※Grahope様よりサンプル提供
グラフェンという素材をご存知でしょうか。
グラフェンとは、
ダイヤモンド以上に炭素同士の結合が強く、平面内ではダイヤモンドより強い物質と考えられている。物理的にもとても強く、世界で最も引っ張りに強い。熱伝導も世界で最も良いとされ、電気の伝導度もトップクラスに良い物質である。
地球上で最も強度が高い物質と言われている2次元の極薄炭素シートで、今後はさらに様々な分野への実用化が期待されている物質です。
今回は、スマホやPC作業で目を酷使している現代人にぴったりな、グラフェン技術を採用したUSB電源供給タイプのアイマスク、「Graphene Times ホットアイマスク」の実機レビューをしていきます。
「ちょっと目が疲れたな〜」なんて時に遠赤外線の温もりでちょっとした癒しを与えてくれるウキ!
Contents
Graphene Times ホットアイマスク レビュー
溢れ出る中華デバイス感はさておき、本機製造元の「Grahope New Materials (GNM)※以下略」は、中国は深センに本拠地を置くブランド。
製品ラインナップは主に温熱治療器のような健康機器が多く、GNMではグラフェン加熱技術の研究開発ならびに、それらをグラフェン製品へ応用することで、数々の賞を受賞しています。
そんなGNMの技術が詰まったアイマスクです!
スペック紹介
Graphene Times ホットアイマスク(グラフェンアイマスク) | |
ブランド | Graphene Times |
モデル | HAB-068H |
素材 | SBRスポンジ |
カラー | ブラック |
温度調節 | リモコン |
電源 | 入力:5V, 2A |
作業効率 | 5~8W |
接続 | USB※本体部分との接続は特殊(マグネット)形状 |
寸法 | 約690 × 86mm |
パッケージ重量 | 約249g※パッケージ内容全ての重量です |
製品の特徴・概要
先述しましたが、グラフェンという物質は、熱伝導効率が良く、薄くても丈夫な革新的素材と言われています。
その特性を生かした製品なだけあって、ヒートセラピーに最適で、小さく軽く、持ち運びがしやすくなっています。
使い方も簡単でUSBからの電源供給でマグネット式のケーブルと本体を接続するだけです。
電子レンジで温めるタイプや、使い捨てタイプのアイマスクとは違い、通電ができる環境なら安定して使用できる共に、寿命も長いためコスパも高くなっています。
“遠赤外線放射線療法”なんて明記されていますが、どこまで効果があるかは不明です。
とはいえ、電源を入れたらすぐに過熱されすぐに温まった状態で使用可能、3段階の温度調節が任意に設定できるため、比較的は幅広いユーザーにマッチするはずです。
そして目にプレッシャーを与えない凹凸がしっかりある立体裁断構造。
目をつぶらなくても視界は暗転し、スポンジも内蔵されており圧迫感もありません。
それもそのはず、人間工学に基づいているためフィット感に考慮されたデザインとなっています。
本ブランドは中華系なので、アジア人は顔の作りも近いですし、欧米ブランドよりフィット感はより高いかもしれないですね。
PC作業や読書、勉強などで目を酷使した後や、昼寝などのリラックスタイム、飛行機や電車やバスなどの長距離移動中などにぴったりのアイテムです!
- 人間工学に基づいた絶妙なフィット感
- グラフェン技術を用いた熱伝導と軽量化
- 任意に変更可能な3段階温度調節
- 外観デザインがダサい
- ケーブルが特殊形状
化粧箱・パッケージ
お話をいただくまで本メーカー(ブランド)を知りませんでした。高評価ばかりでステマ臭は若干あるものの、レビュー数の多い商品でした。
化粧箱、ならびにパッケージングはオリジナリティがあり、しっかりした印象です。
防腐剤等は同梱されていませんが、本体はジップロック式の袋に手厚く収められています。
下記パッケージ内容です。
【パッケージ内容】
- 1 × グラフェンアイマスク 本体
- 1 × USBケーブル
- 1 × 認定証(合格証)
- 1 × レビュー用カード
- 1 × ユーザーマニュアル
パッケージ内容はシンプルですが、気になったのがコチラ。
“レビューを書いてモバイルバッテリーをゲット”というカードが同梱されていました。
太っ腹なサービスではあるものの、レビューを多くゲットできる常套手段ですね。○天のショップなどでも“レビュー記載で送料無料!”といった文言をよく見かけますが、高評価レビューが多いのも納得でした。
というわけでサンプル提供品だろうが、アンチステマを掲げている本サイトでは、正直にレビューしていきます。
確認!
上記カードについてメーカーに問い合わせてみたところ、“今後の商品・サービス改善のために、良いも悪いも含めて誠実なレビューを集めたい”とのことでした。
常套句のようにも聞こえますが、上記掲載画像をそのままにして構わないとのことです。少なくとも著者は本ブランドの誠実な姿勢に好感が持てました。
取扱説明書はマルチリンガル対応でもちろん日本語にも対応しています。
やや機械翻訳感は否めませんが、多言語対応、イラスト(図解)入りのわかりやすい取説です。
外観・機能性
宇宙を彷彿とするデザイン
好みの問題なので深くは言及しませんが、表部分は没入感を得られそうな宇宙っぽいデザインです。
ベルト部分に電源供給用のマグネット、マジックテープがあります。
重量を感じさせない軽量な仕上がりです。計量したところ、わずか52gでした。
フィット感抜群の3D構造
耳にかけるタイプやバンド調節するタイプではなく、マジックテープ式を採用しているので耳が痛くなる心配や圧迫感は比較的少なく済むハズ。
マジックテープの面は広く設計されているので、頭の大きい人から小さい人まで幅広い層で使用できそうです。
また、フィット感もよく長時間使用しても疲れにくい凹凸のある3D構造。
目を開けたままでも外野の明るさをシャットアウトさせつつ、顔への圧迫感や装着時のストレスをできるだけ軽減させたデザインです。
使用感
アイマスク本体にも簡易仕様書が記載されています。
USBケーブルはリモコン付きの特殊形状です。
リモコンは電源ボタンとインジケーターランプのシンプルな作りで、供給はUSB-TypeA形状です。アイマスク本体との接続部分はマグネットタイプ。
PCからでもモバイルバッテリーからでも電源の供給は可能です。
電源長押しで起動します。赤ランプ点灯で45℃となっています。
色味が肉眼と若干違うため少しわかりにくいですが、黄(緑)ランプ点灯で40℃、青ランプ点灯で35℃です。
実際装着してみるとよくわかりますが、ものの数秒(10秒以内)でじんわりと温まってきます。
気になった点・注意したほうがいい点
概ね満足なんですが、すでに記載した通り、不満点はデザインが選べない点とケーブルが特殊な点です。
ではそれぞれもう少し掘り下げます。
謎の銀河系デザイン
個人的には変に銀河イラストにして欲しくなかったです。
正直単色の黒やグレーの方が場所を選ばず使いやすいです。
カラーバリエーションを増やしてくれればなお良かったかなと思います。
流用の効かないケーブル
そしてもう一点のケーブルの問題。
一見マグネットなので使いやすそうに見えますが、特殊形状ケーブルは断線したら終了です。できれば流用できるケーブルだとありがたいです。
また、マグネットタイプは位置的にワイヤレスイヤホンと干渉する懸念もあり、この配置は少し微妙かと思います。
広告
Graphene Times ホットアイマスク 総評
タイマー機能は付いていませんが、1時間ほどで強制シャットダウンするのでそのまま寝てしまっても安心です。
個人的に言えば、見た目のダサさは否めないものの、コレばかりは好み。好きな人は好きなデザインかもしれませんので問題ではないかもしれませんね。
数日使ってみての感想は、なんとなくですが目の疲れがなくなったような気がします。
とはいえ、あくまでも体感レベル。個人差は確実にありますので、これに関してはあまり鵜呑みにしないでくださいね。
重量は約50gと超軽量、触り心地はふわふわなのでバッグの隅に入れておいてもおそらく邪魔にはならないサイズ感と質感。
PC作業の多い方はもちろん、出張で長距離移動が多い方などにオススメのアイテムです!
【総合評価】 | |
製品名 | PHYSICAL THERAPY EYE MASK (Graphene Eye Mask) HAB-068H |
総合おすすめ度 | 4.0 |
あとがき
サイト運営もしていますし、仕事柄PC作業が多いので、目は労ってやりたいですね。
個人的には自然の中(山に登ったり入渓したり海に入ったりキャンプしたり)に没入するのが一番の癒し(目だけでなく身体も)だと思っていますが、それができない時には重宝しそうですね。
元来ショートスリーパーでクマは若干気になってるので、今後はもう少し目を労ってやろうと思います!