日本国内で通信機器(スマホ・タブレット・PC)などのガジェットを利用したいユーザーにとって、PSE(電気用品安全法)マーク同様、日本の技術基準適合証明、通称技適は、イコール『安心の証』です。
そんな安心の証である技適(技術基準適合証明)証明を、タブレットやラップトップで有名な中華メーカーのCHUWIは、平成28年11月1日に取得しています。
今回はそんな技適認定を受けた低価格で高品質なCHUWIブランドのタブレット・ノートパソコンをまとめていきます!
Contents
CHUWIオススメタブレット・ノートPC(ラップトップ)まとめ
僕の周りでもそうですが、未だに中華デバイスを信用していない日本人は多いです。
それもそのはず、一昔前のチャイナクオリティの製品は、“安かろう悪かろう”な品質のものが目につきました。現在もないわけではありませんが、経験的に“安かろう良かろう”な製品が圧倒的に増えたように思います。
CHUWIは2004年設立の中華ブランドで、Amazon、Ebay(イーベイ)、AliExpress(アリエクスプレス)など世界中に販路をもつデジタル機器メーカーです。2015年には中国卓球クラブチームのスポンサーにもなっているみたいですね。
短期間に飛躍的に成長したメーカーの一つです。
そんなCHUWIは、平成28年11月1日に日本の技適(技術基準適合証明)証明を受けています。
上記画像と全く内容は同じですが、これだけの製品が技適証明済みです。スマホでは少し見にくいと思いますので、下図も合わせてご確認ください。
証明機関等種別 |
証明(認証)種別 |
氏名又は名称 |
特定無線設備の種別 |
型式又は名称 |
番号 |
電波の型式、周波数及び空中線電力 |
年月日 |
スプリアス規定 |
BODYSAR |
相互承認(MRA) |
工事設計認証 |
CHUWI INNOVATION LIMITED |
第2条第19号に規定する特定無線設備 |
CWI509, CWI513, CWI515, CWI527, CWI520, CWI529, CWI526, CWI528, CWI530, CWI531 |
208-160180 |
F1D 2402-2480MHz(1MHz間隔79波) 0.05mW/MHzG1D 2402-2480MHz(1MHz間隔79波) 0.05mW/MHzG1D 2412-2472MHz(5MHz間隔13波) 7mW/MHzD1D 2412-2472MHz(5MHz間隔13波) 5mW/MHzD1D 2412-2472MHz(5MHz間隔13波) 4mW/MHzD1D 2422-2462MHz(5MHz間隔9波) 2mW/MHz |
平成28年11月1日 |
新スプリアス規定 |
― |
相互承認(MRA) |
工事設計認証 |
CHUWI INNOVATION LIMITED |
第2条第19号に規定する特定無線設備 |
CWI532, CWI533, CWI534, CWI535, CWI536 |
208-160181 |
F1D 2402-2480MHz(1MHz間隔79波) 0.05mW/MHzG1D 2402-2480MHz(1MHz間隔79波) 0.05mW/MHzG1D 2412-2472MHz(5MHz間隔13波) 7mW/MHzD1D 2412-2472MHz(5MHz間隔13波) 5mW/MHzD1D 2412-2472MHz(5MHz間隔13波) 4mW/MHzD1D 2422-2462MHz(5MHz間隔9波) 2mW/MHz |
平成28年11月1日 |
新スプリアス規定 |
― |
一部不明なものもありますが、現行取り扱いの、ほぼ全てのタブレットやラップトップが技適認証を受けています。
GearBestでは、"CWIxxx"でも検索が可能です!ぜひご自分でもチェックして見てください!
例えば、「CHUWI Hi10 Pro CWI529 2 in 1 Ultrabook Tablet PC with Keyboard」。この商品名の中での「CWI529」は相応の認証型番になります
GearBestCHUWI製品をチェック
CHUWI Hi10 Pro (CWI529)
10.1インチディスプレイを搭載した、2イン1ウィンタブの「CHUWI Hi10 Pro」。
SoCは第5世代のIntel Atom Z8300、GPUは第8世代のIntel HDグラフィックス、4GBのRAMを搭載しています。ストレージは64GB(eMMC ROM)でSDカードで拡張はもちろん可能(最大128GB)。
決してハイスペックではありませんが、キーボードも付属した、価格は2万五千円を切るハイコストパフォーマンス。まさに“オールインワンモデル”です!
- Windows10とAndroid5.1の2in1ウィンタブ
- Intel Cherry Trail Z8350 & Gen8 GPU
- キーボード付属のオールインワンセット
- Windowsは軽作業向き
- 500g以上の重量がややネック
実機レビュー
関連記事「CHUWI Hi10 Pro」実機レビュー | 実用性抜群・コスパグッドな2in1タブレットPC
初のタブレットとしてもおすすめ!
CHUWI Hi10 Plus (CWI527)
「CHUWI Hi10 Plus」は前述のCHUWI Hi10 Proとほぼ同スペックのウィンタブです。
OSはWindows 10 + Android 5.1、SoCは全く同じIntel Cherry Trail X5 Z8350 64bit Quad Core 1.44GHz、64GB eMMC ROMストレージなど、価格帯も非常に近い端末です。相違点は10.8インチIPSタッチスクリーンの部分で、インチサイズがわずかながら大きいです。
価格はむしろ安いので同スペならこちらを選んでもいいかもしれません。
- インチサイズの少し大きめモデル
- メタルボディの高級感ある筐体※CHUWI Hi10 Proも同じ
- キーボード付属のオールインワンセット
- 少しもっさりした使用感(Remix OS)
- 600g以上のヘビー級
Chuwi SurBook (CWI538)
SurBookの名の通り、Surfaceにそっくりな「Chuwi SurBook」。
OSはWindows10でSoCはApollo Lake Intel Celeron N3450クアッドコア1.1GHz(最大2.2GHz)。6GB RAMnにストレージは64/128GBの2種から選べます。ディスプレイは12.3インチ(解像度:2736×1824)、そして、筆圧レベル1024でお絵かきも可能。
デュアルバンドWi-Fiにも対応していて、少し気合の入れたモデルとなっています。スペックに妥協したくないタブレットPCを探しているならおすすめ!
- Surfaceにそっくりな高精細高解像モデル
- ベンチマークスコア10万超え
- ペンタブとしても使えるタブレットPC
- ペン&キーボード必須(別売)
- 1kgを超えるスーパーヘビー級
Chuwi SurBook Mini (CWI540)
「Chuwi SurBook Mini」と先に挙げたSurBookとの大きな違いは、筆圧感知があるかないかです。
"mini"の名の通り、インチサイズも10.8インチと少し小さく、モバイルガジェットとしての利用価値がより高いモデルとなっています。CPUはSurBookと同じApollo Lake Intel Celeron N3450、キックスタンどやType-C対応インターフェースなども健在。
そこそこ使えるタブレットPCを探しているなら選択肢の一つになるはずです!
- 3万円以下のハイコスパモデル
- 高精細10.8インチ液晶(解像度:1920 x 1280)
- Surfaceかのようなおしゃれデザイン
- キーボード別売
- 重い作業はやや不向き
CHUWI Hi13 (CWI534)
CHUWI製品の中でも13.5インチと大画面液晶の「CHUWI Hi13」。
基本性能はこれまでご紹介してきた端末とさほど変わりませんが、解像度は3000 x 2000と超高精細(3K)、アスペクト比は3:2と、下手をするとモバイルノートPCよりサイズが大きいタブレットです。CPUはIntel Celeron N3450(Apollo Lake)、メモリは4GB LPDDR3 RAM、ストレージは64GB eMMC ROMと普段使いには事欠きません。
使用環境やユーザーは選ぶと思いますが、老眼対策にいかがですか(震え
- 超高精細13.5インチIPS 10Pタッチスクリーン(3000x2000)
- 1024筆圧感度対応
- 大画面で疲れにくい
- キーボード&スタイラスペン必須
- 1kg超えでポータビリティに欠ける
CHUWI LapBook 12.3 (CWI535)
Chuwi Lapbook Air (CWI539)
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あとがき
僕は中国人の知人が何人かいます。5年以上も前ですが、「中国製品はダメ、電化製品はやっぱり日本製がいい」と国産(日本)製品を持ち上げ、自国製品をディスっていたのを思い出します。
しかしながら大手メーカーの製造元のラベルを見れば、どれもこれも"MADE IN CHINA"の刻印。それを見せると「マジで?!」と驚きます。
結局は管理体制がしっかりあるかないかだけですからね。
今回紹介したCHUWIもですが、技適(技術基準適合証明)を取得するなど、チャイナクオリティの水準は年々高まっています。中国の世界侵略はすぐそこかもしれませんね。