z2に採用されているHelioP23も、日常使いに充分なパフォーマンスを誇ります。
世界初のデュアルSIM、デュアル4G VoLTE / ViLTEにサポートしたSoCということもあり、最近のミドルレンジ〜の中華スマホに良く使われているCPUです。
クアッド(4つ)カメラによるハイクオリティな画像
中華スマホのカメラ性能は日進月歩。どんどんクオリティが上がっています。
UMIDIGI Z2 / Z2 Proは前後死角なしの16MP + 8MPデュアルレンズカメラを搭載。
また、中華スマホが軒並み苦手とするのが暗所撮影です。
その暗所撮影に、8MPのカメラが一役買っており、鮮明な描写を可能にしています。
インカメラもアウトカメラどちらも、16MP + 8MPデュアルレンズカメラを搭載しているため、セルフィーもクオリティの高い画像を残すことができます。
説明文とスペック表の表記が異なりますが、スペック表によれば、Samsung製のイメージセンサーを採用。
Z2 Proは「S5K2P7」、Z2は「S5K3P8」とセンサーこそ違うもののF値はF1.7 / F2.0と非常に明るく撮影できます。
15W世界最速ワイヤレス急速充電対応※Z2 Proのみ
UNIDIGI Z2 Proのみの機能ですが、15W世界最速ワイヤレス充電に対応しています。
Ceramic Editionなら最初から付属しているので、ケーブルの煩わしさを即解消したい方や、互換性が純正でないと心配な方はそちらを選ぶと良いでしょう。
一度でもワイヤレス充電を体験してしまうと、その便利さにもう戻れなくなるかもしれません(ソースは私)。
UNIDIGI Z2は急速充電にのみ対応。
アダプタのプラグ形状はCタイプのため、別途変換プラグは必要ですが、充電時間はなんと80分以内です。
グローバルバンド&デュアル4G LTE対応
対応バンドは比較的多めとなっています。7つのネットワークモードと36のグローバルバンドに対応しており、両スロットとも4G LTEに対応。
例のごとく、ソフトバンクやワイモバイルにはフル対応しているので、SIMを選ぶときの参考にしてください。
※本端末に技適マークは付いていません。ご使用は自己責任でお願い致します。何か不都合が起きたとしても、当サイトは一切の責任を負いません。
煌めくグラデーショントワイライトカラー
ラグジュアリー感たっぷりのトワイライトカラーが目を引くデザイン。見る角度によってレインボーに煌めく筐体が妖艶さも醸し出しています。
まさにファントム(まぼろし)カラーです。
Z2とZ2 Proでカラーバリエーションは異なりますが、トワイライトのみどちらも選択可能。
Z2はTwilight / Phantom / Black / Twilight Blackの4色のカラバリ、Z2 Proに至っては、Carbon FiberやLuxury Ceramicなど、落ち着きを持たせたカラーバリエーションとなっているのも特徴です。
ケースをつけてしまえばどれも一緒ですが、Z2 ProのカーボンファイバーデザインやLuxury Ceramicのスペシャルエディションモデルで、プレミアム感を演出するのもありかもしれませんね。
精度の高まった顔認証機能
ミドルスペックですら標準搭載されている顔認証機能(Face ID)。どんどん精度が高まってきているので、実用性も高まっています。
屋内外問わず比較的早いロック解除が可能で、指紋認証と合わせてセキュリティには事欠きません。
その他機能(OSなど)
その他機能として、Z2 ProはNFC機能を搭載。実質国内では機器同士の接続や電子マネーの残高チェックなどに留まるとは思いますが、キャッシュレス時代の現代では必要な機能ですね。
また、「UMIDIGI Z2 / Z2 Pro」は、最新OSAndroid 8.1を搭載。
GPSやGLONASSももちろん搭載しているので、ナビとしても使えます。
広告
デザインとバランスを兼ね備えたハイセンススマホ
機能やスペック値だけ見ると突出したところはさほどないかもしれませんが、デザインがとにかく妖艶でおしゃれでカッコイイです。
個人的に大好きな筐体デザイン(カラー含む)。
それだけで購買意欲をそそられましたが、それに加えて比較的多めの対応バンドもありがたいですね。
本音をいえば「UMIDIGI Z2 Pro」の方があらゆる面でイイとは思いますが、ハードな環境(ゲームなど)で使用しない限り「UMIDIGI Z2」でも不満はほとんどないと思います。
先に言ってしまいますが、実機も手元にあり、動作チェック済みです。端的に言って、最高!後日詳細レビューもしていきます!乞うご期待!
追記
というわけで、下記実機レビューです!思った以上のクオリティのモデルでした!
UMIDIGI Z2 Pro:$407.04(¥46,566)※2018/07/29現在のレート
UMIDIGI Z2:$249.99(¥28,599)※2018/07/29現在のレート
あとがき
実質Proじゃないと使っていくうちにもっさりしてきそうという懸念はありますが、このクオリティで3万円切ってくるんですから及第点ですね。
スマホのどこに重きを置くかにもよりますが、個人的にはドンピシャな端末です!
注文方法も解説しています
徹底解説「GearBest」の使い方と注文方法 | 海外ガジェット専門通販サイト
2018年版おすすめスマホ
オススメ【厳選最新版】2018年版オススメ中華スマートフォンランキングまとめ
2018年おすすめタブレット