※Nomad Works様より商品提供
「Nomad SIM(ノマドシム)」は、ブログドリームを掴んだワロリンス(@warorince )氏が代表を務める、株式会社Nomad Works提供のモバイルデータ通信サービスです。
様々なメディアで紹介され、現在も着々と認知度をあげており、ユーザーからの評価も上々。
そして2019年12月23日より新たに、完全使い切りのプリペイド式のSIM「Nomad SIM Prepaid(ノマドシムプリペイド)」をリリースしました。
今回は、そんな使い切りのSIMカード「Nomad SIM Prepaid(ノマドシムプリペイド)」を実際に使ってみたのでレビューしていきます。
2020年2月25日より、3GB/1,600円(税別)と10GB/2,400円(税別)の、1か月プランが仲間入りしました。
価格・プラン改定されました。
- 3か月:150GB 18,000円(税込)
- 6か月:300GB 28,000円(税込)
- 12か月:600GB 42,000円(税込)
Contents
Nomad SIM Prepaid(ノマドシムプリペイド) インプレッション
先述の通り、「Nomad SIM Prepaid(ノマド シム プリペイド)」は、株式会社Nomad Worksが提供のする、プリペイドタイプのSIMカードです。
とその前に、大元のサービスである「Nomad SIM(ノマドシム)」についても簡単におさらいしておきます。
「Nomad SIM(ノマドシム)」の回線は、ソフトバンクの「SoftBank 4G LTE」ならびに、「SoftBank 4G(AXGP)」のネットワーク(「Hybrid 4G LTE」)を使用。ソフトバンク回線ならではの、地下やビル街にも強い、広範囲における高速通信を実現しています。
ソフバン回線だから中華端末にも相性抜群ねウホ!
大きな特徴は、やはりそのシンプルさ。
2種類のわかりやすいシンプルな料金体系だけでなく、大容量のデータ通信が可能で、煩わしい縛りや速度制限はありません。また、急に必要な場合でも安心な当日発送対応など、きめ細かいサービスとなっています。
通話には対応しておらず、通信専用の“SIMカードのみを提供”しているのも少し珍しいポイントかも知れません。
そして「Nomad SIM Prepaid(ノマドシムプリペイド)」は、さらにシンプルな、“購入して使い切ったら終わり”という、プリペイド式のSIMとなります。
公式にも記載されている通り、
- 場所に捉われないノマドワーカー
- 日本で勉強している留学生の方
- 日本観光してる旅行者の方
- 日本で働いてる外国人の方
- 海外から日本に一時帰国する方
- データ容量が足りない方
といった方々におすすめのサービスとなっています。
ですが上記に該当しないような、日本国内在住者でも、
- 複数デバイスを常に持ち歩いている
- Wi-Fi環境下がほとんどで追加のSIMは基本的に不必要
- モバイルルーターまでは必要ない
- 普段はスマホでまれに通信速度のある作業環境が必要
- サブスク(定額)サービスが苦手
こういった状況の方も実は多いのではないでしょうか。
著者の場合、外出時にちょっと使いたい程度であれば、フリーWi-Fiやスマホからのテザリングでも充分事足りますが、通信速度の関係上、どうしても“待つ”ことが多かったり、作業内容に限界があったりと、“仏の心”が必要になってきます。
「NOMAD SIM PREPAID(ノマド シム プリペイド)」は、最大90日間という縛りはあるものの、今流行りのサブスクリプション(定額制)ではなく、購入のみで完結します。
また、著者を含め、こういった買い切り制の方が嬉しいユーザーも多いハズ。必要な時に必要なだけ通信したいという方は、是非チェックしてみてください。
全面的に、価格・プランが改定されました。
- 3か月:150GB 18,000円(税込)
- 6か月:300GB 28,000円(税込)
- 12か月:600GB 42,000円(税込)
- 延長:50GB 5,000円(税込)
※「Nomad SIM」公式からもチェックできます。PC・スマホどちらも、下記公式サイトの末尾(フッター)にある「会社概要」をクリックにて、Nomad Worksのサービスを閲覧でき、同ページのリンクから「ノマドシムプリペイド」のサイトを閲覧できます。
スペック(対応バンド)紹介
対応バンド | |
LTE/4Gバンド | 周波数 |
---|---|
Band 1 | 2.1GHz |
Band 3 | 1.7/1.8Ghz |
Band 8 | 900MHz |
Band 11 | 1.5GHz |
Band 28 | 700MHz |
Band 41 | 2.5GHz |
Band 42 | 3.5GHz |
3Gバンド | 周波数 |
Band 1 | 2.1GHz |
Band 8 | 900MHz |
- nano sim
- micro SIM
- 標準SIM
にそれぞれ対応していて、任意のサイズにカットできるマルチカットSIM(3 in 1 SIM)ウキ!
製品の特徴・概要
前述の通り「NOMAD SIM PREPAID(ノマド シム プリペイド)」は、日本国内で使える使い切りのデータ通信専用のSIMカードです。
特徴は下記の通り。
- ソフトバンク回線を利用した「SoftBank 4G LTE」による高速通信
- 初期費用や月額費用なしで気軽に利用可能
- 自分のペースで効率よく使える3か月縛り
- 使いすぎ・使わなすぎを解消できる使い切りタイプ
- 多くのデバイスへの互換性とデザリング対応
加えて、「NOMAD SIM(ノマドシム)」と同様、当日発送・全国送料無料となっており、出張中にギガが足りなくなってすぐに使いたいといったときなどに重宝します。
料金体系はいたってシンプルで、3GBで2,600円(税別)と10GBで3,400円(税別)の2種類のみ。※現在は1か月プランが加わり、4プランとなっています。
全面的に、価格・プランが改定されました。
- 3か月:150GB 18,000円(税込)
- 6か月:300GB 28,000円(税込)
- 12か月:600GB 42,000円(税込)
- 延長:50GB 5,000円(税込)
3GB | 10GB | |
---|---|---|
料金 | 2,600円 | 3,400円 |
通信回線 | SoftBank 4G LTE | SoftBank 4G LTE |
対応機種 | SIMフリー端末 | SIMフリー端末 |
使用期限 | 最大90日間 | 最大90日間 |
SIMサイズ | 全サイズ対応 | 全サイズ対応 |
テザリング | 対応 | 対応 |
上記は、「Nomad SIM(ノマドシム)」の定額制の料金プランです。
「Nomad SIM Prepaid(ノマドシムプリペイド)」は、“月額3,600円(税別)で100GBも使える”同社サービスの「Nomad SIM(ノマドシム)」に比べ、やや割高感があるかもしれません。
確かに“大容量”は大きな魅力ですし、国内在住ならむしろその方が合理的です。
ただ、留学生を受け入れているホストの方や、急な入用、突然の通信制限など、イレギュラーに“ちょっと使いたい”なんてことは往々にあるはずです。(定額制ならチャージすればいいんですけどねw)
特に、お子さんをお持ちのご家庭なら、“容量無制限”や“大容量”とは真逆の発想になりますが、“容量制限”があることで、限りがある(自分がどれだけデータを使っているのか自分自身で考える)ことを学ばせられるかもしれません。
既に同様のサービスはありますが、契約手続き不要、使い切りのプリペイドSIMの選択肢の一つにいかがでしょうか。
- 「SoftBank 4G LTE」の高速通信
- 初期費用・月額費用・契約手続きなし
- 3か月間自由な使い方が可能
- サブスクに比べてやや割高
- 最大3か月間(90日)の使用期限
※「Nomad SIM」公式からもチェックできます。PC・スマホどちらも、下記公式サイトの末尾(フッター)にある「会社概要」をクリックすると、Nomad Worksのサービスを閲覧でき、同ページのリンクから「ノマドシムプリペイド」のサイトを閲覧できます。
追記:さらにライトに使える1か月プランが仲間入り
2020年2月25日より、3GB/1,600円(税別)と10GB/2,400円(税別)の、1か月プランが仲間入りしたとのアナウンスがありました。
海外旅行者であれば、短期滞在の方が多いと思われるので、敷居がグッとさがりましたね。
数日の滞在でも、比較的利用しやすい価格タイになったのではないかと思います。
もしくは使用している電波帯は同じなので、Nomad Sim利用で悩んでいる方は、お試しでどの程度の速度感なのか体感するためにもいいのではないでしょうか。
追追記:大容量プランでより自由に
全面的に、容量および価格が改訂されました。
プランは下記の通り。
- 3か月:150GB 18,000円(税込)
- 6か月:300GB 28,000円(税込)
- 12か月:600GB 42,000円(税込)
- 延長:50GB 5,000円(税込)
以前より容量、価格もあがりましたが、大容量通信が主流の現代社会では、このぐらいあった方が安心かもしれませんね。
加えてAmazon、Yahoo!でも購入できるので、公式で購入するしなければならないといった、煩わしさがなくなり、買い切りのメリットを生かしやすくなっています。
Nomad SIM Prepaid ノマドシムプリペイド レビュー・評価・感想
代表のワロリンス(@warorince )氏とは、5~6年前から公私ともに付き合いがあり(いやむしろ“私”だけかもw)、自宅に遊びに行った際、本製品をいただきました。
先に断っておきますが、PR記事を頼まれたわけではなく、氏から善意でプレゼントしてもらっただけです。当然金銭の授受などはなく、著者が勝手に書いています。
夫婦ともに友人なので多少のバイアスはかかりますが、いい面も悪い面も正直にレビューしていきます。あらかじめご了承ください。
では早速レビューしていきます。
パッケージ
郵送用の封筒の中に、スカイブルーのシンプルなデザインが印象的なケースが入っています。
ケースを開けると、これまた白一色のシンプルなカード、日本語・英語にて添え書きが記載。
パッケージ内容は、これに加えて初期設定(APN設定方法)が同梱されています。
【パッケージ内容】
-
SIMカード * 1 ※全サイズ対応可能なマルチカットSIM
- APN設定マニュアル(日本語・英語) * 各1
- (SIMピン)
APNのマニュアルは、訪日ユーザー向けということもあり、バイリンガル対応となっています。
iOSとAndroidではAPN設定がやや異なるものの、SIMフリー端末ユーザーなら何ら迷うことはないと思います。公式サイトでも、図解(スクショ)にてさらに詳しく解説されているので、わからなければチェックしてみてください。
デザイン
先述しましたが、カード自体は白一色のシンプルなデザインとなっていて、背面に型番やバーコードなどが記載されています。
同じく解説済みですが、「Nomad SIM Prepaid(ノマドシムプリペイド)」は、任意のサイズにカットできるマルチカットSIM(3 in 1 SIM)を採用。
昨今はnano Simが主流となっているものの、nano Sim、micro SIM、標準SIMそれぞれに利用できます。
実はデザイナーさんとも面識あるんですが、これまでの実績含めオシャレなものを作るんです。
サイトデザインから梱包デザイン、社名、ロゴ、プラン体系まで、一貫してシンプルかつ洗練されていますね(代表のこだわりをひしひしと感じるw)
Nomad SIM Prepaid ノマドシムプリペイド 使用感
APN設定方法(Android 7.1.1)
当方Apple社とは決別したため、Androidにて設定していきます。
公式に設定方法が詳しく記載されているため、特に迷うことなく設定できると思います。しかしながら、Androidのバージョンによって多少設定が異なるので、そのあたりも含めて簡単に解説していきます。
まずはしばらく埃に埋もれていたタブレットを引っ張り出して検証。
ちなみにAndroidのバージョンは、Android7.1.1、使用端末は下記モデル(タブレット)です。
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SIMを差し込むと、一応認識していますがこのままでは使えません。
APN設定をしていきます。
スマホとかタブレットとか、データ通信が可能な端末にインターネットへの接続先を指定する設定ことウキ!
「設定(アプリ)※画像なし」から→「もっと見る※画像左」→「モバイルネットワーク※画像右」の順にタップ。
次に「アクセスポイント名※画像左」→「+ボタン(この場合は右上)※画像なし」を順にタップし、赤枠で囲ったそれぞれの項目を入力※画像右していきます。
公式にも記載がありますし、モザイクを入れる必要もなかったんですが、入力内容は下記の通りです。
【APN設定】
- 名前:任意の文字列
- APN:plus.4g
- ユーザー名:plus
- パスワード:4g
- 認証タイプ:PAP/CHAP
- 通信方式:IPv4
そして、画面右上の「︙」ボタンから「保存」し、作成したアクセスポイントを選択すれば設定完了です。
設定が全て完了すると、上記の通り「4G」となり、通信可能となります。
APN設定方法(Android 8.0以上 MIUI Global 11.0.5)
基本的な流れはほぼ同じですが、表示が若干違うので簡単に解説しておきます(シャオミも正式に日本参入したことですしXiomi端末にて)。
「設定アプリ」から「SIMカードとモバイルネットワーク」、「SIMカード設定」の項からノマドシムプリペイド※この場合SoftBankをタップ。
タップする部分が少し違うだけで、そのあとの設定は基本的に同じです。「アクセスポイント名」→「+」→必要情報(設定項目)の入力→「保存」→追加したAPNを選択、という順序となります。※「」は設定内の名称、およびタップ操作
AndroidのバージョンやUIによっても若干表記が異なりますが、「SIMカードとモバイルネットワーク」の部分、データ使用を許可(オンに)しないと通信ができません。
この項目がある場合は、必ず設定をオンにしておいてください。
電波キャッチしてるのに繋がらないなんて時にはチェックしてみてほしいウキ!
スマートウォッチにもばっちり対応(Android 7.1.1)
同じく一時期は使っていたものの、しばらく封印していたスマートウォッチでも検証してみます。
Androidのバージョンはタブレットと同じくAndroid7.1.1です。
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設定方法は同じなので割愛します。
同じAndroid端末なので当然ですが、設定も難なく完了。
バッチリ4Gをキャッチしているのを確認できます。
上記は、当サイトを試しに検索してみたところです。
Apple Watchを筆頭に、スマートウォッチも立派なSIMフリーデバイスですからね。こういった形で、メインデバイスではなく、サブデバイスに使うのもいいかもしれません。
通信速度(スピードテスト)
続いて接続スピードのテストをしていきます。
アプリは「Speedtest」と「Speedcheck」を使用、時間帯は一応記載していますが、それぞれの画像をご確認ください。
Speedtest - タブレット(Teclast T20)使用時 - Wi-Fiとの比較
Wi-Fiと比較してもあまり意味はないんですが、事務所のWi-Fi(So-net光 )との比較です。
ノマドシムプリペイドの通信速度は、夕方(17:00)の時間帯で、下り12.6Mbps、上り10.8Mbps、ping値は25msという結果でした。※上記右図
本家の「Nomad SIM」が爆速と聞いていたので、もう少し期待していましたがOSが少し古いこともあるのか遠く及ばず。
とはいえ、居住地(エリア)や環境、時間帯によっても変わってきます。何度か計測したところ、ダウンロード速度は10Mbpsを余裕で超えてくるので(10Mbpsを下回ることはほとんどない)、動画視聴(HDぐらいまで)やブラウジングはどの時間帯でも快適に利用できます。
Speedcheck - タブレット(Teclast T20)使用時 - Wi-Fiとの比較
続いて「Speedcheck」を使って、再度回線速度を計測していきます。いずれもWi-Fi※上図下の項、Nomad SIM Prepaid※上図上の項にて比較しています。
ノマドシムプリペイドの夕方(17:00)の接続スピードは、下り15.70Mbps、上り13.92Mbps、ping値は31msでした。
「Speedtest」とは異なる時間帯での計測でしたが、上記の通りそこまでの変化はなく、問題なくサクサク使えます。先述した通り、10Mbpsもあれば、SNSやネットブラウジングは余裕でこなせます。
上記の状態だと、データ容量の大きいPCオンラインゲームはやや厳しいものの、これだけの速度が出れば、快適なインターネットライフといえるでしょう(混雑していない時間帯ならイケます)。
Speedcheck - スマホ(POCOPHONE F1)使用時 - 楽天モバイルとの比較
せっかくなので、サブで利用している「楽天モバイル」※17:00に計測の通信SIMとの比較です。使用端末は下記モデルです。
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ノマドシムプリペイドは、昼(12:00)の時間帯で、下り19.19Mbps、上り9.76Mbps、ping値は39msという接続スピードでした。※上記右図
結果ノマドシムプリペイドの圧勝。やはり、使用端末やOSには左右されそうです。ちなみに計測場所は同じです。
とはいえそれぞれ時間帯は異なるものの、
著者はこんな激遅の楽天モバイルですら全く不便を感じていないので、むしろ「Nomad SIM Prepaid(ノマドシムプリペイド)」は爆速といえるかも知れません。スマホで使うには快適そのものです。
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気になった点・注意したほうがいい点
サブ的利用ですが、何日間か利用してみて気づいた点をいくつか紹介していきます。
ノマドシムに比べてやや割高
ノマドシムは定額制に対し、ノマドシムプリペイドは買い切り制の料金プラン。
ちなみに、冒頭でも解説した通り、ノマドシムのベーシックプランは100GBで月額3,600円(税別)となっており、買い切りの3GB 2,600円(税別)ですら、どうしても割高感があるのは否めません。
ですがこの料金体系は、ノマドシムプリペイドに限ったことではなく、同様のプリペイドサービス全体に言えることとも言えます。
Basic Plan(ベーシックプラン):月間データ通信量100GB 月額3600円Pro Plan(プロプラン):月間データ通信量が300GB 月額4800円
全面的に、価格・プランが改定されました。
- 3か月:150GB 18,000円(税込)
- 6か月:300GB 28,000円(税込)
- 12か月:600GB 42,000円(税込)
- 延長:50GB 5,000円(税込)
最大90日間の利用期限がある
同じくプリペイドSIM全般的に言えることですが、日数制限があるので日数超過した際は使えなくなってしまいます。
実際は多少の前後や、NomadWorksというより、大元の通信業者のさじ加減一つかとは思いますが、長く、じっくり使いたい国内ユーザーにとってはデメリットと言えます。
個人的な要望を言うと、3GBなら3か月、10GBなら6か月など、差別化はして欲しいところです。
通信料をどれだけ使ったかわからない
大手MVNO(MNO)なら大抵ある「データ使用料の確認」が、公式からはリリースされていないため、自身でどれだけ使ったかをデバイス側でチェックする必要があります。
著者のようにしょっちゅうSIMを出し入れする人間にとっては管理が大変で、いざ必要というときに使えなくなるのはさすがに厳しいです。
今後改良されていくかもしれませんが、データ使用料の確認や高速・低速の切り替え等、Nomad SIM専用アプリの開発もぜひお願いしたいです。
通信SIMのみで通話・SMSは不可
公式にも記載されているので何ら問題はないものの、Nomad SIM Prepaidは通信専用のSIMカードです。
通話には「LINE」や「Skype」、「Messenger」等を利用すれば事足りますが、災害時などにもある程度安心して利用したいとなると「SMAR Talk」や「050 Free(my050)」といったIP電話アプリは必須かもしれません。
ですが、そもそも通信専用のプリペイドSIMを選択するユーザーは、インターネットや通信に関してリテラシーの高い層だと思いますので、ここに関しては杞憂とも言えますが。
Nomad SIM Prepaid公式サイトが見つけにくい
比較的新しく始まったサービスで、なおかつメイン商材ではないということもあり、「Nomad SIM」公式サイトから「Nomad SIM Prepaid」公式を見つけるのが困難です。
直接「Nomad SIM Prepaid」と検索すれば一発で出てきますが、公式から訪れると、どこを探しても見つかりません。
他にも方法はあるかもしれませんが、「Nomad SIM」公式サイトから訪れた場合、「会社概要」→トップページを少しスクロールして「Nomad SIM Prepaid」を選択すれば、ノマドシムプリペイド公式(ティザーサイト段階かも?)サイトを確認できます。
Nomad SIM Prepaid ノマドシムプリペイド 総合評価
本来であれば、通信速度は朝昼夜端末ごとにそれぞれ計測した方が、より正確に数値が出ると思います。
ですが前述の通り、住んでいるエリアや、回線の混雑状況、使用端末のスペックなどにも少なからず依存するので、数値はあくまでも目安となります。
我が家では、既に子供(3歳)にタブレットを1つ渡しているんですが、回線が遅いと(読み込みに時間がかかって)、連続タップ→フリーズ→「動かない~!」と泣き叫んだりします。
そこで今回せっかくNomad SIM Prepaidを手に入れたこともあり、外出先で実際に使わせてみました。
せいぜいYouTube動画を見たり、子供用のアプリで遊んでいるだけとはいえ、(基本)そういったことはありませんでしたし、私自身も実際に使ってみましたが、体感的に遅さを感じることはありませんでした(あさイチで調子よければ70Mbpsとかも出ます)。
今回使用してみてわかったのは、少なくとも買い切り制の「Nomad SIM Prepaid(ノマドシムプリペイド)」でも、快適なインターネット環境が構築できます。
とはいえ、注意点のところでも言ったように、定額制サービスに比べて、やや割高感は否めません。
訪日ユーザーが主たるターゲットのサービスとなっているだけに、その層やそれ以外の層に届くような販路は必要かもしれません(代表は新しいことを次々に考えてますけどね)。
とりあえず、3か月間ノマドワーカーします!(違
【総合評価】 | |
製品名 | Nomad SIM Prepaid(ノマドシムプリペイド) |
総合おすすめ度 | 4.0 |
※「Nomad SIM」公式からもチェックできます。PC・スマホどちらも、下記公式サイトの末尾(フッター)にある「会社概要」をクリックすると、Nomad Worksのサービスを閲覧でき、同ページのリンクから「ノマドシムプリペイド」のサイトを閲覧できます。
あとがき
ノマドシムプリペイドは、ノマドシムのバックエンド商材にもなりづらく、だからといってフロントエンド商材にもなりづらい、どちらかというとオプション的なサービスといえるかも知れません。
とはいえ、今後どうやって販路を広げていくかも見ものです。
2019年1月15日現在、公式サイトはメンテナンス中。実は内情も少し聞きましたが、色んなことがあるみたいです(語彙力)。
↑※メンテナンス終了しました!
ただ「Nomad Works」は、(利益追求は当然のことながら)利益よりも本当にユーザーのために動いています。
まさにユーザーファースト。
彼とは長い付き合いなのでわかりますが、そこは嘘偽りない事実。遊びに行った時でさえずっと仕事してますからね。
友人だからというわけではなく、実際に目の当たりにすると応援したくなりますし、今後のサービスにも期待したいところです。