国内外問わず、地味に話題沸騰中のAmazfit GTR。
それもそのはず、最長74日というスマートウォッチでは超ロングライフバッテリー、視認性抜群の高精細AMOLEDディスプレイ、その他必要な機能はほとんど網羅されています。
にも関わらず、価格はたった1万5千円程度とお手頃。人気が出ないはずがありません。
名実ともに人気ブランドとなったHuami社ことAmazfitブランド。そしてそこからリリースされたAmazfit GTRを徹底的にレビューしていきます。
Contents
Xiaomi Huami Amazfit GTR 実機レビュー・評価・感想
もう先に言っておきます。
実際はみんな買わなくていいです。被りたくないのでwでもそのぐらいオススメです。
ただ、キャッシュレス決済未対応なので、スマートウォッチでキャッシュレス決済したい方は、やめておきましょう。
簡単に特徴をおさらいしておくと、サイズに42mm版と47mm版があり、ざっくりいうと下記のような違いです。
- 42mm版:カラーが豊富でややポップでどちらかというと女性向け、インフォーマルシチュエーション
- 47mm版:少しイカツめでどちらかというと男性向け、フォーマルシチュエーション
47mm版はカラバリが(少)ない分、ケース(ボディ)部分の金属の素材を選べる仕様となっています。
また前述の通り、AMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)ディスプレイ、驚異のバッテリー持ちと、5気圧(5ATM)などが主な特徴です。
加えて、通常のスポーツウォッチやスマートウォッチ同様、通知機能やリマインダー、脈拍や歩数計、睡眠の計測といった健康管理、GPS内蔵でピンポイントの天気予報や、屋内外含め充実したスポーツモード(トラッキング)、ミュージックコントロール、コンパスやタイマーといった、付加機能に対応したモデルとなります。
Amazfitブランドは当初、どちらかといえばスポーツウォッチ寄り。
アクティブユーザーこそメリットの大きいモデルが多かったように思いますが、グッドデザイン賞を取得したStratosはじめ、今回のGTR含め、フォーマルにも使いやすくなっています。
また、バンド(ストラップ)やウォッチフェイスは無数にあるので、仕事にはレザーバンドとアナログ盤、休日にはシリコンバンドとデジタル盤など、TPOに応じて見た目を変えて楽しめるのも本端末の魅力です。
- 通常使い24日間、最大74日間のバッテリー
- AMOLED Retinaグレードディスプレイ
- デザインの選択肢が多くユニセックスに使える
- キャッシュレス決済非対応
- 文字ボケがひどい
42mmAMAZFIT GTR 42mm Smart Watch Global Version
化粧箱・パッケージ
パッケージはStoratos同様、漆黒の高級感のあるデザインです。
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技適マークもバッチリ記載されています。日本国内への販売(流通)も視野に入れてくれているのは嬉しい限りです。
念の為総務省HPで確認してみましたが、紛れもなく本物の技適マーク。今回中華ECサイトを利用し、グローバルバージョンをチョイスしましたが、海外サイトからの購入でも安心して使えますね。
黒い箱の中にさらに白い箱が入っていて、化粧箱にも少しこだわりを感じます。
【パッケージ内容】
- Amazfit GTR本体 × 1
- 磁気充電ベース × 1
- ユーザーガイド × 1
パッケージ内容は過去モデルとほぼ同じですが、ユーザーガイドが日本語対応されました。なければないで問題はないものの、これだけで信頼度がグッと高まりますね。
Xiaomi Huami Amazfit GTR 使用感
すでにお分かりいただいていると思いますが、今回のレビュー端末は47mm版、ステンレスケース(ボディ)のモデルとなります。
47mm版ラインナップ
Aluminum alloy(アルミニウム合金:約36g)、Stainless steel(ステンレス:約48g)、Titanium(チタン:約40g)
SUSいくつか知らんけど強度はステンの方があるしw(小声)
筐体・デザイン
今回はPACEとStratosが手元にあるので、サイズを比較しながら紹介していきます。
過去モデルもチェック
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左からStratos、GTR(わかりやすく電源入れてます)、PACEです。
後述しますが、とりあえずディスプレイの視認性(発色)は、ダントツでGTRです。
並びが変わっていますが、背面のセンサー類やカバーも刷新されています。
余談ですが、気に入っていたのにStratosは水没してお亡くなりになってます(電源入れたくても入らないw)。ディスプレイの輝度等を確認したい方は先にあげたリンク先のレビュー記事か、コチラをご参照ください。
いつ外れたのかわかりませんが、センサーを覆うカバーが取れているのがお分かりいただけると思います。
海外のサイトで同じように水没したケースをいくつか見かけたので、地味に多かったのではないかと推察。GTRは、それを踏まえての刷新だと思われます。
厚み含めてサイズ感はPACEに近いです。
こうしてみるとセラミックやポリカを用いているStratosは、一段上の高級感がしっかりあってカッコいいですね。
仕様・機能
初期設定(ペアリング) - QRコードが出ない場合の対処法
実は今回、ペアリングができず半日潰しました。
画像の通り、アプリはインストールしたものの、“QRコードが見つからない”場合のペアリング方法です。同様の現象がおきている方はぜひご参考ください。
また、あらかじめ「Amazfit」アプリのインストールとアカウント作成は済ませておいてください。
通常の流れでは、左図右上の「+」、もしくはプロフィールから「デバイスを追加」をタップし「腕時計」→「端末選択(今回であればAmazfit GTR)」→「(端末に表示される)QRコード読み込み」でペアリングが開始されます。
というか、今までがこうでした。
ですがどこを探してもQRコードが見つかりません。一度Bluetoothをオフにしてみたり、工場出荷時に戻したり、アプリのアンインストールやアカウントの作り直しなど全て試しましたが分からず。
日本での流通量がまだ少ないので、海外のサイトで探してみたところ、同様の症状が出ているのを見つけました。
参考Need urgent help with my new Amazfit GTR : amazfit - Reddit
そして答えは単純。QRコードが出ていなければ、BluetoothがONになっていることを確認し、オレンジ枠のところをタップ。
するとGTR側にも接続の許可のチェックが出るのでタップします。これでペアリング開始です。
普通ここがリンクなんて気づきますかね。これには流石に苦言を呈したい。一度投げ捨てましたもんw
あとは案内に従ってスマホ(やタブレット)に権限や許可を与えていくだけです。
あとでいくらでも変更できるから、気にせず片っ端から許可していくウキ!
著者の場合は、過去モデルも使用していて、なおかつAmazfitアプリはもちろんアカウントも前から持っているのでデータの復元なども同時に行なっていきます。
Amazfitアプリでは、クラウド上にデータが残っているので、端末を変えてもデータの同期が可能です。複数台持っている方は、1つのアカウントにて、TPOに応じて簡単に切り替えできます。
ただし、1つのアカウントにつき、1台の端末しか接続(ペアリング)できません。
複数台持っていて、常に(同時に)アクティブにしたい場合は、別のデバイスで別垢にて運用する必要があります。
ファームウェアのアップデートなどもあるので、正味5分ぐらいでしょうか。
接続できていれば、上記(右図)のようにバッテリー残量の確認や、ウォッチフェイスの変更、画面ロック、着信、リマインダー、アラーム、アプリ通知、座りすぎ通知といった各種設定が行えるようになります。
メニュー(モード)
アプリありきではありますが、デバイス(GTR)本体のみでもほとんどの操作が可能です。上記は、デフォルト画面(左)と、上から下へスワイプで出るクイックメニュー(右)。
クイックメニュー上では、フラッシュライト、輝度、DND、バッテリーセーバー、画面ロックの変更ができます。
左から右へのスワイプ操作で心拍数を計測、右から左へのスワイプで歩数計となります。
右図のステータスは、デフォルト時物理ボタン(下)を押すことで同じように呼び出せます。
画面下から上へのスワイプ操作で、メニューが選べます。ざっくりですが、大まかなメニューは下記の通りです。
Amazfit GTRのメニュー
- Status…ステータス(現在の状態):歩数、カロリーなど
- Heart Rate…心拍数:左から右スワイプでも同じ画面
- Workout…ワークアウト(トレーニング):全12種のスポーツモード
- Activities…アクティビティ
- Weather…天気:GPSによるピンポイントの天気
- Music…音楽:同期している端末で再生中の音楽の再生や停止など
- Notifications…通知:Amazfitアプリ側で通知設定した各種アプリの通知
- Alarm…アラーム
- Event reminder…イベントリマインダー:Amazfitアプリ等で設定したリマインダー
- Setting…各種設定
※上記は2019年8月時点の内容です。現在は完全日本語対応し内容が少し異なりますが、ベースはほとんど同じです
ワークアウトモード(左)に、風向きや湿度、週間天気(5日間)もわかる天気予報(右)機能です。
Amazfit GTRのスポーツモード
- Outdoor Running…ランニング
- Treadmill…トレッドミル
- Walking…ウォーキング
- Outdoor Cycling…サイクリング
- Indoor Cycling…インドアサイクリング
- Open Water Swimming…オープンウォータースイミング
- Pool Swimming…屋内スイミング
- Elliptical Trainer…エプティカルトレーニング
- Climbing…クライミング
- Trail Running…トレイルランニング
- Skiing…スキー
- Exercise…その他運動
デバイス本体への保存こそできないものの、ミュージックコントロール機能が搭載されています。再生/停止と、送り/戻しの最低限の操作が可能です。
この機能があるとないでは大違いで、アウトドアだとかなり重宝します。
通知画面は、過去モデルに比べ発色が良くなったこともあり、かなり見やすくなっています。
TwitterやFacebook、Mi fitなど関連アプリのアイコンは正しく表示されますが、他のアプリの通知は「App」で統一されています。
左からアラーム、More(追加機能)、Settings(設定)の画面です。
そこまで気になった機能はなかったので、MoreやSettingの中身までは紹介しませんが、過去モデルからは明らかに刷新され、より直感的というか、Androidデバイス寄りのメニュー表示(UI)となっています。
ウォッチフェイス
ウォッチフェイスを変更することで、ガラリと印象を変えられるのがスマートウォッチの醍醐味。
Amazfit GTRも当然自由に変更可能です。
ウォッチフェイス変更方法
Amazfitアプリ内、「マイデバイス(今回であればAmazfit GTR)」→「文字盤設定」か、GTR本体の「Setting(設定)」→「Watch face(文字盤設定)」から変更可能です。
後述しますが、アプリ内のウォッチフェイスは正直微妙なデザインのものが多いです。今後は対応アプリも増えてくると思うので、気長に待ちましょうw
※2020/1/20現在、カッコいいデザインもどんどん増えてきたのでご安心ください!
私は面倒なのでやりませんが、下記サイトなどを利用すれば、おしゃれなウォッチフェイスが見つけられるハズ。
参考Fresh - GTR | Amazfit WatchFaces catalog
互換バンドで楽しむ
Huami社は、Xiaomi傘下の企業なだけに、人気もあり需要が高いことから、次々に互換アクセサリーがリリースされています。
社内外含め、カスタマイズの自由度が高いのも大きな魅力。
バンド幅さえ合えば、いくらでも交換できるので、ウォッチフェイスと合わせて、その日の気分やシチュエーションで変更するのも楽しみのひとつです。
充電
過去モデルもマグネット式のポゴピン充電ベース(クレードル)でしたが、サイズがひと回り小さくなり、着脱も楽になっています。
充電時は画像のような表示となり、緑のゲージで覆われればフル充電完了です。
水中テスト
ボウルに水をはって30分程度放置してみました。デフォルトのバンドは合皮でしょうが、一応レザーなので外してあります。
その後淡水で泳いだり、海へもつけたまま行ったりもしましたが、今の所不具合はなし。
しっかりした調査機関の試験をパスしているとのことなので、急な雨はもちろん、マリンスポーツでもゴリゴリ使って問題なさそうです。
Amazfit GTRは、5気圧防水(5ATM)です。
メーカーによれば、5ATMのIP定格は、50mの水深に相当すると記載されていて、水中(水泳やスノーケリング)でも使用可能と謳っています。
5 ATM | Suitable for | Not suitable for |
- Splashes - Swimming - Rain or snow - Snorkeling - Showering |
- Scuba Diving - High-speed watersports - Diving into water |
しかしながら、通常日本国内において、5気圧防水以上の時計は「
National Clock Quality Supervision and Inspection Centerが実施した試験にパスするなど、ニワカの中華デバイスよりはずっと信頼感は高いものの、実際に浸水して壊れた事例もあるので、水中で使用する際は自己責任でお願いします。
海水は錆びるからよく洗うのが肝よウホ!
※2019/12/17追記:ついに日本語対応しました!
Xiaomiの日本参入のタイミングに合わせてか、ついに、ついに日本語に対応しました。
もう「Amazfit GTR」を買わない理由なナッシングですw心置きなく使えます。
著者は因みにMi band 2の頃から、シャオミ製のスマートウォッチはすべて中華モデル(の方が安かったりするので)を購入してます。
もうガチでGTR手放せなくなりましたw
2020/01/20追記:A-GPSに対応し、位置情報がよりスピーディーに
先日のファームウェアアップデートにて、「A-GPS」にも対応し、よりスピーディーに位置情報を掴むようになりました。
簡単に言うと、IPネットワークで補うことで、測位時間の短縮化できるGPSウキ!
どうしても情報取得に時間がかかりがちなGPS。アクティビティで利用することも多い端末なので、測位の時短は嬉しい限りですね!
追記:アプリがさらに刷新されてより快適に
基本的な使い方は変わりませんが、アプリ(「Amazfit」)は常にアップデートしています。2020年4月現在(実際はそれより前ですが)、刷新され見やすくなりました。
気になった点・注意したほうがいい点
人のレビューは一切見ていないので、巷で何を言われてるのか知りませんが、絶賛するほどの端末ではないかな、というのがファーストインプレッションです。
確かに、視認性やバッテリー寿命は格段に上がっていますが、悪く言えばそれだけで、機能面にさほど進化はありません。
気になった点を紹介していきます。
文字化けがヒドイ(日本語対応できていない)※現在は対応済み
「メニュー(モード)」の章でも少し触れましたが、文字化けします。というか、ひらがな、カタカナともに日本語フォントには一切対応していません。※漢字は大丈夫ですw
※現在は「アプリ・デバイス・通知」すべて日本語対応済みです!安心して使えます。
Stratosにしても、PACEにしても、グローバルバージョンは日本語対応していたので正直ガッカリ。
他のモデルで対応できていますし、技術的には問題ないと思うので、今後のファームウェアアップデートに期待するしかないですね。
これであれば「Mi Band 4」の方が文字化けもほとんどなく、断然通知機能は充実しています。
関連Xiaomi Mi Band 4 レビュー・スペック概要・評価・感想|フルカラーAMOLEDタッチディスプレイで更に利便性アップ&スタイリッシュに
設定に言語設定がない
日本語に対応できていないことに付随するかもしれませんが、どんな端末であれ、通常は設定内に「言語設定(language)」があってしかるべきところ。
しかしながら、本端末に言語設定はありません。
英語でもなんら不自由はないものの、技適マークもしっかり取得し、日本市場も視野に入れているであろうことを考慮すると、実に勿体無いなぁという印象。
おそらく改善はされていくと思いますが、日本語対応を謳っているならもうひと頑張りして欲しかったというのが正直な心境です。
※2019/12/18追記:アプリと通知は日本語、デバイスを英語は不可
アプリ側の設定が日本語であればディスプレイも勝手に日本語として反映されます。上記はメールでテスト送信してみたところですが、文字化けもなくなり、日本語にもばっちり対応しました。
ただ、少し残念なのはアプリによって言語が反映されているため、日本語設定の場合、すべてが日本語になってしまいます。例えば、『デバイスは英語、アプリと通知は日本語』のようなことはできません。
また、日本語に対応してくれたのは非常にうれしいですが、直訳過ぎるため本体設定画面の「more」が「もっと」だったり※「more(もっと)」がなくなり「詳細」になりました!、左(右)スワイプで表示させる「心拍数」部分が本来は「〇〇分前」が正解ですが、「〇〇分先」だったりと“ほんの少しだけ※全く気にならないレベルです”不自然さを感じます。
個人的な理想を言えば、デバイスは英語でいいので、通知画面の文字化けにさえ対応してくれればそれでよかったんですけね。
とはいえ本気で嬉しいです。現在も色々と問題を抱えている国ではあるものの、やっぱりすごいです、中華企業。シャオミ最高!
ウォッチフェイスがダサい&毎回DL必要でストレス
前述しましたが、Amazfitアプリ内のウォッチフェイスは平たくいうとダサいデザインのものばかりで、あまり選択肢がありません。
※2020/1/20現在、カッコいいデザインもどんどん増えてきたのでご安心ください!むしろデジタル・アナログ問わず使いたいデザインが多くて、選ぶのに少し悩むぐらいですw
そこで外部サイトを利用すればいいんですが、それはそれで地味に面倒。
参考Fresh - GTR | Amazfit WatchFaces catalog
加えて、元々GTR本体に保存されているウォッチフェイスは上記2種のみ。正直この2種が一番まともな印象です。
アプリからダウンロードすることで、ウォッチフェイスの追加ができるものの、追加できるウォッチフェイスはたったのひとつ。
また、変更するためには毎回ダウンロードが必要(本章最初の画像)で、データ容量もそこそこ大きいためか、ウォッチフェイスを変更するのに地味に時間がかかります。
思いの外すっきりシルエット
注意点というより、むしろメリットかもしれません。
「筐体・デザイン」の章でサイズ比較をした通り、文字盤のサイズはほとんど変わらないものの、過去モデルに比べ、厚みが薄い分スッキリしています。
上記は別の端末ですが、最近はこのイカツイサイズの端末に慣れてしまったこともあり、装着感がやや弱く感じます。
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バンド幅(ラグ幅)も20mmと細めなので、47mm版でも案外女性にもフィットしそうです。
レザーバンドストラップの耐久性が低い
47mm版のアルミ合金、ステンレスモデルでデフォルトになっているレザーバンドは、合皮ないしPUレザー。
お世辞にも高級感があるとは言えません。
加えて、毎日着脱するものなので、耐久性もやや気になるところで、交換バンドはあらかじめいくつか持っておいたほうがいいかもしれません。
追記:2019/09/07 上記の件、訂正します
耐久性あります。むしろ高いぐらいです。
購入してから入浴以外はほぼ付けっ放しで生活していますが、純正のバンドは、変な形状記憶もなく、へたるどことか、なんの不満もなく使えています。
装着したまま泳ぐことはさすがにしていませんが、子供の水遊び(子供プールや川遊び等)で普通に水没させています。
バンドも変えずに何度も水の中に入れているものの、ボロボロになってしまったとか、革が剥がれてしまったとか、そういったことは一切ありません。
本革ではないことが、むしろメリットとも言えそうです。
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2019/8/21追記:しばらく使用してみて
カタログ値に到底及ばないと思っていましたが、Mi Band 4よろしく、バッテリー持ちは驚異的です。
GPSオン(必要な時だけ)、週一2時間程度の運動、メール通知1日50件、その他アプリの通知1日50件といった状況で使用しています。
上記の環境で使用した場合、イメージとしては1日あたり3〜5%程度しか消費しません。
消費電力が抑えられたAMOLEDパネルとはいえ、以前のモデルと変わらないかそれ以上の性能を誇るGTR。電力の消費は増えていそうですが、ここまで伸ばせられたことには、素直に驚きです。
この短期間にここまでできたなら、過去モデルももう少し出来たのでは?なんて邪推もしつつ、中国の技術力の高さとスピード感に脱帽です。
ウェアラブルデバイスは、もはやアジアが席巻しつつありますし、今に始まったことではありませんが、この価格&クオリティ&スピード感を見ると、Appleもいよいよヤバいかもしれないですねw
Xiaomi Huami Amazfit GTR 総合評価
まだまだ課題は残っていますが、価格からいえば“買い”なウェアラブルデバイスです。
できることは、Mi Band 4とほとんど変わりません。
機能面や価格、その他諸々の使用感含め、コスパの高さでいうと「Mi Band 4」が最強。むしろNFC対応モデルもあるMi Band の方が、ずっと安価ですが機能は充実しています(文字化けもないですしね)。
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ですが、所詮はスポーツスマートバンドという位置付け。フォーマルな場では少し使いづらいかもしれません。
Amazfit GTRは、デザイン重視で、通知やリマインダー、健康管理やアクティビティ諸々利用したいという方におすすめの端末です。
ステンレスモデルは少しギラギラした印象で、ややメッキ感があり、見方によっては安っぽく見えるかもしれません。
でも、これはこれでバランスが取れていてアリだと思います。
機能に関しては予想の範囲内だったものの、バッテリー持ちはヤバいです。もちろんいい意味で。
デザインも気に入っているので、しばらくメインデバイスとしてゴリゴリ使っていきます。不具合やイマイチな点が見つかり次第、随時更新します!
【総合評価】 | |
製品名/モデル | Xiaomi Huami Amazfit GTR |
総合おすすめ度 | 4.6 |
42mmAMAZFIT GTR 42mm Smart Watch Global Version
あとがき
もうひとつ付け加えると、普段時計をしない人からすると、ステンレスケース(ボディ)モデルは重量感を感じるかもしれません。※レザーバンド装着時で約65g
いずれにせよ、Amazfit GTRは価格以上のクオリティはあると思います。
今度は水没しないよう、大事に使っていきますw
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