今やガジェ好きでなくても、スマホやタブレットが複数台ある時代。
そこで便利なのが充電ステーションです。
今回は、5ポートタイプの充電ステーション、SEENDA USB充電スタンドのレビューをしていきます。
Contents
SEENDA 5ポート同時充電 充電ステーション インプレッション
SEENDAは、中華系のよくあるモバイルガジェットや小物を広く取り扱うブランドです。おそらくOEM品製品がメインで、日本国内においての販路はAmazonが主たるもので、AliExpress等でも入手可能です。
実際この手の製品は、類似した製品がいくつもあり、価格も似たり寄ったりで、“アタリ”を引けば基本どれも変わらない部類の製品です。
数ある充電ステーションの中、本製品を選んだ理由は、5ポート以上であること、出力が高いこと、そして価格です。
本当は木製のおしゃれなタイプを探していたんですがデザインが個人的にイマイチなものが多かったので、お試し感覚でとりあえず選んでみました。
スペック紹介
SeenDa 5 Ports USB Charging Station | |
ブランド | SeenDa |
モデル | ICH-50 |
USB ポート | 5箇所 |
入力 | 100-240V/1.2A |
出力 | 5V/2.4A※それぞれのポートへの最大出力 |
認証 | CE, RoHS, CCC |
寸法 | 150.0 × 130.0 × 35mm / 6.2 x 5 x 1.3 inches |
重量 | 630g |
製品の特徴・概要
画像通りの製品なので説明するまでもありませんが、本製品の大きな特徴を簡単に解説しておきます。
まずひとつは、5ポート同時充電が可能な点。
複数デバイスを持っている人にとって、タコ足配線は見栄え的にもできればどうにかしたいものです。加えて、所持しているデバイスの数にもよりますが、ポート数は多いに越したことありませんからね。
そして、合計50W / 10Aの出力で、ポート別に最大2.4Aの電流を供給できます。
他社製は、急速充電に対応するポートと通常のポート(1Aなど)に別れたりしている場合も多く、どのポートでも関係なく使えるのはグッドポイントです。
また、仕切り板の間隔は0.8インチ(約2センチ)程度あり、カバーをつけたままでも置くことができます。
セクションごとの間隔が狭いと、カバーをしたまま充電できない場合もあったりするので、広すぎず狭すぎずちょうどいい間隔となっています。
そして最後に、6本のケーブル(MicroUSBケーブル × 2、Type-Cケーブル× 2、Lightningケーブル × 2)付属という、中華製品らしい付属品の多さ。
安くて付属品が多い、これも中華製品の大きな特徴です。
冒頭にも言った通り、類似製品は多数あります。本製品はPSEこそ取得してませんが、過充電防止や海外で必要な認証は取っています。
ほとんどのデバイスに互換性があるので、複数デバイスの置き場所をひとつにしたい、なおかつ充電もまとめて行いたいという方におすすめのアイテムです。
- 5ポート同時充電
- 50W / 10A高出力
- 18ヶ月メーカー保証
- デザイン性がイマイチ
- 差別化がイマイチ
SEENDA USB充電スタンド 実機レビュー
化粧箱・パッケージ
化粧箱に掲載されている製品の画像とカラーが明らかに違いますが、きっと中国ではブラックもあるんでしょうw(テキトー)
やっつけ感はなく、化粧箱はしっかりしています。
代理店ならどこでも販売できちゃうかもウキw
【パッケージ内容】
- 充電ステーション × 1
- 仕切り板 × 6
- 電源コード × 1
- USBケーブル × 6※MicroUSBケーブル × 2、Type-Cケーブル× 2、Lightningケーブル × 2
- ユーザーマニュアル × 1
マニュアルは英語とドイツ語のマルチリンガルです。日本語はありませんが、特に困らないでしょう。
外観・デザイン
前面にUSBポートが5つ。背面に電源コードを繋ぐ仕様です。
側面はシルバー、天板、底板はブラックの樹脂素材でできています。ツヤ消しはしてあるので、そこまで安っぽくはないものの、明らかにプラスチッキーで高級感はありません。
仕切り板(バッフル板)は、光沢のあるブラックのクリア(透過)板です。同じく樹脂製でこちらは正直安っぽいです。
USBケーブルは、先述の通り、それぞれ2本ずつ同梱されています。ちなみにケーブル長は220mm〜270mm前後で統一されていません。
長さもマチマチで、正直その辺に転がっているケーブルを寄せ集めた感があります。また、LightningケーブルはMFi認証がないものなので、ケーブルは別途用意するか、純正品を利用したほうがいいかもしれません。
機能性・使用感
仕切り板をつけると樹脂感が強く出てきて、余計に安っぽく見えます。
ちなみに、仕切り板をはめるのが少し大変でした(結構固め)。また、樹脂性のため、耐荷重はそこまで高くないので無理な力を加えると折れる可能性があるのでご注意。
コンセントを差し込むと、通電ランプ(LED)が点灯します。充電しようがしまいが、コンセントに差し込んだ時点で点灯する仕様となっています(充電していてもランプ色は同じ)。
通電チェック
様々なポート、ケーブル、デバイスを用いて、電流量のチェックをしてみました。
上記はタブレットを用いて、USB Type-Cのケーブルで計測しています。
使用端末は下記モデルです。
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同様にタブレットで、microUSB(Type-B)を使用。
使用端末は下記モデルです。
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そして次にLightningケーブルでiPhoneを充電。
しっかりとデバイス毎に自動的に電流が下がっています。
そしてこちらは今は使ってませんが、microUSB(Type-B)のAndroidスマホを引っ張り出してテスト。
端末は下記製品です。
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そして最後に同時充電も試してみましたが、問題なく充電できています。カバーをつけていても大丈夫です。
充電速度の管理だけでなく、過電圧や過充電への保護回路もあるとのことなので、PSE未取得でも(多分)安心して使えそうです。
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気になった点・注意したほうがいい点
良くも悪くも予想の範囲内の製品だったので不満点は特にないんですが、強いて挙げるとすれば、樹脂素材が故の安っぽさでしょうか。
安っぽい=耐久性が(物理的に)気になるといった感じで、10インチ以上のタブレットを縦置きすると、仕切り板がたわんで少し怖いです。※接続ポートとケーブル長の関係で縦置きせざるを得ない場合がある
使用上の耐久性は、今の所わかりませんが、もしすぐに壊れるようなことがあればまた追記します(なければ調子よく使えているということなので安心して検討してみてくださいw)。
SeenDa 5ポートUSB充電ステーション 総評
上図の通り、著者自身相当数のデバイスがあるので、置き場所に少し困ってました(使っているデバイス、使っていないデバイスは当然ある)。
下記のような充電器や、複数のデバイスを充電可能なACアダプター、USBハブなどは普通に活用してます。
ただ、これらを使っても結局デバイスの置き場所は別途必要です。
これまで充電ステーションは使ってこなかったので、メインデバイスたちをまとめて置くことができるだけで、かなり助かります。
ゲーム機の充電やその他のガジェットも充電可能です。ガジェ好きのみならず、家族でひとまとめに設置、充電できるので、共有デバイスがあるご家庭なんかにもおすすめです!
【総合評価】 | |
製品名/モデル | SeenDa 5 Ports USB Charging Station |
総合おすすめ度 | 4.0 |
あとがき
ガジェ好きにとって必須アイテムとも言えるUSBハブ。
USBハブはデスク周りをスッキリさせてくるものの、デバイス自体を置くところが別途必要なので、結局ゴチャゴチャしてしてしまうんですよね(充電を主たる目的として使用した場合)。
充電ステーションが1台あれば、まとめて充電できるだけではなく、ラック(スタンド)としての役割もこなしてくれるので、おすすめのアイテムです。