本州からわずか数時間、非日常を味わえる最高のロケーションの新島。
2泊3日のスケジュールで、キャンプ・サーフィン・シュノーケリング・釣り・温泉などを目一杯楽しんできました。
そんな新島の見どころや都度かかった費用、おすすめスポットなどを解説しながら観光レポをしていきます。
まずは1日目です!
船内の様子はコチラ
Contents
新島ってどんな島? - 概要 -
まずは今回の旅の目的地、新島の概要を簡単に説明しておきます。
新島(にいじま)は、東京から南に約160km、静岡県下田市から南東に約36kmの位置にある伊豆諸島の島の一つです。
行政上の管轄は東京都で正式には東京都新島村。
新島村は、新島と式根島の2島からなり、サーフィンや釣り、海水浴、温泉などの観光業の他、漁業が主な産業で、人口は約3000人、面積は23.17 km²の比較的起伏の少ない島です。
東京からわずか160kmにも関わらず、夏は比較的涼しく冬は比較的暖かい温暖な気候。
現在は見る影もありませんが、80年代初めには“ナンパの性地(聖地)”とも言われ、バブリーな栄枯盛衰を経て、現在はアクティビティや自然を満喫できる最高のリゾートアイランドです!
Day1 - 新島港から羽伏浦キャンプ場を目指す -
事前情報にて、新島は比較的平坦な島と聞いていたため、目的地の「羽伏浦キャンプ場」へは徒歩にて目指します。
距離にして片道約4kmの道のり。友人とその息子(小5)と私の3人の旅ですが、3人とも体力にはソコソコ自信があったので、炎天下の中ひたすら歩く計画です。
しかしながら我々の土地勘はゼロ。
ベテラン親子に「結構距離あるよ?(苦笑)」などと言われつつ、新島港から徒歩5分、まずは旅のインフォメーションこと新島観光協会を目指します。
観光協会で情報収集
新島観光協会
所在地:〒100-0400 東京都新島村黒根
URL:http://niijima-info.jp/
営業時間:8:00 ~ 17:00
電話:04992-5-0001
ここで教えてもらったのが下記ルートです。
後々わかりましたが、このルート、大荷物を持っての徒歩向きではありませんでした。
新島港から羽伏浦キャンプ場へは歩かない方がおすすめ
上図は下田港での様子ですけど、(アホな)荷物の量もおわかりいただけると思います。
僕はバックパッカー時代を思い出し、必要最低限の荷物(テント、寝袋、釣竿etc 合計30kg位)とサーフボード。友人は用意周到に、クーラーに目一杯の氷を詰めてこれでもかと荷物を持ってきました(合計100kgは余裕で超える)。※当然いい面もあった
インフォメーションのおばさんが“わかりやすい広い道”を紹介してくださり、それが見事にありがた迷惑(ちょっとした殺意さえ芽生えましたwそしてGoogleマップの50分もあてにならないw)でした。
緩やかな坂が炎天下と大量の荷物により、心臓破りの坂へと変貌し、キツすぎたせいで、画像はほとんどありません。
通りがかりの「新島ストア」というスーパーに立ち寄り、何も買わずに涼みがてら水分補給しつつ小休憩。
勝手な思い込みでしたが、島価格はもっと差があるのかと思ってました。
本州よりやや高いものの、毎日船が出ていて都内から数時間、物資の供給が常にあるので納得の価格帯ですね。
ジュースでいえば、内地と比べて20〜30円の差と言ったところでしょうか。
歩けど歩けど一向に目的地には着かず…。とにかく荷物がありすぎました。
そしてしばらく歩くと村立の中学校が見えてきました。
ここに限らず、新島はさすが東京都。
道も建物もしっかりと整備されていて「本当に離島?」と思わざるを得ないような(無駄な)建造物もあります。
帰ってから新島村の行政をチェックしてみたところ、地方ど田舎出身の著者からすると、“潤いすぎている”というのが正直な感想です。
気になる方は、新島村公式HPをチェックしてみてください。
Check!!
役場公式HP東京都新島村ホームページ
そしてさらに延々と歩くこと1時間。Googleマップのストリートビューで予習した最後の直線です。
ここまでくれば羽伏浦キャンプ場もすぐそこ、頑張れ、俺たち!
石の動物園
新島名物?石の動物園の案内が出てきました。
そして奥に見えているパンダの隣に、「スポーツ広場」、「キャンプ場」、「石の動物園(二回目)」の案内が!
本当に長かったです。私ごとですが、この日背中の筋を痛めてたこともあり、息をするのすら苦痛だったので本当に本当に本当に苦行でした。
キャンプ場に行く前にクラブハウスにて受付を済ませます。
石の動物園の名前の通り、園内には石の動物がいたるところに点在しています。
新島の貴重な資源、コーガ石を彫刻しているそうです。
クラブハウスにて受付
奥に見えているのがクラブハウスです。
中に入ると、シルバー人材センターから派遣されたおばちゃんが案内してくれます。
クラブハウス内は冷房完備、建物も綺麗です。
羽伏浦キャンプ場に到着
整備された林道を抜け、キャンプ場を目指します。
広大かつ管理が行き届いたキャンプ場で、200張までテント設営が可能とのこと。
各テントサイトにコーガ石のバーベキュー台があったり、トイレ・シャワー・炊事場と至れり尽くせりなキャンプ場です。
炊事場には調味料だけでなく鍋、コンロ、食器も多数あります。なんでも揃いすぎていて、正直ガチキャンパーは幻滅するかもしれません。
炊事場を撮影したかったんですが、グループが占領していたため撮影していません。
確認
大きなグループが占領していると炊事場が使いにくい場合もありますが、ところどころに流し台が設置されているので、水が使えないということはありませんのでご安心ください。
ただ、ロケーションは最高です!外国の方も多く異国情緒すら味わえます。
テント設営
僕はガチキャンパーではありませんが、アウトドア大好きっ子なので一通りアイテムは持っています。
とりあえず日差しが強い&夜露の心配もあるので日陰にテントを設営。友人ファミリーはこの隣に設営しました。
ちなみに使用しているハンモックはこちらです。
通気性がGood
都立羽伏浦公園を抜け羽伏浦海岸へ
テント設営後、友人ファミリーは釣り、僕はサーフィンというスケジュールです。
友人ファミリーは今来た道をそのまま戻り、出発地点の新島港へ。僕はキャンプ場から徒歩5分の羽伏浦海岸へ向かいます。
羽伏浦海岸は、キャンプ場から羽伏浦公園を突っ切ればすぐに到着できます。
この羽伏浦公園、平成6年6月1日竣工、供用面積191,389.22平方メートルの広大な公園。
さすが都立ですね、たまにイベントをやってるみたいですが、心の底から税金の無駄遣いではないかと思いました。ここまで整備する必要があったのか甚だ疑問です。
そして、波ありませんでした…。
完全なショアブレイク、サーフィンはできそうになかったので水だけ浴びて早々に退却。
余談ですが、新島の砂浜は黒い砂が混じっていて“白い砂浜”を想像していましたが、伊豆白浜の方が砂は細かく白い印象。
ガラスが混じったようなキラキラした砂と火山灰といった感じで、裸足だと小傷ができそうな鋭利な砂でした。※ショアはむしろ砂利
そんなこんなで、背中の筋も痛かったので、友人ファミリーと合流することにしました。
新島港 - 釣り -
友人ファミリーと合流し、堤防内で釣りをしている地元の方に、釣法や最近釣れているものなどの情報を一通りもらい、それぞれおもいおもいの釣りです。
僕は普段からあまりエサ釣りをやらないこともあり、もっぱらルアー(主にジギング)。一応今回の旅では、小物用大物用二本竿を用意し、友人ファミリーは持参したエサでのぶっ込み釣りや、ルアー(ミノーイング)です。
使用タックルはコチラ
時合いも釣果の期待できる夕まづめ、気合いを入れて挑んだものの、釣果は惨敗でした。
友人の子供がアジを6匹、僕と友人がムツ?系の魚を4、5匹釣り納竿。※ガッカリしすぎて画像なしです
湯の浜露天温泉
新島のもう一つの魅力といえば温泉!
暗すぎて何が何だかわからないと思いますが、明るいとこんな感じです(別日撮影)。
新島港から徒歩数分の無料温泉施設「湯の浜露天温泉」で、一日の疲れを癒しました。
「湯の浜露天温泉」は、ギリシャのパルテノン宮殿風の造りがシンボルの大小6つの温泉からなっています。それぞれ湯船の温度が違うので、熱いお湯が苦手な人もぬるいお湯が苦手な人どちらもゆっくり浸かることができます。
そして本温泉、水着着用・男女混浴で24時間無料で入ることができ、足湯やシャワー、コインロッカーまで完備。※コインロッカーのみ有料
近くに有料の「間々下温泉」もありますが、そちらへ出向く必要もないかもしれないですね。
眼下には、「間々下海水浴場」眺めることができ、サンセットと合わせれば最高のロケーション!
少し舐めてみたところかなり塩辛かったので、泉質は間々下温泉同様、ナトリウム系塩化物強塩温泉だと思います。
テントサイト(羽伏浦キャンプ場)へ戻り夕飯・就寝
辺りはすっかり暗闇。また1時間かけて徒歩でテントサイトへ戻ります(もはや修行)。
温泉に入ったからといって疲れは完全に癒しきれず、ヘロヘロになりながらもなんとか羽伏浦キャンプ場に戻ってきました。
時間はすでに22:00近く。これから火起こしです(これも修行)。
友人の息子も何事ひとつ言わずに歩き続け、夕ご飯を食べずに就寝。大人たちは釣った魚と友人が用意してきてくれた肉やらを食べ、24:00過ぎに就寝しました。※疲れすぎていたため画像はなし
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あとがき
1日目はとにかく疲れました。
勝手もわからなかったので無駄な動きもあったと思いますが、それでも充実した内容となりました。
釣りの情報やサーフィンの情報など、島民の方々は快く教えてくれました。また、キャンパー間でもお互いに情報交換したりするのも旅の醍醐味と改めて思いました。
二日目へ続く。
▼新島リベンジ記事は下記より