動画に欠かせないものといえば、カメラですが、もうひとつ重要なもの、それはマイクです。
ガチガチに札束で機材揃えるのもいいですけど、出来るだけ金をかけずに、少しでも動画のクオリティをあげたいものです(単純に金がねぇw)。
安くて簡単(簡易的)に集音効果を高められるマイクを探していたところ、3,000円以下でちょうどいいマイクを見つけました。
今回は、FIFINE(ファイファイン)製USB接続タイプのマイク、K669のレビューをしていきます。
Contents
FIFINE ファイファイン USB マイク K669 インプレッション・感想・評価
FIFINE MICROPHONEは、2009年に設立された、$50以下のラインナップが豊富な、マイクロフォンブランドです。
K669は、その中でもさらに安価な$30以下、日本円にして3,000円以下で手に入るUSB接続のマイクとなります。
スペック紹介
ファイファイン USB コンデンサーマイク(FIFINE USB MICROPHONE WITH VOLUME DIAL, PLUG & PLAY ON WINDOWS/MAC FOR PODCASTING, RECORDING) | |
ブランド | FIFINE |
モデル | K669 / K669B |
カラー | スカーレット / ブラック |
材質 | アルミ合金 / 鉄 |
指向性 | 単一指向性(カーディオイド) |
周波数特性 | 20Hz-20KHz |
感度 | -34dB±30%(1kHz内) |
S/N比(signal-to-noise ratio) | 78dB |
電流 | 3mA |
電源 | 5V USB電源(USB2.0) |
ケーブル長 | 180cm |
重量 | マイク:約305g(ケーブル含む) スタンド:約80g |
製品の特徴・概要
製品の特徴をさらっと紹介しておきます。
K669は、単一指向性(カーディオイド)のコンデンサーマイクで、正面に対しての感度に優れています。
集音能力だけでなく、USB接続で使えることが個人的に一番のポイントです。
私のメインPCはMacBook Pro。イヤホンジャックのみなので音声入力しかできません。
普通に音声入力もできるみたいねウホ
考えてみればマイク付きヘッドセットが普通に使えてたので、イヤホンジャックも出入力できないはずはないんですけどねw
というわけで、USB接続である必要は特になかったんですが、USBなら他のデバイスにも互換性が高いので結果オーライですw
使用用途は、Skypeなどのビデオ通話や、ライブ配信、ニコニコ放送、YouTube動画他、ゲーム実況等幅広く使えるため、価格的にも配信初心者にピッタリの製品です。
※自分語りでレビューに関係ないので興味ない方は飛ばしてくださいw
ご存じない方も多いと思いますが、当サイトも一応YouTubeチャンネルを持っています。現状、動画コンテンツは、備忘録のような位置付けで、特に力を入れてはいませんでした。
YouTubeIN ACTIVISM 非アクティビズム。 - YouTube
とはいえ、レビュー系コンテンツは、“実際使っているところ”を見た方がわかりやすいですし、自身もテキスト見るより動画見ちゃいます(海外のばかりですけど)。
また、すでにレビュー系YouTuberはごまんといて、ガジェットと動画の相性は比較的いいこともあり、もう少し力を入れたいとずっと思っていました。
ただ、動画編集の知識は皆無。ショボいながらも何度かやった動画編集の面倒臭さを考えると、正直敬遠していた部分もあります。
というより、機材がショボすぎてやる気にならなかったといったほうが適当なんですけどね。
とにもかくにも、動画のクオリティを上げるためのファーストステップとして、最適なモデルです。
- USB互換で汎用性が高い
- 安価で気軽に試せる
- 価格以上のデザインとクオリティ
- ホワイトノイズが入る
- 使用環境によって工夫が必要
FIFINE USB コンデンサーマイク K669 実機レビュー
マイクはこれまでほとんど触ったことがなく、全くの無知のため完全な素人目線によるレビューとなりますw
化粧箱・パッケージ
化粧箱は白一色の箱にFIFINEのロゴが入っているのみ。パッと見だと何の商品か一切分かりません。
シールにバーコード製品名が記載されているだけなので、他のモデルでもおそらく流用しているのが容易に想像できます。
【パッケージ内容】
- USBコンデンサーマイク × 1
- マイクスタンド(三脚) × 1
- 保証書 × 1
- 取扱説明書 × 1
マニュアルはおろか、保証書までバッチリ日本語に対応しています。Mac、WindowsどちらのOSにも対応(解説)してくれているので、日本人向け親切設計となっています。
外観・デザイン
もっとチープな筐体を予想していましたが、いい意味で裏切られました。
外身に雑な作りは一切なく、ガッチリしています。カラーやデザインも高級感すら感じさせてくれるハイセンスなマイクという印象です。
電源オンオフといった物理ボタン等はなく、音量調節ダイヤルのみのファンクションです。
三脚をセットするメスねじ径は3/8"。3/8"-5/8"変換ネジにフィットする(一般的なマイクホルダーとの互換性あり)とのことで、この部分もしっかり金属製です。
樹脂素材かと思いきや、三脚(マイクスタンド)部分も金属製です。このサイズでもずっしりとした重量(80g)があるので、一番安価な鉄製だと思われます。
ただ傷をつけると鉄は酸化が激しいから、そこからサビて来るかもしれないわねウホウホ!
機能性・使用感
三脚(マイクスタンド)をセットすると上図の通り。滑り止めのゴムもついていて安定感はソコソコといった感じ。
角度は三脚上部のツマミを回すことで調節可能。また、マイクの向きも本体をクルッと回せばどの向きにも変更可能です。
音声テスト
動画にあげても良かったんですが、今回は音だけで聞いてもらいたいので、音声のみのテストにしてみました。距離は15〜20cmといったところです。
【音量中】
ボリュームは真ん中辺りにセットしています。
続いて、MacBook Pro(2015年モデル)のデフォルトの内蔵マイクからの音声入力です。音量レベルは同じ位置です。
いかかがでしょうか。間違いなく、マイクを使った方が音がよりクリアで、集音効果は上がっていそうです。
【音量最大】
次に最大ボリュームです。
やはりホワイトノイズが素人でもわかるレベルですね(お使いの端末の音量をあげるとよくわかります)。ついでに外部の音も若干拾ってしまっています。
ただ、ノイズは比較的少ないのではないでしょうか。
【楽器演奏(音量最大)】
せっかくなので、楽器を演奏した場合の音声も収録してみました。下手くそですが、ウクレレで“ある曲”の前半だけ演奏しています。
使用したウクレレは下記モデルです。
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演奏は…すみません、許してくださいw
とはいえ、思いの外音は綺麗じゃないでしょうか。
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気になった点・注意したほうがいい点
マイク付きヘッドセットはいくつか持ってはいますが、今回コンデンサーマイク初体験。あくまでも素人目線、比較対象がない上での注意となります。
最大ボリュームだとホワイトノイズが入る
音声テストの章でも触れた通り、最大ボリュームだとホワイトノイズが入ります。ちなみに、テレビ電話などで通話していても同じです。
音声ソフト等を使っている方ならご自身で処理できると思いますが、そのまま使いたいという方は、音量の上げすぎには注意が必要です。
音を拾いすぎる
集音効果が高いというメリットが裏目に出ています。
価格からいえば当然ですが、ケーブルにノイズ対策は施されていませんし、使用環境によってタイピング等の余計な音が入ります。
音をしっかり拾ってくれるだけに、設置場所を工夫する必要がありそうです。
録音はいいけど通信(通話)は人によっては受け入れられないかもしれないウキ!
FIFINE USBマイク K669 総合評価
初めてのスタンドマイクということもあり、個人的には大満足です。価格相応なのかもしれませんが、価格以上の価値があると思います。
ノイズに関しては、BGM付きにするなりしてごまかしてしまえばいいだけですし、普通に配信用にも使えます。
私自身はオンラインゲームは一切やらないので、そこの是非は正直わかりませんが、調整でいくらでもどうにかなりそうです。
個人的に一番評価したいのは、デザインかもしれません。
とにかく色使いがカワイイ(スカーレットカラー限定)!そして安っぽくない!これに尽きます。
次使うのがいつになるかわかりませんが、今後動画を撮る際にはガンガン使ってみようと思います!
【総合評価】 | |
製品名/モデル | FIFINE USB MICROPHONE / K669 |
総合おすすめ度 | 4.0 |
あとがき
動画もぶっちゃけ投稿するだけならスマホ1台あれば事足ります。
ですが所詮スマホ。余計な音を拾ったりノイズが入りすぎたり、音がこもったりと、視聴してもらうにはやや難ありです。
本モデルも、レビューで紹介した通り、ホワイトノイズは確実に入るため、こだわってる人からしたら“ゴミレベル”かもしれません。
ですが、収録する分には音もクリアで、個人的には満足のいく製品でした。
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