Elephoneといえば、コストパフォーマンスの高いスマホを次々にリリースしている中華スマートホンメーカーです。
そんなスマホで有名なElephoneですが、アクションカメラをはじめとしたガジェット類、その他モバイルアクセサリーも数多く排出しています。
今回は、新たにリリースされた4K動画撮影と6軸電子ジャイロによる手ブレ補正を搭載したコスパ抜群の中華アクションカメラ、「Elephone REXSO Explorer K」のスペック紹介をしていきます!
Contents
Elephone REXSO Explorer K 概要
Elephoneは、「REXSO」というアクションカメラのサブブランドを展開しています(以前はなかったんですがラインナップが増えてきて作ったみたいですね)。
当サイトでも、以前よりElephone製アクションカメラのスペック紹介やレビューをしています。
関連記事Elephone ELECAM Explorer S 動画レビュー | 中華激安アクションカメラのクオリティはここまで来た!
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中華市場ではOEMやODMが盛んなので、スマホ同様、REXSOというブランドも完全な自社生産のブランドではないと思います(これを言い出したら国産製品も同じなんですけどw)。
しかしながら、アクションカメラも圧倒的なコスパ力とクオリティは健在。
スマホには絶対の信頼を寄せているElephone。「Elephone REXSO Explorer K」は、これまでの廉価アクションカメラをグッと使いやすくした、そんなアクションカメラです!
スペック紹介
Elephone REXSO Explorer K スペック | |
モデル | Explorer K |
チップセット | HiSilicon HI3559 |
センサー | Panasonic MN34120 |
ディスプレイサイズ | 2.0インチ液晶 |
解像度 | 320 * 240 |
バッテリー容量 | 1200mAh |
稼働時間 | 約90分※1080P 30FPS |
充電時間 | 2時間 |
画角 | 170度 |
カメラピクセル | 16M / 12M / 8M / 5M |
レンズ直径 | 18mm |
デコードフォーマット | H.265 / H.264 |
ビデオフォーマット | MP4 |
ビデオ解像度 | 4K:30fps/2K:60fps/1080P:60fps/1080P:30fps/720P:120fps |
マイク | ダブルマイク |
手ぶれ補正 | 6軸電子ジャイロ手ブレ補正 |
ディスプレイサイズ(リアカメラ) | 6.0インチ |
その他機能 | WiFi/防水/ナイトビジョン※防水にするためには付属のケースが必要 |
対応言語 | 英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、イタリア語、中国語、繁体字中国語、日本、ロシア、韓国、ポーランド語、ベトナム語 |
寸法 | 59 * 41 * 21.3mm |
重量 | 64.5g |
製品の特徴
Hisilicon Technologies社のチップと言えば「Kirin」が有名ですが、Explorer KはHuawei HiSilicon HI3559を採用。
HiSilicon HI3559は、低消費電力とレンズ歪み補正に強いSoCで、最近はアクションカメラだけでなく、ドローンなどにも多く使われています。
ちなみに、イメージセンサーには、PanasonicのMN34120を採用しています。
4K動画に対応(30fps)し、HD画面とスローモーション機能を組み合わせることにより、より鮮明な描写が実現されています。
これまでの製品も充分綺麗な描写だった分、かなり期待が持てますね。
また、全9種類の撮影モードを搭載し、あらゆるシーンでの撮影が可能。
通常の動画撮影と静止画撮影に加え、タイムラプスモード、スローモーションモード、タイマーモード、バーストモード(連続撮影)など撮影の幅がグンと広がりました。
Explorer Kのもう一つの魅力、6軸電子ジャイロによる手ブレ補正機能がついに搭載されました。
6軸ジャイロスコープ(3軸ジャイロスコープと3軸加速度センサ)を搭載したことにより、4Kフレームレート30fpsの安定した動画撮影が可能です。
8枚のガラスから構成されているレンズにもこだわりが感じられ、廉価モデルとの差別化が出来ています。
アングルは、他社の同価格帯のアクションカメラや廉価モデル同様、170°と広角での撮影が可能。
ドライブレコーダーなど、できる限り視野の広い撮影をしたい場合、広い画角は重宝します。
背面液晶は2インチと、既存機のサイズと変化はありませんが、HDディスプレイで視認性はグッド。
本体サイズがこれまでのモデルと(ほぼ)変わりないので当然ですが、少しスッキリとシンプルな設計になりました。
そしてExplorer Kは、H.265/MPEG HEVCのコーデック技術が詰まっています。
H.264に比べ、半分(2倍の圧縮率)のファイルサイズ・ビットレートで同等の画質、MPEG-2と比べたら実に4倍の圧縮率です。
そして安定のウォータープルーフ。
防水ハウジングケースは必須ですが、30mまで対応。
冒頭に記載した通り、Elephoneはコスパが高いのが魅力です。
手頃な価格帯なので、これを機にアクションカメラデビューするのもいいかもしれませんね。
Elephone独自の進化を遂げたコスパモンスター中華アクションカム
中華アクションカムというと、GoProのパチモノ感が強かったんですが、ケースから何から一新され、Explorer Kはオリジナル製品となりました。
既存モデルや他社(中華アクションカメラで人気のSJCAM)との互換性を排除し、Elephone(REXSOブランドとしても)独自の進化を遂げています。
筐体はヘアライン仕上げで上質に仕上がっており、レンズ部分も従来品と比べると少し前に突き出ています(それだけレンズのガラス枚数にこだわりがある)。
防水ハウジングケースにちょっとしたレンズフードのようなものがついたり、充実したアクセサリも健在。さらには付属品にキャリーバッグもついています。
電源ONなどのLEDが背面からフロントに移動し、ファンクションボタンが一つ減っています(上下ボタンがない)。操作性もよりシンプルになっていそうですね。
一点残念な部分をあげるとすれば、インターフェースがタイプCに対応していればさらによかったんですが、従来通りのMicroUSB対応な点。
すでにレビュー評価も上々で、満足しているユーザーもかなり多いようです。
絶賛セール中で、今後もしばらく続くようですが、なんと$100を切ってきます!先行販売はGearBestのみ。セール終了後でさえも約1万円で購入できるので、ワンランク上のアクションカメラを検討されていた方はぜひチェックしてみたください!
セールは終了しました。現在の価格は約1万円です。
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追記:詳細レビュー記事
レビュー記事作成しました。
端的に言ってかなりいいです。細かい部分では少し甘い部分もありますが、価格を考えれば妥当ですし、コスパは高いと言わざるを得ません。
動画レビューもしてますのでぜひあわせてご覧ください!
あとがき
現在のアクションカメラ市場は、無名メーカーも乱立しています。
とは言っても経験上、中華アクションカメラは普通に使えます!そしてコスパがいいモノが多いです。
ただ、廉価モデル(1万円以下)は総じて手ブレ補正がついていなかったんです。この価格でこのクオリティのモデルが出てきてしまうと、もはやGoPro本気でいらないかもしれないですね。
というわけで、近日中に本製品のレビューをしますので乞うご期待!