プルームテック、プルームエスに続き、デバイス自体が改良され、プルームテックプラスが装い新たに登場です。
その名も、「プルーム・テック・プラス・ウィズ(Ploom TECH+ with)」です。
プルームテックやプルームエスに関しては、見た目は変わらず加熱時間の短縮や使用時間の延長といったちょっとしたマイナーチェンジでしたが、プルームテックプラスは、完全なモデルチェンジです。※厳密にいえばプルームエスはサイズこそ変わりませんが、別デバイスとして大きき変わっています
おそらくJTの加熱式タバコの主力製品であるプルームテックプラスなだけに、開発にもかなり気合が入っていたはず。
本記事では、低温加熱型たばこ「プルーム・テック・プラス・ウィズ(Ploom TECH+ with)」のレビュー、並びに旧モデルとの違いや比較などを交えて紹介していきます。
送料無料、1,500円分クーポン、自尊紛失交換OKの月額270円(税込)の定額プランもオススメです。まずはお試しでプルームデバイスをチェックしちゃいましょう!
Contents
ついにディスプレイ搭載!使いやすくコンパクトになった「プルーム・テック・プラス・ウィズ(Ploom TECH+ with)」登場!
「プルーム・テック・プラス・ウィズ」は、2020年11月2日(月)より、CLUB JTオンラインショップ、東京都内のPloom Shopと、一部のたばこ販売店、そして翌日2020年11月3日(火)より、都内のコンビニエンスストアにて発売がスタートします。
JTによれば、2020年1月~6月時点で、国内のたばこ市場に占める加熱式たばこのシェアは約25%になるそうです。※2021年1月時点では30%を超えています。特に女性ニーズが増えているようです。
禁煙後進国の日本においては、まだまだ紙巻きたばこの牙城は崩せてはいませんが、健康志向や世界的な嫌煙の後押しもあり、アイコスを筆頭に、加熱式たばこのシェアは如実に伸びてきています。
とはいえご存じの通り、アイコス、グロー(ハイパー含む)、プルームエスなどの高温加熱式たばこは、独特の穀物臭がきつく嫌煙家サイドからは不評です。
そんな中満を持して登場したのが、JTからリリースされている低温加熱型(穀物臭がないリキッドタイプのベイパー)プルームテック、並びにプルームテックプラスです。
特にプルームテックプラスは、
- たばこ臭さがないのにタバコらしいキックや味わいが愉しめる
デバイスとして好評です。
従来モデルも充分携帯性に優れてはいたものの、時代にそぐわないmicro USB(Type-B)端子を採用していたり、90分もかかる充電時間だったりと、改善すべき点はいくつかありました。
そこでそれらの不満点を改善し、新モデルとしてリリースされたのが「プルーム・テック・プラス・ウィズ」です。
「プルーム・テック・プラス・ウィズ」は、
- バッグやポケットにすっぽり収まるコンパクトサイズ
- 充電時間を60分に短縮
- たばこカプセル残量、バッテリー残量ディスプレイ搭載
など、完全に新たなデバイスとして進化しています。
一見するとプルームエスに似た筐体デザインですが、さらにコンパクトで軽量化されています。今後のアクセサリー類にも期待大です。
【プルーム・テック・プラス・ウィズ(Ploom TECH+ with)スターターキット】
- [加熱型] 低温加熱型
- [価格] 2,980 円(税込)
- [内容物] デバイス、AC アダプター、USB Type-C ケーブル
- [カラー] ブラック/ホワイト
※2021年2月1日より、コンビニなど全国での発売開始。またそれを記念して、「プルーム・テック・プラス・ウィズ」スターターキットを、メーカー希望小売価格2,980円(税込)のところ、期間限定の特別価格 1,980 円(税込)で販売するキャンペーンがスタートです!
スペック紹介
Ploom TECH+ with(P+W1.00) | |
バッテリータイプ | リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | |
充電時間 | |
定格電圧 | |
定格電流 | |
ポート(入力端子) | |
サイズ | |
重量 | |
ACアダプター | |
モデル | WA-SJPT12-JA |
定格入力 | 100~200V AC, 50/60Hz, 0.2A |
定格出力 | 5V DC, 1.5A |
サイズ | L59.5 x W31.6 x H23.0mm |
重量 | 32g |
USBケーブル※Type Cに刷新 | |
サイズ | 約60cm |
重量 |
※矢印は従来モデルとの比較です。
製品の特徴・概要
少し重複しますが、従来モデルよりさらにコンパクトになった「プルーム・テック・プラス・ウィズ(Ploom TECH+ with)」。“いつも一緒(with)にいられる存在へ”というキャッチコピーのもと、使いやすさにフォーカスしたモデルとなっています。
主な特徴は、
- 従来モデルの約半分(約78mm)のコンパクトサイズ
- 使用状況が一目でわかるディスプレイ・LED搭載
- USB Type-C対応、約60分の充電で1箱分使用可能
- 簡単操作による起動とロック機能
などです。
プルームエスのようにブースト機能(テイストアクセル)などはないものの、吸いごたえは従来モデルと変わらないため、携帯性と使いやすさにより特化したデバイスに仕上がっています。
プルーム・テック・プラス・ウィズ(Ploom TECH+ with)スターターキット 実機レビュー
同社他のデバイス同様、ベースカラーはブラックとホワイトです。
今回はホワイトにてレビューしていきます。
化粧箱・パッケージ
化粧箱は、同社取り扱いの他のデバイスとよく似たデザインです。
デバイス自体もかなり小型化されたので、従来モデルと高さは同じですが化粧箱も薄型化されています。
【パッケージ内容】
- Ploom TECH+ with(P+W1.00)本体 × 1
- カプセルホルダー × 1
- USB Type-Cケーブル × 1
- ACアダプター × 1
- ユーザーマニュアル × 1
- クイックユーザーガイド × 1
- 保証書 × 1
クイックガイドを見れば使い方はすぐにわかりますが、取説もイラスト入りで丁寧に作られています。
筐体・デザイン
筐体デザインはプルーム・エスに似た卵型に、パフ用の筒(カプセルホルダー)が固定で付いているといった感じ。
画像だとわかりにくいですが、本当に小さな筐体で手のひらにすっぽりと収まります。
ブラックとホワイトどちらも梨地加工が施されていて光沢が抑えられています。
樹脂感が前面に押し出されていて、やや安っぽい印象を受けます。
物理ボタンは画像のアクションボタンひとつのみ。ここですべての操作を行います。
そして画像黒い部分がディスプレイです。
- アクションボタン1回:バッテリー/たばこカプセル残量表示
- アクションボタン3回:ロック/ロック解除
- アクションボタン3秒長押し:手動ロック切替/リセット
従来モデル同様、リキッド残量の確認窓も搭載されています。
また、この確認窓周辺が吸気口(エアフロー)の役割と、背後にLEDが備えられたことで、吸った際の通電確認ができるようになっています。※通電時画像は後述
ボトムにUSB Type-C接続ポート、型番などが記載。
ちなみに「プルームテックプラスウィズ」の型番は、「P+W1.00」です。
カプセルホルダーは従来モデルと互換性がないのが玉にきずですが、ネジ式からはめ込み式になり、より使いやすく簡易的に刷新されています。
重量はカプセルホルダーならびに、カートリッジ、たばこカプセルを装着した状態で41gです。
これだけ軽ければ、どこへ持ち歩くにも煩わしくありませんね。
アダプターはスペックで紹介した通り、従来モデルと同じ「WA-SJPT12-JA」です。
プルーム・テック・プラス・ウィズ(Ploom TECH+ with)P+W1.00 使用感 レビュー
基本的な使い方は従来モデルと変わりません。
筐体デザインは見ての通りですが、「プルーム・テック・プラス・ウィズ」で特に変わったのはディスプレイが搭載されたこと。
本章より、使用感について詳しく見ていきます。
昼夜問わず視認性のいい痒いところに手が届いたディスプレイ
画像はたばこカプセル未装着のため、たばこカプセルが満タンの状態となっています。画像の通り、バッテリー残量共に一目でわかります。
製品仕様に細かく記載されていないため実際のところはわからないものの、バッテリー持ちからしても恐らくOLEDを採用。室内ではディスプレイ自体の視認性は良く、昼夜問わず良好です。(調光機能はなく、炎天下ではやや見づらい)
使用する際は、カートリッジとタバコカプセルを画像のようにセットします(わかりやすいように敢えて少しずらした状態ですが、本来は下まで押し込みます)。
フル充電でたばこカプセル5本分(カートリッジ1本分)使用可能※たばこカプセル1本で約50パフ
「プルーム・テック・プラス・ウィズ」で新たに加わった機能は、振動機能。他社デバイスも喫煙開始時や終了時、バイブでお知らせというのは当たり前でしたが、本製品にも搭載されています。
画像はロックがかかった状態なので、アクションボタンを3回押して「ブッ」ど振動し、鍵マークが消えたら使用開始の合図です。
アクションボタンは単押しで表示され、3秒間ほど点灯したのち自動で消灯します。
また、喫煙後は自動6分間操作しなければ自動でロックされる安心設計となっています。
恐らくプルームテックユーザーは“たばこカプセルがいつ終わったかわからない問題”や、“終わっても連続で吸い続けてしまう問題”、“なぜかリキッドがあまり過ぎてしまう問題”などを抱えていたはずです。
決して情報量の多いディスプレイではないものの、「プルーム・テック・プラス・ウィズ」は、これらの不満が一挙に解消されています。
今まで搭載されていなかったということもあり、ディスプレイがあると無駄に点灯させてしまいますw
ユーザーや使用環境ごとに使い分けできる安心設計
通常は6分間放置で自動ロックがかかりますが、自動ロックをかけないマニュアルモードを搭載しています。
小さな子どもがいる家庭では自動ロック推奨ですが、自動ロックに煩わしさを感じる(いちいち解除するのが面倒)人や、外出時など自動ロックが必要ない場合もあると思います。
使用環境によって使分けできるのはユーザーにとってありがたいポイントです。
従来モデル同様通電確認用のLEDも搭載
画像は充電時のディスプレイ表示です。
ケーブルを接続すると、振動と同時に充電開始を知らせてくれます。
加えて本モデルもカートリッジ(リキッド)残量確認窓にLEDが搭載されており、通電確認ができます。
充電時は従来モデル同様、ゆっくり点滅する仕様です。
ベイパーを吸った際ボワンと点灯するのも同じです。
従来モデルは、バッテリー残量などを確認するために青、紫、赤とカラーがいくつかありました。ウィズは白のみですが、ディスプレイ以外にも過去モデルのいい部分をしっかりと残してくれています。
Ploom TECH+ から Ploom TECH+ with への仕様変更点
仕様変更といっても、完全に別デバイスと思ってもらった方がいいかもしれません。
先述の通り、
- 筐体デザインの刷新
- ディスプレイ搭載
- 充電時間の短縮
- Type-Cへの変更
このあたりが大きな違いです。
吸いごたえに関しては変わらないので割愛。本章では、サイズやアクセサリー互換などについても触れていきます。
Ploom TECH+ から Ploom TECH+ with の比較
筐体サイズ比較
サイズはご覧の通り、約半分ほどのサイズ感となっています。
当然ペン型(またはスティック)の方が使い勝手がいいという人もいると思いますが、他社製含めほとんどのモデルがいわゆるボックス型形状です。
ちなみに、Ploom S 2.0と比べても一回り小さいサイズ。重量も軽いので持ち運びは本当に苦になりません。
アクセサリーの互換
たばこカプセルのサイズに合わせているため、カプセルホルダーも似たようなサイズです。
ただ、画像の通り形状が少し異なるため、互換性はなく流用はできません。
着脱のしやすさが格段に上がったのはいいことですが、プルームテックプラスのカプセルホルダーを大量に購入してしまった人にはやや不親切といえるかも知れませんね。
また、マウスピースは互換性があったものの、いわゆるコロコロ防止のリングや、専用ケース、キャップ、その他ほとんどのアクセサリーに対して互換性がありません。
今後プルーム・テック・プラス自体がどこまで存続していくかにもよりますが(プルームエスはすぐモデルチェンジしちゃいましたしね)、micro USBを採用している旧世代デバイスなだけに、同形状の新デバイスをリリースしないかぎり、わざわざ乗り換える必要はなさそうです。
特に今プルーム・テック・プラスを使用していて専用アクセサリーを幅広く使っている場合は、宝の持ち腐れになってしまいますし、今後のJTの動きを見てからの購入をおすすめします。
けど今後はほぼ間違いなくType-C刷新モデルが出るはずウホ!
プルーム・テック・プラス・ウィズ(Ploom TECH+ with)スターターキット 総合評価
基本操作は従来モデルと同じ、サイズ感は想像の範囲内たったため、正直なところそこまで期待していなかったというのが本音です。
ですが実際に使ってみて、ディスプレイにここまで恩恵があるとは思いませんでした。お世辞抜きに使い勝手が良くなっています。
個人的に使いやすくなったと一番感じるのは、たばこカプセル残量がなくなったタイミングで振動やディスプレイにてお知らせしてくれることです。
やはり旧モデルは、交換のタイミングがイマイチわかりづらかったので、しっかりとカスタマー(ユーザー)のフィードバックを反映させているなという印象を受けました。
加えて、カートリッジの交換も従来モデルより格段にしやすくなり(従来モデルはうまく閉まらないことが多々あった)、「ウィズ:with」の名前は伊達じゃありません。
これからプルームテックプラスデビューを検討しているなら、間違いなく「プルーム・テック・プラス・ウィズ」をおすすめしておきます。
【総合評価】 | |
製品名 | Ploom TECH+ with Model:P+W1.00 |
総合おすすめ度 | 4.6 |
▼関連記事