Nintendo Switchのドックをコンパクトにした「GENKI」の人気商品、GENKI Dockこと『COVERT DOCK』。
本記事では、そのコンパクトなドックがさらに小さくなったモデル「GENKI Dock Mini」のレビューをしていきます。
Contents
GENKI Dock Miniインプレッション
本モデルが進化したポイントは、
- Switchドック1/20サイズ(従来モデルから1/2)
- 4K出力対応(30fps)
そもそも論Switchは1080Pなので、既に「GENKI Dock」ユーザーなら必要ないかもしれませんが、使用用途はSwitchに限りません。
とにかくコンパクトなポータブルサイズなので、帰省時や外泊時場所を問わずモニター(TVなど)でSwitchを楽しみたい人にはうってつけのアイテムです。
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- 4K/30fps対応
- コンパクトサイズ
- 最大20W給電
- Type-Cによる映像出力不可
- モニターによって相性あり
スペック紹介
GENKI Dock Mini (CONVERT DOCK MINI) | |
モデル | Waveform |
カラー | ホワイト |
---|---|
出力解像度 | 4K 30fps※最大 |
コネクター | USB Type-C3.1 HDMI |
出力 | 20W※最大 |
サイズ | 33mm x 42mm x 34mm |
重量 | 80g※実測では46g |
※取説・クラファンページ・公式サイトから抜粋
GENKI Dock Mini 実機レビュー
化粧箱・パッケージ
正方形の化粧箱には、クイックガイド付きのイラストが記載。
【パッケージ内容】
-
- Waveform × 1
- USB-C to Cケーブル × 1
今回はサンプル品だからなのか、化粧箱に仕様なども記載されてるからなのかはわかりませんが、取説類は同梱されていませんでした。
シンプルな製品なので、実際必要ないとは思いますが正規品には付属されるかもしれません。
筐体・デザイン
コンセントプラグの大きさを見てもらえばわかる通り、本当に小さいです。
パッと見はミニマムな充電器そのものです。
そこまで複雑な機構はなく、Type-C端子とHDMI端子が各1つずつ配置されています。
コンセントプラグは、90°スイングする格納タイプ。
一見したところ絶縁カバーなどは付いていないようなので、長期間差しっぱなしは控えた方がよさそうです。
重量は46gでした。
従来モデルから比べてもさらに軽量化が成されています。
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GENKI Dock Mini 使用感・評価・感想
今回、様々なモニター(ディスプレイ)でテストしています。
- 4K対応テレビ
- デスクトップ用フルHDディスプレイ
- FHD対応プロジェクター
- ポータブルモニター3種(全てフルHD対応)
結論から言うと、1、2、3は正常に作動し、4は音声が出力されない不具合が発生しました。
メーカーに確認すると、モニターとの相性と一蹴されてしまったので、全てのディスプレイで問題なく使用できるのかについては一抹の不安が残ります。
因みに音声が出力されなかったのは下記3モデルです。
中華廉価モデルなので、ユーザーは少ないかと思いますが、Bluetoothで飛ばせば音声は出力されます。
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第2のNintendo Switch ドックとしてフル活用
先に不具合を述べてしまったものの、今現在Switchを使っている環境(ドック)を「Dock Mini」に移行すれば、そのまま使えます。
今回不具合が生じたモニターは全て、HDMI to MiniHDMIケーブル(タイプCコネクタ)を使用しているからかもしれません(ケーブルはハイスピード以上を使用し色々試しています)。
通常はこういったことは起こらないはずですが、HDMIケーブル(タイプAコネクタ)対応機器の使用を推奨しておきます。
実際HDMIコネクタ同士でつないだ場合、プロジェクターでも据え置きモニター(BenQ製)でも4Kテレビでも問題なく出力されます。
出張や旅行、帰省などの外泊時、正規のドックを持っていくのは一苦労です。
「GENKI Dock Mini」があれば、いつも遊んでいる環境を、どこにでも簡単に作ることができます。
気になった点・注意したほうがいい点
ミニマムなNintendo Switch ドックとして何の不満もなく使える「GENKI Dock Mini」ですが、映像音声用の出力ポートがHDMIしかないのが惜しいなと感じます。
というのも、「GENKI Dock Mini」はポータブルなアイテムなだけに持ち運びを想定していることと思います。
最近はType-C対応のモニターも多くなってきましたし、モバイル環境ならなおさらケーブル類は統一したいところです。
従来モデルはType-Aが搭載されていましたが、映像音声出力用のType-C端子があれば、さらに汎用性が高いのではないかと思います。
とはいえ、ノートPCなどをディスプレイ化するにしてもキャプボはHDMIが必要だったりするので、この2種の接続ポートが最適なのかもしれません。
GENIKIからもHDMIに直接つなげるキャプチャーボードがリリースされています。
GENKI Dock Mini 総合評価
何度も言っている通り「GENKI Dock Mini」は、Nintendo Switch ドックの役割をそつなくこなす、ミニサイズのSwitchドックです。
唯一苦言を呈すなら、任天堂公認ではないぐらいですが、Human Things社開発陣はゲーマー。
そんな彼らがより便利により楽しめるように開発しているのが、本製品を含むGENKIブランドとなります。
持ち運び用のSwitchドックとして、検討してみてはいかがでしょうか。
【総合評価】 | |
製品名 | GENKI Dock Mini |
総合おすすめ度 | 4.4 |
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