※Loctek(Fleximounts)様よりサンプル提供
運動不足の社会人。
自身もそうですが、運動をするにはジムに通うなどして自発的に動く以外なかなか運動する機会がないというのが現実ではないでしょうか。
趣味がサイクリングやランニング、トレッキング、その他諸々、普段からスポーツをしている方であれば運動が習慣となっているため、おそらくジムも足繁く通えると思いますが、人間は甘える生き物。
昨日行ったし明日行けばいいやが明後日、明々後日になり、ダイエット然り、運動が好きじゃない限りそうそう続くものではありません。
自身で言えば、サーフィンが趣味なので、一般的な運動不足の社会人よりはある程度運動しているものの、それ以外の運動はほぼ皆無。
学生時代はボクシングジムに通ったりなど、運動はもともと嫌いではないんですが、ジムへ行くのは億劫ですし、準備が面倒ということもあり、家の中や事務所などで完結したいと常々思っていました。
そんなタイミングでFlexiSpotの「FlexiSpot Deskcise Pro デスクバイクV9」をゲットしたので徹底レビューしていきます。
Contents
FlexiSpot Deskcise Pro デスクバイクV9 レビュー
FLEXISPOT DESKCISE PROことデスクバイクV9は、世界的に有名な大イベント、2018 CES Innovation Awards(2018コンシューマー・エレクトロニクス・ショー イノベーションアワード)を受賞した製品です。
生産は中国ですが、大元の資本(本社)アメリカなので、それだけで信頼感がグッと高まりますねw(偏見)
ではスペックです。
スペック紹介
FlexiSpot Deskcise Pro デスクバイクV9(B) | |
モデル | V9/V9B |
カラー | ホワイト/ブラック |
サドル耐荷重 | 130kgまで |
推奨身長 | 150~190cm |
可動範囲 | デスク:1080~1230mm サドル:755~945mm |
メーター機能 | SCAN(スキャン)、TMR(時間)、SPD(速度)、DIS(距離)、CAL(消費カロリー)、ODO(概算距離)、RPM(1分間の回転数) |
パッケージ寸法 | 823×815×318mm |
重量 | 約34.5kg |
製品の特徴・概要
カラーバリエーションは2色で、ホワイトのV9というモデルと、ブラックのV9Bというモデルがあります。
価格はホワイト(V9)が2,000円ほど割高となりますが、カラーが違うだけでどちらも全くの同一商品ですので、ほんの少しだけブラック(V9B)の方がお得感があります(今回はそのブラックです)。
ほぼ完成形のため、煩わしい組み立ても、特殊な工具を使用する必要も(ほぼ)ありません。
また、高さの調節はオフィスチェアのごとくレバーを上げることで容易に行えます。
デスク部分は高さ調節だけでなく、前後にも稼働できるため、エアロバイクとしてもスタンディングデスクとしても利用可能。
また、静粛性に優れており、集合住宅住まいでも安心して利用でき、利用者に応じた8段階の負荷を任意に選べるので、ガチに鍛えたい方からライトに鍛えたい方まで幅広く対応しています。
ややお値段はしますが、単なるエアロバイクは飽きてしまいそう、スタンディングデスクに興味がある、ながら作業をしてみたいなんていう方のためにピッタリなアイテムです!
- エアロバイクとスタンディングデスク一体型マシン
- 組み立て(ほぼ)不要楽々設置
- レベルに応じた8段階の負荷調節と静音設計
- 商品重量35kg超のヘビー級
- 最大負荷での稼働時間短め(30分以下)
2021年11月26日から11月29日まで、
- 全額返金キャンペーン
- Nintendo Switchリングフィットアドベンチャーセットプレゼント
- スクラッチ抽選券キャンペーン
公式https://
※Amazonのブラックフライデーセールは、11月26日から12月2日まで。こちらも併せてチェック!
化粧箱・パッケージ
ダンボールを一目見て「デカイ!」と思いました。業務用の厨房機器サイズです。
今回配送佐川さんでしたが、このサイズ運搬してるんですね。とにかく大きくて重いです。
ご家庭でも使える!
正直本製品、力に自信のない方や女性一人で運ぶのは不可能じゃないかと思います。階段手上げするのに腰が割れると思いました。平地であっても普通に運ぶにもキャスター付きの台車推奨です。
また、本製品は前述の通りかなりの重量があり、その上梱包がかなり強固です。ダンボールから取り出す際は、間違っても本体を無理に引き抜こうとせず、ダンボール(外側)を持ち上げるようにして解いていって下さい。
落下防止を未然に防げますし、一人で梱包を解くにはそれが一番やりやすいです。
加えてもう一つ、前述の通り梱包が強固で輸送時に傷がつく心配は一切ないものの、発泡スチロールが分厚いです。
既に梱包から解いてしまったんですが、下図の通り、45Lのゴミ袋4つがいっぱいになりました。※梱包時のビニールも入っています
我が家は田舎なので外で騒音を出しながら(ひたすら蹴り倒して)細かくしました。ですが、都会などの密集地で細かくする必要がある場合、細かいゴミも出ますし、カッターでちまちまやっていたら日が暮れます(割とガチで)。
地域のゴミ収集サービスなどをうまく利用するのが賢明な判断かもしれません。
前置きが長くなりましたが、嫌気がさすぐらいガッチガチ梱包だったのだったので、お気をつけ下さいw
それでは気を取り直してパッケージ内容です。
【パッケージ内容】
- 1 × V9B 本体
- 1 × デスク
- 1 × ボルト(m8 × 35mm)
- 1 × 六角レンチ(6 × 6mm)
- 1 × コースター(φ89 × 2mm)
- 2 × ペダルカバー
- 2 × 単三電池
- 1 × ユーザーマニュアル
※本体の足は梱包時は内側に格納されていますが、独立させるために既に広げてあります。
取説は日本語のみの日本仕様となっています。
メールのやり取りも翻訳を通した不自然なものではなかったですし、FlexiSpotは日本にオフィスを構えているだけあって、アフターや保証もしっかりしています。
外観・機能性
足回り
ほぼ組み立て不要の本製品ですが、組み立てながら細かい部分を見ていきます。
まず足(レッグ)部分。取説には「“パ”という音がすると完成」と記載されいる通り、簡単に広がります。
ただこの足、一度広げたら元に戻すのがちょっと大変です。
足を格納するには付属のレンチを用いて(ボトムにあるボタンを押しながら)格納するとのことですが、その“ボタン”とやらが見当たらず。
仮に処分する等で小さくして運びたい場合、最悪ゴムハンマー等で叩くしかないかもしれません。
また、足部分は金属ですが、本体部分はプラスチック仕様。本体を寝かせると重量でプラスチックが悲鳴をあげるため(実際パキッとなりました)、今回は格納するのを放棄しました。※わかり次第追記します
ペダル周り
ペダルは外側に引くことで折りたたむことができます。
スペースを取られないための仕様ですが、前述の通り、そもそも使用後にいちいち足を格納するのも面倒(そもそも閉じない)なので広げっぱなしでいいと思います。
付属のペダルカバーをかければ室内(裸足)でも使用可能ということでしょう。
海外製なので靴を履いて乗ることが前提で日本特別仕様なのかもしれないですね。
デスク周り
テーブル(デスク)部分もかなり重量があります。
足に落とさないよう注意して下さい。
ただ、逆にいうとそれだけ頑丈な作りとも言えます。
デスク部分が、唯一本製品で組み立てる部分となりますが、本体に乗せてボルトを締めるだけなので誰でも簡単に行えます。
ちなみにボルトを締める穴は下図の部分です。
付属のレンチでガッチリと締めれば、グラつきのないしっかりしたデスクの出来上がりです。
使用感
FlexiSpot Deskcise Pro デスクバイクV9は単三電池を使用します。と言ってもパッケージ内容で記載の通り、電池も付属しているのですぐに使い始められます。
電池部分の目隠しに付属のコースターを設置し、取説に記載はないもののおそらくここにドリンクでも置きながらトレーニングができるということでしょう。
水が流れるのはマズイと思いますが、よく考えられた地味に嬉しい仕様です。
また、本メーターにバックライト機能はありません。メーターの解説も簡単にして置きます。
- SCAN(スキャン)
- TMR(時間)
- SPD(速度)
- DIS(距離)
- CAL(消費カロリー)
- ODO(概算距離)
- RPM(1分間の回転数)
放置すれば勝手に(4分後)電源が落ちる仕様なので消し忘れの心配はありません(漕ぎ出せば勝手に電源が入ります)。
負荷はレベルに応じて全8段階。脚力の弱い方から、ガチサイクリストまで、幅広く対応しています。
週末サーファー、なんちゃってサイクリスト(クロスバイク持ち)、自重トレーニング週3程度の30半ばのおっさんで体の軸をブレずに漕ぎ続けられるのが負荷3〜4程度(速度〜20km/30分)と言った感じです。※脚力に自信ナシ
デスク調整は右レバーで上下が可能。
上げるのは比較的弱い力で上がりますが、下げるにはかなり固めなのでしっかり押す必要があります。(可動範囲:1080~1230mm)。
左レバーで前後移動。
正確な可動領域は記載ナシ。上から見て、サドルに少しかかるぐらいまでは可動するのでスタンディングデスク利用時は目一杯手前に引いておくといいですね。
動画レビュー
今回は簡易動画も作成しました。
BGM入っちゃってますが一切音はいじってません。静粛性はかなり高いので、集合住宅にお住まいでも安心して使えます。
気になった点・注意したほうがいい点
要所要所で既に書いていますが、おさらいしておくと、重量のために、開封ならびに梱包資材の処理が大変な点、足の格納が困難な点に加え、いくつかあります。
まず一つは、“ながら”重視なので、楽な姿勢で漕ぐことに特化しています。
エアロバイクのようにハンドルがあるわけではないので、サイクリストが本気で漕ぐような前傾姿勢とまではいきません。
ですので、本格的なエアロバイクを探しているなら除外した方がいいかもしれません。
そしてもう一つが、デスクの角度調節ができない点。
実際に本記事も“ながら作業”で書いてますが下記のようなノートパソコンスタンドを利用しています。
姿勢良くPC作業するのであればこちらの方が捗ります。
そして最後にもう一つ、高負荷の場合、定格運転時間は30分以内という点。
30分も運動すれば充分とも言えますが、この辺りもやはりライトユーザー向けといったところでしょうか。
気合いを入れてトレーニングしたい方にはやや不向きとも言えるかもしれませんね。
追記:1ヶ月使用してみて
約1ヶ月間、メインデスクとして(スタンディングと併用)使用してみての感想です。
以前注意点では、“定格運転時間が30分しかない”旨の内容を記載しましたが、結論からして充分すぎる運動量です。
まして運動不足の社会人にはかなり効くんじゃないかと思います。
総合して、作りもしっかりしており、不具合も一切なし、不満点はありません。
決して安いものではありませんが、デスクバイクを探しているなら、おすすめできる商品です!
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FlexiSpot Deskcise Pro デスクバイクV9B 総評
テーブルは広く、カップホルダーを使わずともドリンクは置けますし、小物程度なら問題なく置けます。私は13インチのラップトップですが、15インチサイズでも余裕たっぷりです。
アームレストは程よく湾曲していてクッション性もあり、疲れにくい仕様。細部までこだわりが詰まっていて、2018 CES Innovation Awardsは納得、獲るべくして獲ったといった感じです。
しばらく使って気づきましたが、本製品のサドルに長時間座っていると臀部(デンブ、つまりケツ)が若干痛くなります。
慣れもあるとは思いますが、疲れたらスタンディングデスク、そして立ちっぱなしに疲れたらまた漕ぐを繰り返すことで、ながら作業ができる快適な環境となります。
運動不足解消ならびに、眠くなることもなく集中力も途切れないため、いいことずくし。
というわけで、This is my 作業環境となりました!最っ高!
【総合評価】 | |
製品名 | ALL-IN-ONE DESK BIKES – DESKCISE PRO V9 |
総合おすすめ度 | 4.8 |
2021年11月26日から11月29日まで、
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※Amazonのブラックフライデーセールは、11月26日から12月2日まで。こちらも併せてチェック!
あとがき
私ごとですが、最近腰痛に悩まされてたので(ヘルニア再発?)、筋力を付け直そうと本気で思ってたんですよね。
ただ冒頭にもいった通り面倒くささが先立ってしまいなかなか実行に移せず。
この姿勢でのサイクリングは腰への負担も比較的少ないですし、本格的に作業環境として取り入れたいと思います!