正直最近の中華スマホは似たり寄ったりの物が多く、いい意味でも悪い意味でもスペックが向上してきたことで、差別化が難しくなっています。
実際、どのメーカーのどの端末を使っても実用的に使えると断言できます。
世界的にみてもアンドロイド端末のシェア率は中国が握っているといっても過言ではないですからね。
そんな中、タブレットはスマホに比べ若干魅力減でしたが、飽和状態のスマホ市場に最近はここぞとばかりにタブレットに舵を切り出してきたように感じます。
そこで目を引いた製品が、「ALLDOCUBE X1 ( T801 ) 」こと「Cube X1」です。
今回は、そんなHelio X20搭載8.4インチ2.5Kディスプレイのハイスペックタブレット「Cube X1」のスペック詳細をご紹介していきます!
ALLDOCUBE X1 (T801) 概要
「ALLDOCUBE X1」のSoCは、Mediatek社の(MTK6797 10コア)Helio X20を採用、メモリは余裕たっぷりの4GB RAM + 64GB ROMで128GBまで増設可能。
ディスプレイは8.4インチ2.5K(2560×1600)の高解像度仕様。OSはAndroid7.1、タブレットながらLTEやDSDSに対応するなど、実用的なスペックを誇っています。
また、カメラはリア:13.0MP + フロント:8.0MPと、これまではカメラ性能に期待できなかった中華タブレットでしたが画素数では向上しているようです。
ちなみに、Helio X20はAntutuスコアで8万点を超えてくるCPUです。
他社(CHUWI Hi 9、Teclast T8/T10、Lenovo P8など)でもハイスペ端末が続々とリリースされていますが、メイン機として使ってもいいぐらいの端末と言えそうです。
確認
バージョンは異なりますが、以前レビューした「Elephone S7」のSoCがまさにHelio X20でした。記事内にはGeekbenchのスコアのみですが、Antutuで調べたところ85,000点超えを叩き出しています。
実機詳細レビューElephone S7レビュー | ハイスペックローコストは本物!iPhoneから移行にオススメなコスパ重視スマホ
スペック詳細
ALLDOCUBE X1 スペック | |
ブランド | ALLDOCUBE |
モデル | X1(T801) |
寸法 | 217.0 x 126.0 x 8.00 (※218*126*7.8)mm |
重量 | 356g |
カラー | ブラック |
OS | Android 7.1 |
CPU | MTK Helio X20(MT6797) Deca Core |
GPU | Mali-T880 MP4 |
RAM + ROM | 4GB + 64GB |
ディスプレイ | 8.4インチ OGS タッチスクリーン(2.5K:2560 × 1600) |
バッテリー容量 | 3.7V / 4500mAh |
カメラ | リアカメラ:13.0MP インカメラ:8.0MP |
SIMカードスロット | Dual SIM, Dual Standby (nano SIM) |
ネットワーク | GSM:850/900/1800/1900MHz CDMA: 1X WCDMA:2100MHz TDS:band34,band39 EVDO:BC0 FDD:band1, band3 TDD:band38,band39,band40,band41 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
ポート | Type-C, デュアルSIMスロット |
その他機能 | アラーム、Bluetooth、ブラウザ、電卓、カレンダー、電子書籍、GPS、MP4、Wi-Fi |
対応言語 | 英語、ロシア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポーランド語、ポルトガル語、イタリア語、ノルウェー語、日本語、その他 |
製品の特徴
CPUは前述の通りHelio X20(MT6797)の10コアです。
Snapdragon 835等と比べると性能はやや劣りますが、ハイエンド端末に採用されているCPUです。3Dゲームもサクサク動きます。
LTE対応
4G(LTE)に対応しているので、国内ならドコモ系かau系のMVNO、また、旅行先でもメインデバイスとしてワールドワイドに使えます。
対応バンドは現状FDDがBand1/3、TDDがband38/39/40/41となっており、中華端末らしい仕様ですね。
また、DSDS対応のSIMフリータブレットなので、SIMさえあればWiFi環境を気にせず外出先でも使えますしSIMの切り替えも楽々です。
ゲーミング用タブレットとしても可
グラフィック性能はARMのモバイルGPUコア「Mali-T」シリーズのハイエンドGPU、「Mali-T880」を採用。
ゲーミング用としても充分なパフォーマンスを発揮してくれるはずです。
デザイン良しのポータビリティデバイス
筐体はアルミ合金を仕様し、かなり薄型&軽量に仕上がっていています。
8.4インチサイズながら、重量は356g、厚みは7.8mmとポータビリティに優れています。
余裕たっぷりのメモリ
メモリ、ストレージ共にミドルスペックのスマホと同等かそれ以上の容量なので、容量を気にせず安心して使えますね。
メモリーカードで128GBまで拡張もできますが、クラウド等を使えば充分足りるはずです。
JDI2.5K高精細タッチスクリーン
そしてCube X1のもう一つの魅力が高精細なディスプレイ。
JDI(ジャパンディスプレイ)のディスプレイを採用し、2.5K(解像度:2560×1600)の高精細ディスプレイとなっています。
指紋認証でサクッと起動
また、CUBE X1は指紋認証機能も搭載。
最近はタブレットでも指紋センサー搭載デバイスが増えてきましたが、まだまだ少ない印象。セキュリティ面と利便性がグッと高まります。
記録媒体として充分
カメラ機能は及第点程度。
バックカメラが13.0MP、インカメラが8.0MPです。カメラについてはちょっとした記録用程度にとどめておいたほうが良さそうです。
電子書籍リーダーとしての利便性
読書灯やバッテリーセーバーももちろん搭載。
昨今のスマホやタブレットでは当たり前の機能ですが、省電力やブルーライト軽減はユーザビリティに配慮している証拠ですね。
他社製品との比較
8.4インチディスプレイの端末だと、今回紹介している「Alldocube X1」、「HUAWEI M3」、「Telecast Master T8」、「Chuwi Hi9」、そして同じくHelio X20を搭載した「VOYO I8 Max」などがあります。
少し図が見辛いですが、同価格帯(3万円以下の端末)の中ではスペック並びにコスパが頭一つ抜けています。
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ALLDOCUBEのコスパに優れたハイエンドタブレット
以前レビューした端末も子供専用タブレットとして現役で使ってますが、CUBE(Alldocube)製品は筐体もしっかりしてますし、デザインも普通にカッコいいです。
今回の「CUBE X1」もシックなマットテイストな筐体で、大人な雰囲気を醸し出しています。
インターフェースはトレンドらしく最小限にとどめ、イヤホンジャックもありません。有線ならTYPE-Cからの供給となります。
また、同社のMTKシリーズ搭載のAndroidタブの中では、紛れもなくハイエンド端末です。
タブレットは必要最低限の機能で充分という方にはもしかしたらややオーバースペックかもしれません。スペックを求めたい方はもちろん、外出先でもしっかりタブレットを使いたい方にオススメの端末です。
他メーカーよりはやや割高感はありますが、LTE対応にHelio X20搭載、ac企画にも対応ともなれば、下手なウィンタブより高性能とも言えます。
この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
価格:$259.99(¥28,258)※2018/04/13のレートです
あとがき
タブレットをPCのサブ的にゴリゴリ利用するユーザーは、一部のデザイナーさんぐらいのもので、国内ではアップル製品を使う方がほとんどだと思います。
あるいは、スペックを求めるなら、タブレットといってもウィンタブなどのタブレットPCが選択肢となるはずです。
一般の方がタブレットに求めるものは、ストレスなく「ブラウジングできること」、「電子書籍が読めること」、「VODが見れること」、などではないかと思います。
もっと言えば、「スマホより大きい画面で視聴したい」ぐらいのものですよね。
以前ご紹介した「Cube T10」はまさにそういった使い方ができる15,000円足らずのハイコスパ端末でした。
そもそも、中華タブは2万円前後でミドルスペックが手に入っちゃうのが恐ろしいところ。
しかしながら今回の「Cube X1」はガジェ通も興味をひく端末だったのではないでしょうか。
中華タブレット最高です!
実機レビューは下記よりチェック!
要チェックALLDOCUBE X1(T801)実機レビュー・評価・感想|MTK6797 10コア Helio X20の実力は本物!メイン使いにもおすすめなハイスペタブレット
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