中華ブランドのTeclastより、10.1インチ2Kディスプレイ、Helio X27搭載のミドルハイスペック端末がリリースされています。
本日は「Teclast T20」のスペックの詳細レビューをしていきます。
実機レビューはコチラ
Contents
Teclast T20 概要
Teclast T20は、10.1インチ2K(2560 × 1600 )シャープ製フルラミネーションディスプレイを搭載。
SoCはMT6797X(Helio X27)10コア、そしてタブレットには高画質の前後13.0MPカメラやデュアルバンドに指紋認証、大容量バッテリーを兼ね備えたミドルハイスペック端末です。
Teclast T20は、どちらかといえば玄人向けというよりは一般ユーザー向けのバランスの取れた端末と言えるかもしれないですね。(いやむしろ中華タブでは最高かも?)
スペック紹介
モデル |
Teclast T20 |
カラー |
シルバー |
サイズ |
249.0 x 135.0 x 8.5 mm |
重量 |
504.6g |
OS |
Android 7.0 |
CPU |
MediaTek MT6797X ( X27 ) Deca Core |
GPU |
ARM Mali-T880 MP4 |
RAM + ROM |
4GB DDR3L RAM + 64GB eMMC 最大256GB MicroSD カードで拡張可能 |
ディスプレイ |
10.1インチ 2Kディスプレイ(解像度:2560 * 1600) |
バッテリー容量 |
8100mAh |
カメラ |
フロント:13.0MP リア:13.0MP |
ネットワーク(対応バンド) |
2G: GSM 1900MHz,GSM 900MHz 3G: WCDMA B1 2100MHz TD-SCDMA: TD-SCDMA B34/B39 4G: B1 2100MHz,B3 1800MHz,TDD B38 2600MHz,TDD B39 1900MHz,TDD B40 2300MHz,TDD B41 2500MHz |
通信 |
802.11a/b/g/n/ac 2.4GHz & 2.4GHz / 5.0GHzデュアルバンドWiFi Bluetooth 4.2 |
その他機能 |
指紋認証 USB Type-C Quick Charge 3.5mmイヤホンジャック 他 |
Teclast T20 の特長
Helio X27 10コア搭載で日常使いに充分なスペック
MediaTek社のHelio Xシリーズのひとつ、Helio X27はベンチマークスコアで約10万点前後を叩き出すSoCです。
スコア上で見ても、日常的に使うSNSやストリーミング、電子書籍リーダー、ブラウジング、ゲームなどもほとんど不便を感じることなく使えます。
ただ、PUBGをはじめとしたデータ容量の多い最近の3Dゲームは、低解像度モードなりを駆使しないと少し厳しいレベルですね。
SIM挿入で一般的な中華端末と似た対応電波
これまでのMTK搭載中華端末に似た仕様で、4G LTEはB1/B3/B41、3GはB1に対応。
ソフトバンクやドコモ、ワイモバイルなど、SIMさえあれば、本デバイス単体で通信端末として使用可能です。
ただし、プラチナバンドには非対応のため、山間部や地下などでは不便を強いられます。
とはいえ、タブレットであること、中華端末であることを割り切ってしまえば(ある程度は)不便なく使えるはずです。
加えてac規格にも対応しているため、Wi-Fi環境下ならさらに快適に使用可能です。
2K高解像度10.1インチSHARP製フルイルミネーションディスプレイ
大画面液晶ともなれば高解像度は必須事項。
T20は、10.1インチSHARP製フルイルミネーション2K(2560 × 1600)高解像度ディスプレイを採用しています。
また、オートライトセンサー、ブルーライトカット、読書灯などのモードを搭載し、ディスプレイの視認性に配慮しています。
通常のモードで使用すると明るすぎる端末もありますし、大画面で高解像度ともなるとバッテリーセーブにもなります。
目を労りたい方にも最適と言えるかもしれません。
256GBまで拡張可能なストレージ
4GB RAMに64GB ROMで、大容量とは決していえませんが、メモリ・ストレージ共に必要にして充分。マルチタスク作業は問題なくこなせ、画像、動画の保存も大量に保存できます。
本体容量が足りなければ、MicroSDは最大256GBまで拡張可能です。
AW8736 Hi-Fiチップ採用で臨場感のあるサウンドを実現
以前レビューした「Ulefone Power 3」でも実際に体感しました。
Teclast T20は、AW8736 Hi-Fiチップを採用しています。
実機を触らないと確実なことはわかりませんが、ヘッドホンを着用すると、一般的な端末と比べて“音の違い”を鮮明に感じられるはずです。
映画鑑賞や音楽鑑賞など、据え置きでじっくりとタブレットを使用したい方にもおすすめです。
8100mAh大容量バッテリーにクイックチャージ対応
10インチサイズの大画面ともなれば、バッテリー容量は大きいに越したことはありません。
Teclast T20は8100mAhの大容量バッテリーを搭載し、その大容量をカバーすべくクイックチャージにも対応しています。
また、多くの端末と互換性のあるType-Cを採用しています。
前後13.0MPカメラ搭載
タブレットしては高解像度のフロント/リアどちらのカメラも高画質13.0MP。
13.0MPの高画質ともなると、記録媒体としても充分利用価値が高まります。加えて、F値2.0の明るいレンズで、ある程度薄暗い場所での撮影や、ビデオチャットなども対応できます。
OSはAndroid 7.0と最新OSではありませんが、今後はOTA経由でAndroid 8.0へアップグレードが可能です。また、GPSや指紋認証機能を搭載しているので、外出時の使用でもセキュリティは安心の端末です。
※▲GearBestへのリンクです
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必要機能搭載バランス重視の日常使い用タブレット
中華デバイスの相変わらずのコスパの高さですが、ミドルレンジ以上の10インチサイズタブレットの選択肢として、充分おすすめできる端末です。
筐体はアルミ合金でスタイリッシュに仕上がっており、個性はそこまで感じませんがバランスは非常にとれた端末だと思います。
タイミングが合えば約$200前後と、かなりお得にゲットできるかもしれないので、こまめにチェックすることをおすすめします!
後日実機入手予定です。後日詳細レビューもしていきます!乞うご期待!
追記:実機入手しました!
通常価格:$229.99
セール価格:$209.99※2018/09/17~2-18/09/23迄
あとがき
果たして幾つの中華ブランドがあるのかと思われるぐらい飽和状態な中国のデジタル市場。
特にスマートデバイスのスマホ・タブレットは頭一つ抜けるべく各企業がしのぎを削っている印象があります。
ただ、ほんの少し残念なのは、どのメーカーも突出することなく横並びな点。
使い勝手を求めると、どうしても似たような仕様のデバイスが乱立してしまう傾向はありますが、個人的には若干個性が薄いと感じてしまいます。
各ブランドごとに試行錯誤しているとは思いますが、さらに独自性を持った製品を開発して欲しいと切に願います。