言わずもがな、「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」は本当におすすめできるハードです。
しかしながら、ポータブルにもなる最新ハードにも関わらず、イマイチな点があります。
それは、Bluetooth非対応な点。
厳密にいうと、コントローラーなどはBluetooth接続なので、Bluetoothに対応はしています。しかし、オーディオには対応していないんです。
今回はそんな不満を解消すべく、「SoundPEATS Bluetooth トランスミッター レシーバー MK2」を用いてNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)のワイヤレス化をしていきたいと思います!
SoundPEATS(サウンドピーツ) Bluetooth トランスミッターの実機レビューや感想・評価もしていくウホ!
サウンドピーツといえばAmazonでベストセラー製品(イヤホン)がある信頼度の高いメーカーウキ!
Contents
SoundPEATS(サウンドピーツ) Bluetooth トランスミッター レシーバー MK2 実機レビュー・評価・感想
任天堂スイッチをワイヤレス化する前に、まずは今回使用する製品を紹介していきます。
Bluetoothのトランスミッター&レシーバーは、実は様々なメーカーからリリースされています。
正直価格も性能もどんぐりの背比べ。
目立った差別化はされておらず、“どれでもいい”です。
強いて確認する必要があるとすれば、「AACやAPT-Xに対応しているか」、「Bluetoothのバージョンが4.0以降か」ぐらいのもので、昔のトランスミッター に比べれば遅延も少なく、ほとんどハズレはありません。
今回入手した「SoundPEATS(サウンドピーツ) Bluetooth トランスミッター レシーバー MK2」は、SoundPEATS Audio様からのサンプル提供ですが、ちょうど任天堂Switchのワイヤレス化を考えていたところだったので最高のタイミングでした!
結論、“最高”です。
特にSwitchに限っては、持ち運びが多くワイヤレスにしたいという方にはガチでおすすめです。
まずはスペックから見ていきます。
スペック紹介
SoundPEATS(サウンドピーツ) Bluetooth トランスミッター レシーバー | |
モデル | MK2 |
周波数範囲 | 2.402GHz~2.480GHz |
対応プロファイル | HFP/HSP/A2DP/AVRCP |
コーデック | APT-X/AAC |
通信距離 | 10m |
充電時間 | 1.5~2時間 |
使用時間 | 最大10時間 |
バッテリータイプ | 170mAhリチウムバッテリー |
動作電流 | 22mAh(最大) |
充電電圧 | DC 5.0V |
重量 | 約15g |
製品の特徴・概要
SoundPEATS(サウンドピーツ)といえば、イヤホンをはじめとしたオーディオ製品が有名なメーカーです。
中でもBluetoothイヤホンの「Q30」というモデルは、Amazonのベストセラーにもなっており、クオリティやコスパにも定評があります。
そんなSoundPEATSよりリリースされているのが「MK2」こと、Bluetoothトランスミッター&レシーバーです。
特徴は、約15gの軽量設計で、SoCにQualcomm(クアルコム)のBluetoothオーディオチップ、「CSR8670」を採用。また、Bluetooth4.1に対応しているので省電力&通信安定性を実現。
そして、AAC&APT-Xコーデック採用で高音質&音の遅延がほとんど無し!
AACとAPT-Xとは
AAC:Advanced Audio Codingの略で、MP3の後継フォーマットとして作られた、不可逆のデジタル音声圧縮を行う音声符号化規格の一つ。主にPodやiPhoneなどApple製品の標準フォーマットで、地上デジタル放送やBSデジタル放送、YouTubeなどでも用いられる
APT-X:AACコーデックよりも高音質、かつ低遅延で音声データを伝送できるとされる規格。標準規格SBC(Subband Codec)に比べ遅延は半分程度で高音質。
受信(RX)モードと送信(TX)モードどちらも対応しており、マルチペアリングに対応。1台2役どころか1台4役ぐらいしてくれます。※同時に2台のデバイスにペアリング対応:RXモードで2台、TXモードで2台、計4役
HFP/HSP/A2DP/AVRCPと、通話用音楽用どちらのプロファイルにも対応しているので、音量調節機能も搭載。
手元にあるテレビ、PC、オーディオなど、古い機器をワイヤレス化したいという方におすすめのアイテムです!
- 15gの超軽量設計
- 安定した通信と幅広い互換性
- APT-X&AAC高品質コーデック対応
- 他社製との差別化がやや希薄
- 接続時の音量がやや小さい
持ち運びも全く苦ならない薄型軽量仕様ウホ!軽すぎて無くしそうな勢いウホ!
こんな簡単にワイヤレス化できるならもっと早くやっておけばよかったウキ!
化粧箱・パッケージ
化粧箱(パッケージ外装)をみて「このメーカーは信頼できる!」と思いました。
というのも、パッケージの時点で日本語が書かれており、日本向けに“わざわざ”製作したのがうかがい知れます。
裏面は簡易的な商品説明が記載されています。
本体の梱包は、型枠にしっかりとはめ込まれていてグラつきもなく小傷の心配も無し。
本体の下にその他の付属品が収納されています。
パッケージ内容は下記の通りです。
【パッケージ内容】
- 1 * Wireless Transmitter and Receiver 本体
- 1 * MicroUSBケーブル
- 1 * RCAステレオ変換ケーブル
- 1 * 3.5mmオーディオケーブル
- 1 * 3.5mmオーディオプラグ
- 1 * ユーザーマニュアル
付属品は他社製のものとさほど変わらないと思います。
製品によっては、光デジタルケーブルに対応している製品もありますが、この手の製品は古い機器をワイヤレス化するのが目的なので、不要の長物でしょう。
マニュアルは日本語と英語です。
経験上、中華ブランドは総じて機械翻訳による不自然な日本語が多いんですけど、サウンドピーツの取説は不自然さはありません。
こういう些細なことで、日本にしっかりとした販路を設けているのもわかりますし、信頼性が高まりますね。
外観・機能性・使用感
全面プラスチック(樹脂)で、光沢のないマットな仕上がり。真ん中の大きいボタンがマルチファンクションボタン(MFB)です。
ボトムに3.5mmイヤホンジャック(左の角)とUSBポート(右の角)。
上部にボリュームコントロール、ならびに曲送り/戻しボタンです。
左側面にマイク(左の角)、ペアリングスイッチ、モード切り替えスイッチ。
右側面はフラットな作りです。
重量も改めて確認してみましたが、ほぼ誤差なしの16g(小数点が表示されないので誤差範囲のはずです)。
お世辞抜きにかなり軽いです!
ニンテンドースイッチとペアリング
ではいよいよ、待ちに待ったニンテンドースイッチとのペアリングをしていきます。
まずは、MK2本体を送信(TX)モードにします。
そして、トランスミッターレシーバー(以下MK2と表記)に3.5mmオーディオケーブルか3.5mmオーディオプラグを差し込みま、マルチファンクションボタンを長押し(3秒)。
すると、緑のLEDが点滅しペアリングモードになるので、ペアリングする機器も同じくペアリング待機にしておきます。
ペアリング出来ていれば、点滅から点灯へ変わります。以上でペアリングは完了です!
今回使ったのは下記の製品です。
少しわかりづらいですがコチラもペアリング出来た証のインジケーターランプが点灯していますね。
送信(TX)モードはペアリング出来たのか不安だけど機器同士をペアリング待機状態にすれば勝手につながるウホ!
思いの外簡単すぎたのでみんなやってみるといいウキ!
Nintendo Switchをワイヤレス化してみての感想
この後1時間程度プレイしてみました。
音の遅延もほとんどなし(むしろ無いと言ってもいい)、音質はクリアでこもることもなく、素晴らしいの一言です。
これほど簡単かつ高音質なら、もっと早くやっとけばよかったとさえ思いました。
テーブルモード、TVモード、携帯モードと全て試してみたところ、どのモードでも問題なくワイヤレス化出来ました(当たり前w)。
今回はプラグをそのまま差し込んでいますが、プレイモードによってはケーブルの方がいい場合もあるかもしれません。
ショップ内レビューで、“音が小さい”というのを見かけたので少し気になっていたものの、これについてはペアリングしたデバイスに依存するような気もします。
確かに、やや小さいかなという印象は受けましたが、今回使用した端末同士では、不満のないボリュームでした(著者は爆音派で最大ボリュームで試してます)。
差したまま白熱しすぎてポキっとやらないように注意ウホ!
プラグで繋ぐ時はTVモード推奨しておくウキ!
受信(RX)モードのペアリング
正直、受信(RX)モードは個人的にあまり使う機会は無さそうですが、一応繋げてみました。
押し入れに眠っていた、ONKYOのアンプ(Bluetooth非対応)を引っ張り出して2RCAケーブルにて接続。
受信(RX)モードではインジケータランプは青色に点滅します。
同期先をスマホにしたので、しっかりと「MK2」と表記されています。
やはりやや音は小さい感じはあるものの、ボリュームを上げれば問題なし!音も綺麗でノンストレスです!
同期先がスマホなら電池残量もわかるウホ!
マルチペアリングもできるし複数の端末でシェアするなんていう使い方もできるウキ!
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気になった点・注意したい点
すでにあげている通り、(やや)音が小さいかなという印象です。
でもこれはMK2の音量のみに依存した場合の話。
同期する機器にも音量調節はついているはずでしょうし、なんとでもなるはずです。
僕は音楽がめちゃくちゃ好きなので、いくつもオーディオデバイスは持っています。
そんな僕でも気になりませんし、音質に関してそこまでうるさくない方なら問題なく利用できると思います。
音沼にどっぷり使っている人はやめておいた方がいいかもしれないウホ!
もう一ついうとしたら他メーカーとの差別化がそこまでない点ウキ!これじゃなきゃダメってことは無さそうウキ!
SoundPEATS(サウンドピーツ) Bluetooth トランスミッター レシーバー 総評
現在はウェアラブルデバイス台頭の時代で、無線接続が当たり前です。
少し前までは「有線最強!」なんて思ってましたが、最新の無線機器に触れるにつれ、もう有線に戻れなくなりました。
音の遅延がないのはもちろん、音質はクリアで音域は広く高音から低音までしっかり拾います。有線と変わらないかそれ以上で、驚くばかりです。
思い出の詰まった古くなったオーディオ機器を蘇らせたい(少しお年を召した)なんて方は、テンションの上がる製品だと思います。
バッテリーは約10時間と長持ち、お手軽にワイヤレス化できる面白い製品でした!
【総合評価】 | |
製品名 | Wireless Transmitter and Receiver 2 in 1 Hands-free Adapter MK2 |
総合おすすめ度 | 4.2 |
あまり安すぎるイヤホンはやめた方がいいウホ!場合によってはノイズが入ったり音が飛ぶみたいウホ!
同社製品(Q30あたり)を使って見るのがいいかもしれないウキ!
あとがき
ずっとやりたかったことがやっと出来ました。
あまり外でスイッチで遊ぶことはないんですけど、何度か有線接続が煩わしいと思ったことがあったんです。
(タイミングよく)サンプル提供してくださったサウンドピーツさんに感謝です。いい製品でした!