これまでも様々なTWSイヤホンを試してきて感じるのは、廉価モデルであっても低遅延かつソコソコの音質は担保されており、安いが故にいい意味でぞんざいに扱えるので案外失敗は少ない印象です。
ただ中華廉価モデルは種類があり過ぎるので、どれを選んでいいかわからないという問題が出てくると思います。
そこで今回紹介するのは、見た目が特徴的な「TRUEFREE T3」イヤホンです。
Contents
TRUEFREE T3 インプレッション
いきなり結論から言ってしまいますが、音質は廉価モデルらしい軽めの音質で特段優秀というわけでもなく突出した機能もナシ!
と言ってしまうと元も子もないので、もう少し掘り下げていきます。
見てくれ通りではあるものの、本機の一番の特徴はその見た目。
- 個性の強いカラーとスケルトンボディのデザイン
がポイントです。
音質や着け心地、機能面においては特筆すべきことはないものの、逆に言うと廉価モデルとしての及第点は網羅されています。
個性的なデザインのTWS(インナーイヤー型)イヤホンを探しているならおすすめのイヤホンです。
期間限定ですが、当メディア限定クーポンです。
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- クーポンコード:B0C6XJGHQ9
- 対象商品:TRUEFREE T3
- 期間:2023-7-24 00:01~2023-7-30 23:59
- オレンジとスケルトンの奇抜なデザイン
- Bluetooth5.3採用
- 43ms低遅延ゲームモード搭載
- 対応コーデックはSBC/AACのみ
- 防水性能低め(IPX5)
スペック紹介
TRUEFREE T3 | |
モデル | TRUEFREE |
カラー | オレンジ |
---|---|
ドライバー | 13mmダイナミックドライバー |
イヤホンタイプ | インナーイヤー型 |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.3 |
対応コーデック | SBC, ACC |
バッテリー容量 | 充電ケース:300mAh イヤホン : 35mAh |
連続再生時間 | 充電ケース併用:約28時間 イヤホン単体 : 約7時間 |
周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
ポート | USB Type-C |
ノイズキャンセル | ENC |
防水性能 | IPX5 |
サイズ | 51mm x 50mm x 26mm(ケース含む) |
重量 | 40g(ケース含む) |
※取説・ショップページから抜粋
TRUEFREE T3 実機レビュー
化粧箱・パッケージ
化粧箱のデザインも筐体に合わせてオレンジを押し出したデザインです。
背面に仕様他各種認証が記載。
技適マークもしっかり記載されています。
化粧箱を外すと黒一色の内箱となっており、筐体はスポンジでガッチリ守られています。
【パッケージ内容】
- T3 × 1※イヤホン含む
- USBケーブル × 1
- ユーザーマニュアル × 1
取説はマルチリンガルで、わずか数ページのみですがもちろん日本語にも対応しています。
筐体・デザイン
充電ケース
充電ケースは丸みを帯びており、ガチャガチャのカプセルを彷彿とさせます(誉め言葉)。
オレンジスケルトンが目を引くものの、光沢(ツヤ)がありプラスチッキー。外部内部共に樹脂製です。
背面にはゴールドの印字で各種認証が記載。
上部はイヤホンの視認が可能なほど透過していますが、スケルトンがいいアクセントになっておりイヤホン内部の基盤のメカメカしさと相まって、不思議と安っぽく感じません。
底面にはType-Cポート。
ケース自体には前面にLEDが搭載されているのみで、物理ボタンなどのファンクションは設けられていません。
因みにケース開閉にボタンなどの機構はなく、ただ爪を引っ掛けて開ける仕様です。
イヤホン
形状はAirPodsライクで、インナーイヤー型。
スピーカー部分は大きめに設計されており、13mmのドライバーの性能を活かしてくれそうです。
見えづらいですが先端部分にはポゴピンコネクタの対になる金属面とマイク穴があります。
そして上部にはベント。
側面はタッチセンサー式の機能ボタンとなっています。
全体的にスケルトン部分とのつなぎ目はきれいに収まっており、変な凹凸もなくツルっとした綺麗な仕上がりです。
また画像の通りイヤホン自体もしっかりスケルトン筐体となっているので、内部構造までバッチリ視認できます。
ある種自信があるからこそのスケルトンデザインなのかもしれません。
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TRUEFREE T3 使用感・評価・感想
初期設定は通常の無線イヤホンと同様、ケースオープンと共にペアリング状態となります。※絶縁テープを剥がした後
コーデックは公称通りAAC。
一時期は中華廉価イヤホンもaptX推しが多かった印象ですが、最近はSBC/ACC対応が多いです。
もちろん本機は、SBCも任意で選べます。
低音響く中音域までクリアな音質
使用開始当初は「は?ナニコレ。音軽っ、低音弱っ。」と思いましたが、奥までしっかり密着させて装着すると、しっかり低音が響きます。
開放型なので耳の形状や装着具合で疲労感や音質がだいぶ変わります。
低音は音量を上げるとやや強すぎる印象で、少しアンバランスさはあるものの中高音域は比較的クリアです。
密閉型ではないため、本製品に求めていない部分かもしれませんが、解像度は低めで臨場感や音の広がりは価格相応。
ただ決して低音質というわけではありません。
廉価モデルというとどうしても安かろう悪かろうとも揶揄されますが、良くも悪くもライトに使うのに十分な音質は担保されています。
マイク音質も特に不満はなく、相手側からも聞き取りづらいといった声はありませんでした。
ゲーマーに嬉しい低遅延ゲームモード搭載
TRUEFREE T3には、ゲーマーに嬉しい43ms低遅延ゲームモードが搭載されています。
左イヤホンの(マルチファンクション)ボタンを3回押すと切り替えられます。
今回FPSで試したところ、通常モードでプレイすると明らかな遅延。
エンジョイ勢なら問題ないかもしれませんが、ゲームモードならほぼ遅延なく使えます。
音質自体に変化はないので、ゲームのみならず映画鑑賞など違和感のあるコンテンツに試してみるのもよさそうです。
気になった点・注意したほうがいい点
気になったのは2点。
- ゲームモード時の音途切れ
- ケースにリセットボタンなし(イヤホン7回タップ)
ゲームモード時の音途切れ
ありがたかったはずのゲームモード使用時に、音途切れが数回発生しました。※別日で同環境にてテストし同様の症状
本機のショップ内低評価レビューを見ると、その理由は(マイクを含めて)音声の途切れ。
今回筆者が音途切れを確認したのは、Switchとゲームモードで繋げたときのみです。
他の端末では発生せず安定して接続できていました。
もしかしたら個体差によるかもしれませんが、通信環境(接続端末など)によって、発生しうる可能性は捨て切れません。
というのも、本製品に限らず名の知れたメーカー品であっても、ある一定の使用環境では電波が途切れてしまうことも過去に経験しています。
とはいえギャンブル要素がある以上、ここはマイナスポイントです。
ケースにリセットボタンなし
本製品はマルチペアリングに対応。※マルチポイントはなし
登録さえ済ましておけば、複数の親機を登録できその設定を記憶してくれます。
また一度ペアリングすれば次回接続はケースを開けると、親機を操作せずとも(最後に接続した端末に)自動的に接続してくれます。
ここまではTWSイヤホンによくある仕様ですが、本機にはケースにリセットボタンがありません。
リセットするには、イヤホンを取り出し両イヤホンののマルチファンクションボタンを7回タップした後、ケースの蓋をいったん閉じて開けてから再接続という作業が必要です。
当初マニュアル通りにやってみても一向に上手くいかず、マニュアルを無視してケースに入れたまま片方のイヤホンだけ7回タップしてみたところ無事うまくいきました(ケース外で片側7回でもいけました)。
自動接続の弊害とも言えますが、登録済みの端末同士が近くにあると最後に接続した機器が優先されるため、この作業をしなくてはならないことが多々あります。
端的に言って、両イヤホン7回タップは面倒です。
『ロングタップ〇秒以上』にしてくれた方が、親切設計ではないかと思います。
TRUEFREE T3 総合評価
マルチファンクションボタンでよくあり、地味にストレスなのが誤タップ。
感度が良すぎたり、ボタン(タッチセンサー)部分が広く設計されていたりすると、頻繁に起こります。
また本機はその点は緻密に設計されており、縁で反応するようなことはないので、着けたり外したりする際の誤タップストレスは発生しません。
開放型なの度音漏れには注意したいところですが、密閉性が低い分環境音も拾えるので通勤通学などにも使い勝手がいいです。
音質は良くも悪くも価格相応ながら、個性あふれるデザインのTWSとしてチェックしてみてはいかがでしょうか。
期間限定ですが、当メディア限定クーポンです。
セールと併用すれば最大30%割引で購入可能です。
- クーポンコード:B0C6XJGHQ9
- 対象商品:TRUEFREE T3
- 期間:2023-7-24 00:01~2023-7-30 23:59
【総合評価】 | |
製品名 | TRUEFREE T3 |
総合おすすめ度 | 3.5 |