離乳食デビューで親御さんが探すものと言えば、フードプロセッサーです。
ただ、フードプロセッサーは場所をとる上に、パーツが比較的多く洗浄を含めてメンテナンスが面倒です。料理好きならまだしも、“買ったはいいけど使わなくなった”といった声をよく耳にします。
日々使うものだからこそできるだけ手軽に使いたいですよね。
そこで便利なのが、ハンドブレンダー/ミキサーです。
今回は、ハンドブレンダーの選び方のちょっとした解説と、ティファールのハンドブレンダー「クリック&ミックス(T-fal CLICK AND MIX)」の実機レビューをしていきます!
Contents
おすすめのハンドブレンダー/ミキサーはどれ?
離乳食を作る(作り溜め)するときに便利なアイテムと言えばハンドブレンダー。
国産メーカーならびに、海外メーカーも数多くリリースしているので、いざ必要となった時、実際どれにしたらいいか迷うと思います。
ただ、離乳食を終えた今はっきり言えることは、“どれでもいい”です。
価格もピンキリで、下を見れば3千円前後、上を見ると2万円を超えるモデルもあります。
有名な海外メーカーの人気モデルだと、ブラウンの「 MQ535オススメ!」やデロンギの「DHB721-RN」、クイジナートの「CSB-80JBS」、国産メーカーでは、アイリスオーヤマの「HBL-200オススメ!」やパナソニックの「MX-S300」などがあげられます。
海外製は見た目がカッコよく、コスパが低いものが多いです。逆に国産メーカーはコスパが優れており、無難な見た目のものが多いです。
ただ、ご注意いただきたいのは、モデル別に出力の違いはあれど、性能差はほとんどありません。※厳密に言えば重量など、多少差はあります。
ですので、どれがいいか迷った場合、見た目を重視(してドヤりたい)か、価格を重視するかで選ぶと、比較的選びやすいのではないかと思います。
というのも、フードプロセッサーよりずっと手軽なハンドブレンダーでさえも、相当な料理好きでない限り、離乳食を作る以外、ほとんど使わなくなるからです。
ブレンダーとミキサーは本来は違います!
両機能を搭載したモデルもありますが、本来は混ぜたり攪拌できるものをブレンダーと言います。ミキサーはホイップを作ったり泡立てやパンの生地生成に使う機器を指します。
オススメはコレ!ASHATA ハンドブレンダー
価格も手頃で、つぶす・混ぜる・きざむ・泡立てる・砕くと1台5役をこなすマルチプレーヤーです。
離乳食はもちろん介護食、また、ジュースやお菓子作りなど、ブレンダー/ハンドミキサー/フードプロセッサーの機能をこれ一台で網羅しています。
ベストセラーも納得。本製品はAmazon限定販売なので、Amazonユーザーならとりあえずコレを買っておけば問題ないでしょう。コレを機にプライム会員になっておくのも吉です!
プライムなら特典がいっぱい
- 6段階のスピード調整&ハイパワー
- 1台5役のマルチ機能
- 簡単メンテナンス&安心PSE取得製品
- 無名メーカー
- 耐久性がやや心配
ティファール クリック&ミックス レビュー
我が家はなぜ本製品をチョイスしたかというと、妻が相談なしに買っていたからです!(泣)
結果、コレで充分でしたし、使い勝手もよかった(よう)なのでかなり満足しています。
一番のメリットは軽量&使いやすい&楽々メンテナンスです。
スペック紹介
ティファール クリック&ミックス(T-fal CLICK AND MIX)」 | |
モデル | HB4401JP/HB4407JP/HB4501JP/HB460GJP |
カラー | ホワイト |
材質 | 本体/ABS樹脂、シャフト/ポリプロピレン、アタッチメント/ポリアセタール・ポリプロピレン・ステンレス、クッキングカップ/ポリプロピレン |
定格消費電力 | 200W 100V 50/60Hz |
回転数 | 低速:約11,000回/分 高速:約14,000回/分 |
連続使用時間 | 約5分 |
原産国 | フランス |
寸法 | 65×52×380mm |
重量 | 約580g(プラスチックモデル) 約680g(ステンレスモデル) 約740g(ルビーレッドモデル) |
製品の特徴・概要
「クリックアンドミックス」は、つぶす・混ぜる・泡立てる・砕くといった作業が、簡単なアタッチメント交換をするだけ。1台4役使用できる、マルチな調理器具です。
ブレンダー:柔らかい食材、液体を混ぜる、つぶす
ミンサー:生の肉や魚、水分の少ない食材をつぶす
ウィスク:卵や生クリームを泡立てる
アイスクラッシャー:氷を細かく砕く、凍った食材を砕く、つぶす
アタッチメント交換には、直接刃に触れること無く着脱できる、安全性の高いクリック&ミックスシステムを採用しています。
また、アタッチメントはプラスチック製。鍋などに直接入れても傷がつきにくい設計となっています。
出力(スピード)の切り替えも簡単で、視認性と利便線が高いのも特徴です。
付属のフィルターやカップを利用すれば、収納や置き場所に困らないのもメリットです。
ティファールといえばフライパンや鍋類が有名ですが、料理大国フランスが原産国。他の調理器具もまとめてティファールで揃えるのもいいと思います!
- 簡単切り替えスピード調整
- 1台4役のマルチ機能
- 付け替え簡単アタッチメント
- ややパワー不足
- プラッチッキーボディ
本モデルには、ステンレスボディで見た目がスタイリッシュな「クリック&ミックス プラス」もあります。
もう少しパワフルに使いたい方はこちらを選ぶか、さらにグレードをあげた製品をお選びください。
注意
よく、連続運転時間(定格時間)を無視してガシガシ使っている方がいますが、この手の製品は使用時間を守らないとモーター焼けを(必ずと言っていいほど)起こします。回転する製品全てに言えますが、ほとんどの場合、機械のせいではなく使用者本人に起因します。取扱説明書等をしっかりご確認ください。※本製品は安全装置がついており自動で止まります。
外観・パッケージ
既にフル活用しているので、元々の梱包ではありませんが、なんと無くこんな感じに収納されていました。
加えて、カップ(クッキングカップ)も若干薄汚れてますがご容赦ください。
【パッケージ内容】
- 1 * クリック&ミックス 本体
- 1 * シャフト
- 4 * アタッチメント
- 1 * クッキングカップ
- 1 * フタ
- 1 * クラッシュフィルター
- 1 * 取扱説明書
取説はもちろん日本語対応。
T-falはフランス本社のグループセブ(Groupe SEB)という大手調理器具・家電メーカーです。
日本でも株式会社グループセブ ジャパンという日本法人が販売しているため、アフター等も安心ですね。
レシピ集も製品と同梱されていました。
レシピ以外にもそれぞれのアタッチメントの使用例も記載されています。
レシピに関しては、製品別に公式サイトでも公開されています。日々の献立に迷ったらのぞいてみるもいいかもしれませんね。
離乳食作成に最適(野菜の粉砕)
こんなことをいうと妻に怒られますが、決して妻は料理が得意な方ではありません。
でも、我が子のためとならば、既製品は与えず離乳食を必ず作り、労力を惜しまずかなり頑張ってくれました(感謝しかありません)。
例えば人参。
これをブレンダー無しですりつぶして繊維を取り除くとなると大変な労力です。
それが本製品なら、ものの十数秒で下図のような具合に調理できます。
繊維も一切気にする事も無くすりつぶせ、ほぼ液体のようになっています。
これを凍らせてストックしておけば離乳食メニューの出来上がりってわけですね。
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気になった点・注意したほうがいい点
やはりややパワー不足感は否めません。
定格電力200Wを見れば納得ですが、マックスの稼働で5分、ミンサーに至っては30秒とメーカーは推奨しています。
フルに5分間回しっぱなしということはそうそうないと思いますが、ガツガツ料理をしたい(回したい)方には不向きかもしれません。
取説も記載されていますが、20分程度休めてから使用する必要があります。
ただ、この連続運転時間は決して短い方ではありません。むしろ長い稼働時間です。
料理好きで何十分も稼働させたいのであれば、もっと出力の強い業務用(先に挙げたプロ用のブレンダー)を使うことをおすすめします。
「ティファール クリック&ミックス」はうまく利用すれば、かなり使い勝手のいいハンディブレンダーだと思います。
ティファール クリック&ミックス 総評
離乳食推しが強い製品ですが、他にも使用用途はたくさんあります。
スープ類も簡単に作れますし、スムジーなども本当にお手軽に作れます。アタッチメントの取り外しはワンタッチで可能、その上掃除もしやすいので、(据え置き)ブレンダーよりは遥かに使う頻度が多いです。
フープロや(据え置き)ブレンダーはあれば便利なんですが、場所もとりますしお菓子づくりや手の込んだ料理をする人じゃないと中々使わないんですよね。
そしてパーツが多く、洗うのが面倒となるとますます使わなくなります。
価格もお手頃なので、離乳食デビューにもおすすめですし、ブレンダー、ミキサー、フードプロセッサーをご検討中なら選択肢として十分ありな製品でした!
【総合評価】 | |
製品名 | ティファール クリック&ミックス(T-fal CLICK AND MIX) |
総合おすすめ度 | 4.8※妻は5.0の評価です |
あとがき
離乳食も一番楽なのは既製品を買ってしまえばそれで住むんですが、第一子という事もあり、できるだけ自分で作ったもの(安心できるもの)をあげたいというのが親心。
人によっては「面倒クセェ!」とい言う方もいると思いますが、子供の時の免疫力を高められるかどうかも、こういった食に気を使う事なのかもしれません。
と、僕は絶対にできないので妻には頭が上がりませんがw