※メーカーよりサンプル提供
デンタルケア、してますか。
国内で有名な電動歯ブラシブランドといえば、PHILIPS(フィリップス)やBRAUN(ブラウン)、Panasonic(パナソニック)あたりが有名ですが、手磨きに近い音波振動歯ブラシであっても約1万円前後します。
そこで白羽の矢が立つのが、その価格の半分以下、もしくは1/3の価格の3,000円前後で購入出来てしまう、中華モデルです。
歯みがきなどのブラッシングにて、日々口内環境を整えることは、自身のみならず周囲へのマナーといえます。
今回は、そんな中華製音波電動ハブラシ「Atmoko 電動歯ブラシ HP107A」のレビューをしていきます。
Contents
Atmoko 電動歯ブラシ HP107 インプレッション
歯ブラシは医療機器ではないものの、ヘルス関連の商材なだけに、医師監修などと表記されているものも多く、心理的に有名ブランドを選びたくなる気持ちもわからないではありません。
著者は普段手磨き派ですが、今回久しぶりに電動歯ブラシを使用してみて、それが全く持って意味のない懸念だと気づかされました。
中華製歯ブラシ、価格のわりにクオリティ高いです。
実際Amazonでもベストセラーになっているのは価格的にお手頃な大陸性。
少なくとも、今回紹介する「Atmoko 電動歯ブラシ HP107A」も、
1年半以上買い足し不要で使えるコスパに優れた多機能電動歯ブラシ
となっています。
スペック紹介
ATMOKO SONIC POWER TOOTHBRUSH | |
ブランド | ATMOKO |
モデル | HP107A |
カラー | ブラック |
入力 | 5V 600mAh |
防水性 | IPX7 |
ブラッシングモード | クリーン(clean)/ソフト(soft)/ホワイト(white)/ケア(care)/ポリッシュ(polish) |
駆動時間 | 約3週間※1日2分/2回使用 |
パッケージ寸法 | 24.5 x 17 x 5.5 cm |
パッケージ重量 | 499g※ブラシヘッドを含んだ本体実重量116g |
※取説・ショップページ・公式サイト・製品仕様から抜粋
製品の特徴・概要
電動歯ブラシの駆動方式は大きく分けて、回転式と音波振動式の2種類があります。
- 回転式…やや高価で歯垢除去率がより高い
- 音波振動式…比較的安価でブラシヘッドが振動し手磨きと似た感覚で使える
「Atmoko 電動歯ブラシ HP107A」は、後者の音波振動式です。
特徴は下記の通り。
【Atmoko HP107A の概要・特徴】
- 40,000VPM高振動ソニックパワー(音波振動)による手磨きの150倍の歯垢除去力
- 好みに合わせた5つのブラッシングモードとオートタイマー機能
- 水場でも安心して使える非接触充電・IPX7防水耐性
- デュポン社製ブラシヘッドが6個(計18か月分)と携帯用ケース付属
30秒を1回として4か所に分けて磨き上げていくイメージウキ!※30秒ごとに一定の間隔で停止
気になる振動音は55db未満。ブラシヘッドを2つ収納できるトラベル用携帯ケース、フル充電で約3週間(21日)のバッテリー持ちなので、旅行や出張用にもオススメのモデルとなっています。
- 毎分約40,000回の高速振動
- 5つの多彩なブラッシングモード
- IPX7防水耐性
- 振動音がややうるさい
- ブラシヘッドが全て同じ
Atmoko 電動歯ブラシ HP107A 実機レビュー・評価・感想
歯ブラシなどのヘルスケア関連商材自体、これまで興味がなかった分野ということもあり、今回改めて調べてみると、既に多くの中華デバイスがずらりと並んでいます。
どのジャンルの市場も同じですが、中にはサクラレビューが横行していたり、イマイチな製品も多数あるのも事実です。
今回も正直、商品が届くまではもう少し安っぽいものかと思ってました(すみません)。
著者の語彙力がないためこんな表現しかできませんが、レビューの前に言ってしまうと、有名ブランドとさほど変わらず、“しっかり”しています。
以上を踏まえつつ、詳しくレビューしていきます。
化粧箱・パッケージ
化粧箱は黒がベースでシックな印象。恐らく世界共通、英語表記のみのデザインとなっています。
ヘルスケア製品だからなのか、安物感はほとんどなくパッケージデザインも洗練されていてこだわりを感じます。
梱包も乱雑さはなく、それぞれの部材がフィルム梱包されていて、衛生面も徹底している印象です。
【パッケージ内容】
- Atmoko HP107A × 1
- ブラシヘッド × 6
- 充電スタンド(ベース) × 1
- トラベル携帯ケース × 1
- ユーザーマニュアル × 1
取説は、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語のマルチリンガルです。
販路の中に、日本を入れてくれているのは嬉しい限りです。
筐体・デザイン
物理ボタンは、ON/OFFを行う電源ボタンとモードボタンのみの設計です。
電源を入れた後、モードボタンを押すことで、クリーン、ソフト、ホワイト、ケア、ポリッシュへの切り替えが可能です。
底面は充電スタンド(充電ベース)に立てるための穴が開いています。中をのぞいてみても、当然端子などはむき出しになっておらず、スタンドに置くだけでワイヤレス充電が可能です。
グリップ部分の質感は、滑りにくいようグリップが効くマットな質感で、ところどころにメッキ処理が施されたデザインです。
ブラシヘッドの硬さは、ふつうか少しやわらかめ。色違いのブラシで硬さにメリハリをつけつつ、歯の隙間にフィットしやすい波型形状です。
またヘッドには、ブランドロゴも記載されており、専用の替えブラシも購入可能です。
携帯用の収納ケースは、本体と替えブラシが2本収納できる樹脂製です。
ブラシが水分を含んでいても、水分が下に落ちるよう設計された親切設計となっています。
充電ベースとケーブルは一体型で、ここにもブランドロゴが記載。
取説によれば本体はIPX7防水規格対応ですが、充電ベースも対応しているかは記載がなく不明です。
とはいえ、台座部分も水が浸入しそうな作りではないため、水滴程度なら問題なさそうです。
充電ベースの底面に、仕様や認証が記載されています。
通常は本体、充電ベースにそれぞれに型番が付くはずですが、本製品はセットでHP107Aというモデルのようです。
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Atmoko 電動歯ブラシ HP107A 使用感レビュー
開封してしまっているものもありますが、ブラシヘッドは全てフィルム梱包されているので、使わないうちはしまっておくこともできますし、衛生面に配慮してくれているのはありがたいですね。
では実際に使っていきます。
しっかり磨いているのを実感できる爽快感
歯磨きは最低でも3分間と言われていますが、多くの電動歯ブラシは2分間で一旦切れる仕様のものが多いです。
「Atmoko 電動歯ブラシ HP107A」も同様に、歯を4分割し、一か所30秒刻みで(30秒ごとに一時停止します)歯を磨けば完了します。
取説の例にならって、上記の方法で歯を磨いてみたところ、手磨きに比べて歯のツルツル具合が雲泥の差です。
正直慣れるまでは振動(と音)が地味にするなという印象ですが、慣れてくるともう手磨きには戻りたくないと思わせてくれるぐらい、歯を磨けているのが実感できます。
また「Atmoko 電動歯ブラシ HP107A」にはメモリー機能も搭載されていて、前回使用したモードで電源を切れば、次回も同じモードで使用できます。
著者は手磨きだとついつい(本来は推奨されていない)強めの磨き方になってしまいがちなので、優しくブラシを当てるだけで小刻みに磨いてくれる本製品は、まさに合理的な歯磨きをしてくれます。
用途に応じて変えられる5種のブラッシングモード
【5種のモード】
- クリーン(CLEAN):標準モード
- ソフト(SOFT):敏感な歯用
- ホワイト(WHITEN):ホワイトニング用
- マッサージ(MASSAGE):マッサージ用
- ポリッシュ(POLISH):ディープクリーニング用
モード切替には、モードボタンを押すだけのシンプル機構。
個人的には一番強い(気がする)CLEANモードをメインで使用していますが、どのモードでも手磨きよりはずっと短時間で磨き残しを減らせるはずです。
マッサージは特に、ヘッドの振り幅が大きくなるので、歯磨き粉がついていたり濡れていたりするとスプラッシュして大惨事になるのでお気を付けください。
ワイヤレス充電や軽量設計で細かい部分でユーザー配慮
さらに長い駆動時間のモデルも他社からはリリースされていますが、「Atmoko 電動歯ブラシ 」も約21日間も利用できます。
使用環境次第でもう少し少なくなるものの、10日以上持てば通常の旅行や出張では、充電スタンドを持ち歩く必要はありません。
専用の携帯ケースに本体と替えブラシを持っていくだけで旅行等にバッチリ対応できます。
そしてショップページや公式にすら記載がない製品重量は、たったの116gです。
手磨き用の歯ブラシに慣れていると、重く大きく感じますが、こればかりは完全に慣れ。
力を込めてゴシゴシとこするわけではないため、使用時は当然苦になりませんし、携帯時の重さもほとんど気になりません。
気になった点・注意したほうがいい点
以前使用していた某有名ブランドの歯ブラシはブラシヘッドが地味に高くて使わなくなった経緯があります。
久しぶりに電動歯ブラシを利用してみましたが、思いのほか満足度が高く、もっと早く使っておけばよかったと思います。
ただし、今回気になったことがあります。
- 地味に音がうるさい
- ブラシヘッドが全て同じ
この2点です。
読んで字のごとく、地味にうるさい振動音です。
低デシベル(55デシベル未満)に抑えたというのが本製品のウリとなっていますが、60デシベルは普通の会話程度の音量です。
それに近い音と振動が口内に共に伝わると思っていただければ、想像できると思います。
とはいえ前述の通り、これは慣れの部分も大きいので、毎日使えば改善されていくはずです。
そしてもう一点もそのままですが、同梱のブラシヘッドは全て同じです。
同社は既に「Atmoko HP126」という、歯間ブラシや舌磨きブラシ、家族間で共有可能な色違いのブラシがセットになったモデルをリリースしています。
他社製との互換製品の提示もなく、替えブラシも同じものしか存在しないため、「Atmoko 電動歯ブラシ HP107A」は、純粋に電動で歯磨きをしたい人向けの商品といえるかもしれません。
Atmoko 電動歯ブラシ HP107A 総合評価
電動歯ブラシも中華デバイスによる価格崩壊が進んでいます。
今回中華製の電動歯ブラシを初めて使ってみましたが、予想以上にしっかりしたクオリティでした。
国内外で有名なブランドと比べてもかなり割安で、本体のIPX7はもちろん、非接触式充電設計といった細かい配慮もされています。
磨き残しなくしっかりと歯磨きができる「Atmoko 電動歯ブラシ HP107」は、携帯用のケースや替えブラシもたっぷり付属しているので、毎日自宅での歯磨きのみならず、旅行や出張先など365日使い勝手のいい電動歯ブラシです。
【総合評価】 | |
製品名 | ATMOKO SONIC POWER TOOTHBRUSH |
総合おすすめ度 | 4.1 |