中華メーカーのコスパの高さは言うまでもありませんが、海外製品のデメリットといえば、技適でしょうか。
CHUWI製品は、平成28年11月1日に日本の技適(技術基準適合証明)証明を受けています(本製品は現状なしですが、今後取得予定)。
そんな安心して使える中華メーカーのCHUWIより、8.0インチ デュアルOSタブレット「CHUWI Hi8 Air」がリリースされています。
本日は、CHUWI Hi 8 Airのスペック詳細をお届けします。
※セール情報もあります!
CHUWI Hi 8 Air 概要
CHUWI製品らしい、“ちょい使い”に特化したような8インチウィンタブです。
肝となるOSは、Win10+Android5.1と、Androidのバージョンが低いのも謎ですが、CPUはJumper EzBook Airなどにも採用されているx5-Z8350です。高性能とまではいかないものの、ブラウジングや電子書籍、軽いゲーム程度なら普通に使えます。
細かい仕様は後述しますが、Atom x5機といえど、1万2千円〜3千円前後※セール価格というこの価格帯で購入できるのは中華端末(CHUWI)だからこそです。
サイズも8インチとコンパクトで持ち運びしやすいですし、コスパの高いタブレットを探しているならチェックして見てください!
スペック紹介
CHUWI Hi8 Air スペック | |
ブランド | CHUWI |
モデル | Hi8 Air |
寸法 | 20.8 x 12.2 x 0.95 cm |
重量 | 340g※メーカサイトカタログ値です。海外ECサイトでは312g |
カラー | Silver Grey |
OS | Win 10、Android 5.1 |
CPU | Intel Cherry Trail x5-Z8350 1.44GHz,Quad Core |
GPU | Intel HD Graphic(Gen8) |
RAM + ROM | 2GB + 32GB eMMC |
ディスプレイ | 8インチ IPS 1920 x 1200 (WUXGA) |
バッテリー容量 | 4000mAh, 3.7V |
カメラ | リアカメラ:2.0MP インカメラ:2.0MP |
Wi-Fi | 802.11b/g/n |
ポート | TF cardスロット, Micro USBスロット, Micro HDMI, 3.5mmヘッドホンジャック |
その他機能 | Bluetooth、カレンダー、Wi-Fi、電卓、電子書籍、重力センシングシステム、MP3、光検出システム、MP4、アラーム |
対応言語 | ドイツ語、イタリア語、英語、オランダ語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語、ロシア語 |
スペック上はエントリー機です。余計なものや機能をなくした、デザイン共にシンプルな設計のタブレットです。
特徴をチェックしていきます。
シンプルかつ高級感あるデザイン
アルミニウム合金によるメタルボディと、重量312g(カタログ値は340g)、厚さ8mmなので、同じ8インチサイズのiPad mini 4と比べても及第点レベルだと思います(iPad mini 4:重さ298.8 g、厚さ6.1 mm)。
8インチサイズというと、スマホより少し大きいぐらいのイメージなので、片手操作も可能です。
OGS(One Glass Solution)タッチパネル
今でこそ珍しくもありませんが、タッチパネルは、カバーガラスに直接タッチセンサを形成するタッチパネル方式(OGSディスプレイ)を採用。
軽量化や薄型化に力を入れているのが伺えます。
コンパクトで携帯性グッド
少し重複しますが、コンパクトがゆえのポータビリティ。
このサイズ感はスマホより大きい文字でブラウジングしたいなんて方にぴったりです。
高精細ディスプレイ
解像度は1920 x 1200ピクセル(WUXGA)なのでアスペクト比は16:10となります。
エントリータブレットでも最近は高精細なので、綺麗な描写をしてくれるはずです。
デュアルOS対応
OSはAndroid5.1とWindows10とデュアルブートがウリの本端末。でも実質、Android端末としての使用を推奨しておきます。
以前レビューした「CHUWI Hi10 Pro」と、SoCはほぼ同スペックですが、かなりもっさりします。WordやExcel、PPT、TXTやPDFには対応しているので、ちょっとした軽作業程度に留めておけば充分使えます。
Atomプロセッサー X シリーズ搭載
SoCは、Intel Atomプロセッサー X シリーズのIntel Cherry Trail x5-Z8350を採用。
Atom搭載機をガシガシメイン使用するなんてこともないと思いますが、一昔前と比べれば処理能力はかなり向上してますので、比較的キビキビ動いてくれます。
可もなく不可もないバッテリー容量
バッテリーに関しては良くも悪くも“普通”です。
スマホでも6000mAhを超えるものもあるので、ここはもう少し頑張ってくれてもよかったかもしれないですね。使用環境によっても変わると思いますが、半日から1日程度は余裕で持つはずです。
カラーはシルバーグレイ1色のみの展開。サブ機として“ちょうどいい”端末です!
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ザ・普通デュアルOSエントリータブレット
“普通”というのは褒め言葉で、良くも悪くも奇をてらった感を感じさせず、万人に使いやすいモデルという意味です。
32GBなので、ややストレージ不足感は否めませんが、SDカードによる拡張は可能ですし、Kindleのような使い方もいいと思います。3Dゲームは厳しいと思いますが、実質Win機としての利用価値は低いモデルとはいえ、仕事に使う書類転送用とか、その他軽作業にはもってこいです。
そして、やはり魅力はその価格。
AndroidOSだけなら1万円以下のモデルもいくつかありますが、1万2、3千円※セール価格で購入できるデュアルブートタブレットはあまり類を見ません。
期間限定(2月5日~2月12日)ですがGearBestでセールを開催しています。特典は119.99ドル500台限定で専用ケース付き。お得にゲットしたい方はぜひ!
あとがき
中華タブレット市場もメーカーが乱立していてわかりにくいと思います。前述の通り、CHUWIはその中でも日本の技適(技術基準適合証明)証明を受けている安心のメーカーです。
これからの時代、中華端末を選ぶことは、高い国産機(ならびに国内流通製品)を使用するより賢い選択かもしれませんね。